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統合サービスプラットフォームBladeSymphony

uVALUE 実業×IT

Hitachi

2009年

ハイエンドモデル「BS1000」

株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫、以下/日立)が2008年6月に販売を開始した、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」ハイエンドモデルである「BS1000」Virtage*1 Version 3.0搭載モデルが、このたび、日刊工業新聞社の2008年(第51回)「十大新製品賞」を受賞しました。

*1
Virtage (バタージュ): Virtual Stageの造語。仮想化 (Virtualization) を新しいステージ (Stage) に導く製品であることを連想させる日立独自仮想化機構のブランド名

ITシステムはますます複雑化・高度化し、運用管理コストの増加などから、ITインフラの見直しも活発になっています。そんな中、一つの物理サーバを論理的に分割し、あたかも複数台のサーバのように効率的に利用できる仮想化技術は、ITリソースの有効活用や運用性の向上に貢献する技術として期待されています。

日立は、メインフレーム時代から自社開発で培ってきた技術を活かし、2006年8月、業界に先駆け、ハードウェアによる日立独自のサーバ仮想化機構Virtageを開発しました。物理サーバとの高い互換性を実現したVirtageにより、基幹系システムでも使用できる高い性能と信頼性に基づく仮想化環境を提供してきました。
今回受賞したVirtage Version 3.0搭載モデルは、システム全体で仮想化に伴うオーバヘッド*2を最大25%低減しています。これにより、物理サーバと同等の処理性能を実現しました。また、バグや障害、ウィルスなどによる論理サーバをまたがった不正アクセスを防ぐハードウェア機構を追加するなど、セキュリティ面も強化しています。さらに、論理サーバを物理サーバ間で移動させる論理サーバ移動機能も備え、柔軟な運用性を実現しています。

*2
オーバヘッド: データ通信や計算処理の過程で,本来の目的以外に間接的・付加的に必要となる処理とそれにより発生する負荷の大きさのこと

日立は今後も、システム資源の効率的利用を実現する、高性能で信頼性の高い仮想化環境を提供していきます。

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