みんなは「工場」ってどんなところか知っているかな?
家の近所にある部品工場、社会科見学で行ったジュース工場、テレビ番組で見た自動車工場、近代的な設備の半導体工場など、いろいろあるけど、なかなか見る機会がないし、自由に工場の中に入れないので分からない。
工場ってどんなところか考えてみよう!
工場でのものづくりは、よく料理にたとえられるんだ。みんながおうちで食べる料理は、スーパーマーケットなどで肉や野菜を買ってきて、台所で調理するよね。この台所で料理をつくるのと同じようなことが工場で行われているんだ。
工場は、材料や部品を買ってきて、加工したり組み立てたりして、多くの人の役に立つ製品をつくるところなんだ。
工場には、みんながよく知っている製品をつくる工場と、その工場で使う部品や材料をつくる工場、または工場で使う機械や装置をつくる工場などがあるんだ。何をつくるかによって工場はいろいろな種類に分けられるよ。
みんなの周りにも冷蔵庫やエアコン、食べもの、洋服、トイレットペーパーなど、いろいろな製品があるよね。これらは、ほとんどが工場でつくられたもの。つまり、工場はみんなの暮らしをものづくりで支えているんだね。