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ページタイトル

ファームウェア

 
 


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掲載番号:3004013

このファームウェアについて

 
本ページで提供するのは以下のファームウェアです。
ファームウェア更新手順にて具体的な手順及び注意事項を確認の上、
ファイルのダウンロードよりファイルをダウンロードしていただくようお願いします。
 
対象装置 I/OモジュールTYPE3用コンボカード
 形名:GV-CC9IOCOMB/GV-CC9IOCOMBBX/GV-CC9IOCOMBR/GV-CC9IOCOMBRBX
対象OS Linux/Windows
詳細については、「Hitachi Gigabit Fibre Channel アダプタ ユーザーズガイド」を参照して下さい。
Version Version 21-07-60
重要性 2.ファームウェア来歴を参照
影響範囲
ファイル ZIP形式 124,585Bytes
 

ファイルのダウンロード

 
ダウンロードの際には、正規にご購入された国内のお客様のみ、かつ、「お客様へのお願い」「ご使用条件」を良くご理解いただき、「同意いただける」場合のみダウンロードが可能となります。
 
 
ファイル・ダウンロード ダウンロードはこちらから
 

ファームウェアの更新手順

 
ドライバを更新する手順を以下に示します。
 

目次

はじめに
本手順は、I/OモジュールTYPE3用コンボカード(GV-CC9IOCOMB/GV-CC9IOCOMBBX/GV-CC9IOCOMBR/GV-CC9IOCOMBRBX)に対して、ファームウェアの更新を実施する為に提供されています。
お客様ご自身で最新のファームウェア・バージョンに更新することを推奨いたします。

1.対象装置
I/OモジュールTYPE3用コンボカード(GV-CC9IOCOMBxx/GV-CC9IOCOMBRxx)
形名 搭載装置
GV-CC9IOCOMB
GV-CC9IOCOMBBX
GV-CC9IOCOMBR
GV-CC9IOCOMBRBX
BS1000B

