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社会インフラ保守プラットフォーム

漏水監視サービス

漏水監視サービス

独自開発の超高感度センサーと独自アルゴリズムを組み合わせ
漏水を高精度に常設監視します。

漏水監視サービスのご紹介

日立の「漏水監視サービス」のご紹介です。日立の漏水監視サービスの特長である自社開発の超高感度振動センサー、漏水だけを見極める独自のアルゴリズム、そしてIoT通信(LPWA通信)によるデータ送信により、管路の常設監視を実現しました。漏水調査の効率化・可視化により、住民への安心・安全・快適なサービス提供に貢献します。

水道事業におけるお客さまの課題

水道管路老朽化、水道局職員の減少が進んでいます。

  • ① 水道管路の経年化率が年々増加し、令和2年に20.6%である*
  • ② 水道事業における職員数が1,980年と比較し36%減少*

水道管路老朽化により漏水多発が予測されますが、水道局職員不足で対応が難しくなることが予想されます。

私たちが提供できる価値

漏水監視センサーを制水弁に設置し、データをプラットフォームに収集・分析することでプラットフォーム上での常設監視を実現します。

[イメージ]従来の漏水調査の「人が音聴棒で調査」の部分の8割程度を漏水監視サービスで業務補完が可能。センサー設置により、作業効率が上昇*
*
当社、試算結果:熟練者による全面漏水調査からセンサー活用により調査個所を絞り込みを行った場合の作業効率の向上度合いを算出

サービス導入による効果

プラットフォームでの状態モニタリングが可能

[イメージ]監視プラットフォーム画面例

監視プラットフォーム画面例

高精度な検知実績

[イメージ]検知率、見逃し率グラフ
*1
一般的なサービス適用エリアでの事例です。検知率、見逃し率は管種、口径、周辺環境等により変動するため、あらゆる設置環境で保証するものではありません。
*2
センサーで「漏水疑いあり」と判定した個所に確定調査を行った結果漏水があった割合
*3
センサーで「漏水疑いなし」と判定した個所に路面音聴調査を行った結果漏水があった割合

漏水監視サービスの概要

独自開発の超高感度振動センサーを用いて、管路の状態を常設監視(定期的に計測・通信)します。
センサー内に実装した独自アルゴリズムにて解析し、漏水監視結果をクラウドに伝送することで遠隔にて管路の漏水発生状態を確認します。
本サービスの導入により、広範囲な常設監視を実現できるため、漏水発生管路の早期検知・早期補修が可能となります。

[イメージ]漏水監視サービスは、漏水監視センサー、LPWA*通信、監視プラットフォームで構成されます
*
LPWA(Low Power Wide Area):省電力広域無線通信技術
平常時
常設監視により漏水エリアを早期発見できます。漏水の早期補修により、漏水量の削減・事故防止が期待できます。
災害時
対象エリアの漏水状況を網羅的に把握でき、迅速な復旧対応が可能となります。

漏水監視サービスの特長

漏水監視センサーとIoT通信を用いて漏水を常設監視

※水道事業体が有する施設を対象に漏水エリアの絞り込みが可能。
※宅内漏水の監視は対象外です。

自社開発の高精度の振動センサー、 アルゴリズムにより高精度で漏水監視

 

漏水監視状態を監視プラットフォーム上で可視化

 
導入メリット
導入メリット
概要
● 点検作業の効率化
● 異常管路検知の早期化
● 漏水量低減による環境負荷低減

センサー規格

[イメージ]センサー規格

区分 項目 内容
外観 サイズ 60 x 170 mm(本体)
重量 約500g
性能 通信 LPWA通信(LTE-M)、Bluetooth®
材質 樹脂(本体)+アルミ(台座)
電源 一次電池
センサー 超高感度振動センサ(自社開発MEMS)
防水 IP68相当、水没対応
固定法 強力マグネットにより、仕切弁上部に固定
使用温度 -30〜70度
設置間隔 最大300m(半径150m内の漏水疑いを判定)*1
動作期間 5年以上
オプション センサー 各種センサー(地震、傾き、水分等)
*1
配管材質は金属管、配管径は300mm以下を想定しています。

よくある質問

導入実績・事例

自治体、漏水調査会社を中心に20件以上の導入実績(2024年3月時点)

 

[リンク]熊本市導入事例

熊本市

独自開発の超高感度振動センサーとアルゴリズムにより、漏水の早期発見・補修をサポート

特集記事

[リンク]日立の人

日立の人

「前例がなければつくればいい」漏水検知センサーでインフラ問題を解決

* 2023年度に漏水監視センサーに名称変更しました

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