ITインフラをゼロトラスト・インターネットベースのアーキテクチャーへシフトし、日立グループ全体で「従業員や事業に安心・安全なIT環境」を実現。
新しい働き方への対応やクラウドサービスの活用によって事業を拡大します。
事業環境やワークスタイルの急激な変化、DX※1・データ利活用の促進などの潮流に対し、クラウドファースト、アセットライトを前提に、パブリッククラウドへの移行拡大や、マルチクラウド対応、エッジデータセンター活用などのクラウド&エッジ戦略を策定しています。
クラウド化の推進と並行して、オンプレミス/クラウドのハイブリッド環境に適したセキュリティ施策の導入を推進しています。
各種ITインフラやアプリケーションをクラウド環境に移行して、自社で保有するIT資産を軽量化します。加えて、先端技術の活用とグローバルスタンダードなアプリケーションの採用を進め、事業ポートフォリオ拡大などの環境変化へ迅速に対応します。
ユーザーが用途に応じて最適なクラウドを選択できるよう、マルチクラウド環境の整備を進めています。各種業務アプリケーションをマルチクラウド環境上で連携させ、ワークフローを構築することで、業務プロセスの標準化/自動化による業務生産性向上に貢献していきます。
また、クラウドファースト、アセットライトの方針を掲げ、IT資産の整備を待たずに、先端技術をいち早く使いこなせるよう、従業員のマインドチェンジを図っていきます。
開発環境・製造現場におけるDXの加速のため、PCやスマートデバイス、IoT※2機器などのエッジとクラウドをシームレスに連携する基盤を提供します。研究・開発、生産・製造などの事業環境からのクラウド利用やセキュアな拠点間通信を実現するため、インターネット上にセキュアな仮想ネットワーク(事業単位毎)を構成するなどのゼロトラストに適応した最適ネットワークを実現します。
また、5G通信の普及やCPS※3の活用、AR※4 /VR※5・視覚化などのリアルタイム処理への対応を見据え、5G環境などのインフラ整備や、レイテンシの少ないエッジデータセンターの活用を検討しています。