2.ファームウェア来歴
このファームウェアは、次の機能拡張とバグ修正を含みます。
バージョン 重要性*1 影響範囲*1 内容
21-07-60 重要 可用性向上
機能追加
(1) 接続装置と直結接続(コネクションタイプ=FC-AL)した環境において、Write系コマンドの高負荷動作時に、リンクダウン/リンクアップが繰り返し報告される可能性のある不具合を修正しました。
(2) NPIV(N_Port ID Virtualization)機能をサポートしたVMwareにおいて、1つの物理FCポートを最大15台の仮想マシン上で共有することを可能としました。システムとして1つの物理FCポートを共有可能な数については「BladeSymphonyシステム設計ガイド VMware編」を参照して下さい。
(3) 複数の仮想マシンで共有しているポートでリンクダウン/リンクアップが発生した場合に、リンクアップしない可能性がある不具合を修正しました。
21-07-53 重要 可用性向上 【SANブート環境のみ】【対象ファームウェアバージョン:200730】
(1) VirtageにてFC共有に設定されている場合に、下記条件が全て成立した時に、別のLPARに割り当てられたメモリ領域へデータをストアする可能性がある不具合を対策しました。
 (a) システムメモリの256MB境界を跨ぐ領域にデータを転送。
 (b) 複数のデータフレームを1回のDMAに纏めてメモリへ転送。
 (c) 最終データフレーム長が端数(4の倍数でない)。
(2) VirtageにてFC共有に設定されている場合に、システムメモリの256MB境界を跨ぐ領域にあるデータを周辺装置に送信する際に、不正なフレーム長のデータフレームを送信する可能性がある。それによってインタフェース障害等が発生する可能性のある不具合を修正しました。
21-07-30 重要 可用性向上 【SANブート環境のみ】【対象ファームウェアバージョン:200720】
ファームウェアバージョン:200720(HBA-BIOS Ver.03.03.02)の「SELECT BOOT DEVICE」画面で
・デバイスが表示されないことがある
・接続デバイスを正しく表示できないことがある
という不具合を修正しました。
21-07-20 重要 可用性向上
保守性向上
(1) SCSI起動を多重動作中に、FC-SWからLRシーケンス(リンクリセットシーケンスと呼ばれ、FCインタフェースで接続された2つのFCポート間で行われている受信バッファ管理の状態を初期状態にする時に送信されるシーケンス)を受信すると、ファームウェアが内部矛盾を誤検知しアダプタマシンチェックが発生する不具合を対策しました。
(2) Read系コマンドの高負荷動作時に、ファームウェアが内部矛盾を誤検知しアダプタマシンチェックが発生する不具合を対策しました。
(3) 2ポートアダプタにて、一方のポートでリンクダウン障害発生時に他方のポートでSCSIタイムアウトまたはインタフェース障害を誤検知する不具合を対策しました。
(4) 【SANブート環境のみ】
   SANブート環境にてHBA-BIOSが動作中にログインやSCSIコマンドが異常終了した時、HBA-BIOSがリトライを行なうように機能を改善しました。
(5) 【SANブート環境のみ】
   FC-SW接続のSANブート環境の場合、FCインタフェース上のデバイス構成情報が最新の状態になるまでの待ち時間としてディレイ時間(LOGINディレイ時間)を設定可能でした。しかし直結接続ではその設定値は無効であり待ち時間を設定する事は出来ませんでした。直結接続の場合でもデバイス構成情報の認識に時間を要する可能性があるため、直結接続でもLOGINディレイ時間に従い待ち時間を挿入するように機能を改善しました。
(6) 【SANブート環境のみ】
   HBA-BIOSが動作中の障害ログ採取機能を強化し、障害発生時の原因究明の効率を向上する対策を行ないました。
(7) 【SANブート環境のみ】
   HBA-BIOSのオプション設定データの妥当性チェック機能を追加し、SANブートパスを認識できなかった原因が設定データの不正であった場合の原因指摘効率を向上しました。また、設定データ不正を修正するためのセットアップメニューを追加しました。
21-06-00 重要 可用性向上
機能追加
(1) 仮想化機能(Virtage)サポートしました。
(2) LTOを接続したアダプタ(ポート)において不当にファームウェア検出のマシンチェックが発生する可能性のある不具合を修正しました。
(3) FCインタフェースのコネクションタイプがFC-ALで接続装置と接続された環境において、相手装置がリンクレベルで無応答となった場合に、不当にファームウェア検出のマシンチェックが発生する可能性のある不具合を修正しました。
(4) リンクダウンが頻発した際に、不当にファームウェア検出のマシンチェックが発生する可能性のある不具合を修正しました。
11-4F-01 注意 保守性向上 アダプタ内部メモリにおいて1ビット障害を検出した時の回復処理の不具合を修正しました。
11-4D-02 必須 可用性向上 (1) 高多重(アダプタ当り512多重)動作時にハードウェア障害が発生する不具合を修正しました。
(2) FCインタフェースからリードしたデータをシステムメモリの4G境界を跨いで格納する時にハードウェア障害が発生する不具合を修正しました。
11-4D-00 必須 データエラー対策 FCインタフェース障害を不当に検出した際に、確保されている以外のメモリアドレスにデータをストアする 可能性のある不具合を修正しました。
11-4A-00 必須 データエラー対策 CPU障害の発生等によりPCIバスが異常に高負荷な状態になった時、データ誤りが稀に発生する可能性のある不具合を修正しました。
11-46-00 重要 保守性向上 アダプタ内部メモリにおいて1ビット障害を検出した時の回復処理の不具合を修正しました。
11-45-00 重要 可用性向上
機能追加
性能改良
(1) リンクの確立に失敗する可能性のある不具合を修正しました。
(2) GV-CC64G2にてFCポートのポート0側でのリンク確立失敗により、FCポートのポート1側のリンク確立も失敗する可能性のある不具合を修正しました。
(3) DMA転送先が細かく分割されたケースでの性能を改善する処理を追加しました。
(4) 256以上のLU番号をサポートしました。
(5) ハードウェア診断(BSTP)で不当に異常を検出する可能性がある不具合を修正しました。
(6) OS起動時に不当に光モジュール障害を検出する可能性のある不具合を修正しました。
(7) FC Class2フレームチェックにより接続不可となっている機器と接続するため、フレームチェックの1項目をチェックしないように修正しました。
11-41-00 必須 可用性向上 (1) FCインタフェースで障害が発生した場合に不当にアダプタのハードウェア障害を報告する可能性のある不具合を修正しました。
(2) LTOデバイスを接続し、高負荷なデータ転送を実行させた場合に、マイクロコードが不当にハードウェア障害を検出する可能性のある不具合を修正しました。
(3) OSがLinux AS4 (EM64T)で、且つメモリが4GB以上搭載されているシステムにおいて、OSブート時に障害が発生し使用不可となる可能性のある不具合を修正しました。
(4) アダプタのハードウェア故障が発生した場合に、アダプタ交換の指摘を行うべきところ、光モジュール交換の指摘を行う可能性のある不具合を修正しました。
(5) HBA-BIOSが認識可能な、HBAの最大FCポート数を16個から32個に拡張しました。
(6) HBA-BIOSセットアップメニューに、ブートフェーズでのエラー採取に関するオプションを追加しました。
(7) HBA-BIOSセットアップメニュー画面でブートフェーズに採取したエラーログを確認可能としました。
11-38-00 注意 機能追加
保守性向上
(1) Pre-Configure機能に対応しました。
(2) アダプタドライバの設定ツールで設定したパラメータ値を無効にしてデフォルト値を使用することをドライバに指示する機能をHBA-BIOSセットアップメニューに追加しました。
(3) 複数段のFCスイッチを経由(カスケード接続)するSANブート環境にて、OSブートに失敗する可能性がある不具合を修正しました。
(4) FCインターフェースのコネクションタイプがFC-ALで、アダプタとデバイスが直結されているSANブート環境にて、OSブートに失敗する可能性がある不具合を修正しました。
(5) ハードウェア診断(BSTP)で不当に異常を検出する可能性がある不具合を修正しました。
11-35-00 新規リリース

