2022年4月13日
株式会社日立製作所
第51回 日本産業技術大賞 贈賞式の様子
(撮影時のみマスクを外しています)
株式会社日立製作所(以下、日立)の「超高感度振動センサー(MEMS)を用いた漏水検知システムの開発」が、株式会社日刊工業新聞社(以下、日刊工業新聞社)が主催する「第51回 日本産業技術大賞* 文部科学大臣賞」を受賞しました。2022年4月6日に経団連会館で開催された贈賞式に、日立 執行役専務 社会ビジネスユニットCEO 永野 勝也が出席し、文部科学副大臣 田中 英之氏および日刊工業新聞社 代表取締役社長 井水 治博氏から、表彰状と盾が授与されました。
日立が開発した「漏水検知システム」は、熟練者による巡回点検が主となっていた従来の地中の水道管の漏水調査に代わり、超高感度センサーなどを活用した遠隔監視をすることで、漏水の早期発見・補修をサポートするものです。これにより、漏水検知の均質化が可能となり、事故リスクと漏水率の低減、管路の維持管理業務の高度化を図ります。今回、社会インフラや水問題解決に取り組み、日立独自の技術である無線一体型の「超高感度振動センサー(MEMS)」と、地中の水道管の状態を検知する独自アルゴリズムを開発し、「漏水検知システム」として2021年度からサービス開始を実現した事が高く評価され、受賞に至りました。
無線一体型の「超高感度振動センサー(MEMS)」
今後も、日立は、漏水の早期発見・補修をサポート可能な「漏水検知システム」をサービス展開するとともに、関連サービスの強化を推進し、安心・安全かつレジリエントな社会インフラの実現に貢献していきます。
株式会社日立製作所 公共システム営業統括本部
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