水道の水は川から取り入れているけど、そのままだとよごれていることもあるので飲めないよね。
水をきれいにして、みんなが飲める水をつくっているのが「浄水場」だよ。
どうやって水をきれいにするのか、実際にそのしくみを見てみよう。
川から取り入れたよごれた水をきれいにしよう!
水のにごりが消えてきれいになったけど、これでもまだ味を悪くするカビやにおいのもとは完全にとりきれない場合もあるんだ。
そこで「高度浄水処理」という最新の方法が行われるようになってきているんだ。さっそく、そのしくみを見てみよう。
2つの材料で、水をもっときれいにおいしくしよう!
1.オゾンを使って、においのもとを分解する。
2.活性炭を使って、分解されたにおいのもとを吸収する。
オゾンと活性炭を使って
水をおいしくするしくみ
最後に、「塩素」という薬を入れて消毒して、みんなの家まで届けるんだ。
浄水場から高台の配水池にポンプで送り、そこからみんなの家まで水道管を通して直接送っているよ。
川の水は手間と時間をかけて、やっと安全できれいな飲み水になるんだ。
浄水場の中にはたくさんの技術や工夫があったね。
日立では、浄水場で使われる浄化設備やポンプ、水質検査機器など、さまざまな水道設備をつくって、水を安心して飲めるようにするお手伝いをしているんだ。
浄水場