TPBrokerでは、Borland社からVisiBrokerを導入し、CORBA機能を提供しています。TPBrokerには以下の特色があります。
さらに、TPBroker Object Transaction Monitor製品をご使用いただくことにより、ビジネスを支える大規模なミッションクリティカルシステムにCORBAを適用していくことができます。
CORBA 2.1をサポートしています。
まず、言語種別で2つの製品に分かれます。C++言語用のTPBroker for C++と、Java言語用のTPBroker for Javaです。それぞれ言語用の製品は、さらに、開発者ライセンス、サーバ実行ライセンス、クライアント実行ライセンスの3つのライセンスを持っています。
開発者ライセンスは、開発者1人当たりのライセンスで、開発者人数分のライセンスが必要になります。サーバ実行ライセンスは、TPBrokerが動作するプロセッサ数に応じたライセンスで、プロセッサ数分のライセンス(追加プロセッサライセンスあり)が必要になります。クライアント実行ライセンスもプロセッサ数ライセンスですが、クライアント機能だけを使用することができます。
TPBrokerを直接使用される開発者。
例えば、TPBrokerのマニュアルを参照して、インタフェースやコマンドを調べて、開発作業をされる担当者の方が該当します。
TPBrokerを間接的に使用される開発者 TPBroker開発者ライセンスを前提とする"製品"を使用してアプリケーションを開発する場合が該当します。この場合、開発者の方はTPBrokerを直接的に使用されていませんが、間接的にTPBroker開発ライセンスを必要とされていることになります。
TPBroker開発者ライセンスは、TPBrokerを使用したアプリケーションの開発から、テストまでを実行できます。実行環境(システム本番環境)では、サーバ実行ライセンスが必要です。開発マシンと実行マシンが同一である場合でも、開発者ライセンスとサーバ実行ライセンスをそれぞれご購入ください。
開発者ライセンスは開発者人数分必要です。マシンを共用してもライセンス数は同じです。
できます。それまでの開発マシンからTPBrokerをアンインストールしてから、新しい開発マシンへTPBrokerをインストールしてください。
同時にはインストールできません。この場合、開発者ライセンスが2つ必要です。それまでの開発マシンからアンインストールして、新しい開発マシンへインストールするような、同時に1台だけインストールしている運用ならできます。
増設したプロセッサ数分のサーバ実行追加プロセッサライセンスを購入ください。プロセッサ数は、マシンの筐体単位でTPBrokerが動作するプロセッサ数でカウントします。
クライアント実行ライセンスを購入ください。
クライアント端末側がサーバから呼び出される場合、つまりクライアント端末上にCORBAオブジェクトを起動する場合は、サーバ実行ライセンスが必要になります。
Cosminexusに同梱されているTPBrokerは、J2EE通信基盤として機能するものであり、CORBAをベースとしたアプリケーション向けのものではありません。CORBAアプリケーション(CORBAサーバ)を開発/実行する場合は、一般版のTPBroker製品が必要です。(詳細は、Cosminexus製品毎にご確認ください)
TPBroker OTM製品には、言語の種別はなく、C++言語、Java言語の両方をご使用いただけます。また、開発者ライセンスはなく、サーバ実行ライセンスとクライアント実行ライセンスがあります。
サーバ実行ライセンスは、TPBroker OTMが動作するプロセッサ数に応じたライセンスで、プロセッサ数分のライセンス(追加プロセッサライセンスがあります)が必要になります。クライアント実行ライセンスは、筐体ライセンスであり、クライアントマシン毎に1ライセンスが必要になります。