*1重要性および影響範囲の定義

3.ファームウェアの更新に関する注意事項
(1)ファームウェアを更新するには、Windows®ではAdministrator権限で、Linuxではroot権限でのログインが必要です。
(2)他のユーティリティ・ソフトやアプリケーションが起動されていないことを確認してください。
(3)ファームウェアのバックアップを事前に実施してください。
(4)ファームウェア更新後、ファームウェアの更新を有効とする為にシステムを再起動してください。
(5)I/Oを共有しているシステムからのアクセスを停止してください。I/Oを他のシステムと共有している場合、再起動により共有しているI/Oへのアクセスが出来なくなることがあります。
(6)ファームウェアを更新中に電源をoffにしないで下さい。

4.ファームウェア更新時間
一般的なファームウェア更新時間は10分です。
但し、更新終了後にファームウェアを有効にする為には、システムの再起動を実行する必要があります。よって作業時間は、上記ファームウェア更新時間に各システムの再起動時間を加えた時間になります。

5.ファームウェア更新後のシステム再起動について
ファームウェア更新後、システムの再起動が必要です。
再起動後にファームウェアの更新が有効になります。

6.ファームウェア・バージョンの確認方法
既に最新バージョンのファームウェアが更新され、適用されている場合があります。以下に現在適用されているファームウェア・バージョンの確認方法を示します。
Windows®の場合
コマンドラインにて"C:\Program Files\Hitachi\drivers\hba\"(ドライブ名"C"がシステムディスクの場合)に移動後"hfcls"と入力して下さい。
"hfcls"がない場合にはユーティリティソフトがインストールされていません。アダプタ添付のCD-ROMからユーティリティソフトをインストール後上記手順を実施して下さい。
表示された項目で"Firmware version"の項目が、ファームウェア・バージョンになります。
Linuxの場合
(1)コマンドラインにて"ls /proc/scsi/hfcldd"と入力することにより、搭載されているアダプタが全て認識されているか確認します。搭載枚数分の数字が表示されます。
(2)コマンドラインにて"cat /proc/scsi/hfcldd/?"と入力することにより確認できます。
表示された項目で"Firmware version"の項目が、ファームウェア・バージョンになります。
"?"には(1)で表示された数字を表します。

7.ファームウェアの更新に使用するファイル
ファームウェアの更新に使用するファイルを以下に示します。

XXXXXXXX.YYYYYY.ZZ

YYYYYYは、ファームウェアのバージョンを表します。

8.ファームウェア更新の準備
Gigabit Fibre Channelアダプタ 2Gbps(GV-CC62G1xx)のファイルのダウンロードからダウンロードし、ファイルを展開して、ファームウェア更新用ファイルを入手してください。

9.ファームウェア更新方法
ファームウェアの更新手順は、「Gigabit Fibre Channel アダプタ ユーザーズ ガイド」をダウンロードしてから参照して下さい。

10.ファームウェア更新後のOSへの反映
更新後のファームウェアを有効にする為に、システムの再起動を行います。

11.ファームウェア・バージョンの確認
Windows®の場合
コマンドラインにて"C:\Program Files\Hitachi\drivers\hba\"(ドライブ名"C"がシステムディスクの場合)に移動後"hfcls"と入力して下さい。
"hfcls"がない場合にはユーティリティソフトがインストールされていません。アダプタ添付のCD-ROMからユーティリティソフトをインストール後上記手順を実施して下さい。
表示された項目で"Firmware version"の項目が、ファームウェア・バージョンになります。
Linuxの場合
(1)コマンドラインにて"ls /proc/scsi/hfcldd"と入力することにより、搭載されているアダプタが全て認識されているか確認します。搭載枚数分の数字が表示されます。
(2)コマンドラインにて"cat /proc/scsi/hfcldd/?"と入力することにより確認できます。
表示された項目で"Firmware version"の項目が、ファームウェア・バージョンになります。
"?"には(1)で表示された数字を表します。


 
 
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