工場では、大量(たいりょう)にものをつくればいいというわけではなく、みんなが必要(ひつよう)なものを考えてものをつくらなければいけないんだ。今までの工場のしくみを変(か)えていく必要(ひつよう)があるということなんだ。

これからの工場には何が必要(ひつよう)だと思う？

たとえば、ランドセルや文房具(ぶんぼうぐ)を買うとき、自分の好(す)きな形や色のものを選(えら)ぶよね？みんなそれぞれ好(す)きな形や色が違うので、いろいろな人の好(この)みに合わせて、きめ細かく対応(たいおう)できる工場が必要(ひつよう)なんだ。そのほかにも、海外の工場との競争(きょうそう)や得意(とくい)な分野への集中、技術力(ぎじゅつりょく)や開発力の強化のような課題(かだい)があるよ。

安くたくさんつくるより、どれだけ人が欲(ほ)しがっているものをつくれるかが大切。工場の競争力(きょうそうりょく)は組立技術(くみたてぎじゅつ)よりも何をつくるかで決まるようになるよ。「アイデア」がとても重要(じゅうよう)になっているよ。

工場もIT（情報通信技術(じょうほうつうしんぎじゅつ)）の活用が進み、これまで人の知識(ちしき)や知恵(ちえ)に頼(たよ)っていた部分が、コンピュータのプログラムで対応(たいおう)できるようになってきたんだ。これからの工場は、人の知識(ちしき)だけでなく、IT（情報通信技術(じょうほうつうしんぎじゅつ)）の活用が重要(じゅうよう)になってくるんだ。

ものづくりには技術(ぎじゅつ)が必要(ひつよう)だね。生活や好(この)みが変化(へんか)していくことによって、必要(ひつよう)な技術(ぎじゅつ)も変わってくるんだ。これからもどんどん新しい技術(ぎじゅつ)を生み出していくことが重要(じゅうよう)になるんだ。

これからの工場は、変化(へんか)するいろいろな課題(かだい)に対応していくことが必要(ひつよう)になるんだ。みんなの好(この)みに対応(たいおう)したり、効率(こうりつ)よくものをつくったりしないといけないね。みんなの生活を便利(べんり)で快適(かいてき)にしていくために、新しいものづくりを追及(ついきゅう)すること。それが、工場の未来(みらい)をつくっていくんだ。