帳票ツール EUR:販売管理(顧客管理)システム例
販売管理(顧客管理)システムにおけるEUR適用前の課題と適用後の効果についてご紹介します。
- 市場開拓、販売力強化といった背景により、様々な売上集計表がMD、バイヤー、スタッフ等から求められている。そのため、多種多様な集計表や帳票を作成しなければならない。
- 店舗数や商品数が増え、扱うデータ量も膨大になった。しかし、時間内に集計処理を完了させて、各種集計表を出力したい。
- 集計表や帳票のひな型は、ノンプログラミングで作成できるから、関係部署からの様々なニーズに十分対応できた。
- uCosminexus Grid Processing Serverを利用することでジョブの分散実行が可能になり、集計や分析などの処理に要する時間が大幅に短縮できた。その結果、時間内に集計処理が完了し、各種集計表を出力することができた。また、マシンリソースに余裕ができたため、そのほかの帳票リクエスト(本例では顧客管理で利用する帳票 等)にも応えることができた。
EUR適用後にできることを、詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
- 様々な集計表や帳票のひな型は、ノンプログラミングで作成・修正できます。
- 修正した帳票は差し替えのみ、上位の業務アプリケーションには影響しません。
- 各業務プログラムから帳票サーバへアクセスするときは、EURが用意しているアダプタを経由して各種API(コマンド/Java/COBOL/ActiveX)から帳票出力が指示できます。
- 日別商品別売上表/月別店別売上表/顧客別買上金額一覧表は、“商品クラス”や“店舗クラス”をキーワードに自動的に仕分けしてPDF形式ファイルに出力できます。
バッチジョブの並列実行について
バッチ処理の入力データを分割し、並列処理をすることにより高速化を実現します。
本例のバッチ処理で店舗や商品などを一覧表示する場合は、上位のデータ(エリアや商品部門 等)に着目してデータ分割を行い、各ノードに割り当てることで、バッチ処理の並列化が可能になります。