(1) ログ情報採取の不具合対策 [対象Ver.58-40〜58-50] 共有HBAのログ情報が短時間に大量に採取された場合に、次のような現象が現れる不具合を対策しました。 - SDカード(フラッシュメモリ)故障の誤検出される。 - JP1/SC/BSM、Virtage Navigator 、HvmShから制御(アクセス)できずタイムアウトする。(2) プロセッサキャッピング有効化不具合対策 [対象Ver. : 全Version] LPARのプロセッサキャッピングの設定を有効にしているにも関わらず、HVMを再起動するとキャッピングがかからなくなる不具合を対策しました。 (3) EFIドライバ設定情報の反映方法の変更 [対象Ver. : 全Version] HVM立上げ後、HVMスクリーンでF9キー押下による構成情報保存を行なわずに、HVM Web システムのログインパスワードを変更すると、EFIドライバの設定が消え、HVMを再起動した際に、ゲストOSがブートできなくなる不具合を対策しました。 (4) LPARのリセットに失敗する不具合対策 [対象Ver. : 全Version] HAモニタを使用している構成において、多くのLPARが同時にクラスタ障害を検出した場合、一部のLPARでリセットに失敗する可能性がある不具合を対策しました。 (5) 新設命令(AES命令他)有効化対策(GV◇E55A2-D/E ブレードのみ) [対象Ver.全Version] Intel Xeon プロセッサ5600番台の新設命令(PCLMULQDQ命令、AES命令)が無効となっていた不具合を修正しました。 上記対策により、ゲストアプリケーションのAES暗号処理のパフォーマンスが向上します。これに伴い、 - CPUID値の一部に変更があります。 - LPARマイグレーションが構成上可能なブレード間でも、抑止されるバージョン組み合わせがあります。 詳細については、Virtage Navigatorユーザーズガイド(LPARマイグレーション編)をご参照ください。 |