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Hitachi

帳票ツール EUR:開発環境

新規作成

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

ビジュアルに直接表示

帳票に取り込むデータはビジュアルに直接表示できます。なお、取り込むデータは、データファイル(CSV形式,FIX形式)または各種データベースから抽出したデータになります。

マウス操作で簡単配置

ドラック&ドロップ操作で任意の位置にデータを配置できます。(データとフィールドの関連付けはマッピング操作のみ。)

繰り返し機能で自動レイアウト

表形式の場合、1レコードの定義のみで縦横に自動レイアウトできます。

プロパティで簡単設定

任意の位置にアイテム配置

次のアイテムを任意の位置に配置できます。
文字列、数値、日付(和暦・西暦)、罫線、角丸四角、多角形、網掛、画像、ページ番号、バーコード、部品

スピーディーに位置決め

グリッド間隔、繰り返し間隔、文字間隔にLPIやCPIを利用でき、細かい位置合わせがすぐにできます。
(LPI:Line Per Inch、CPI:Character Per Inch)

プロパティで簡単設定

データの修飾は定義したアイテムのプロパティで設定できます。

文字フォントの自動リサイズ

枠に収まるように自動でレイアウトします。

文字列の書式変換

データの書式に合わせて表示する文字列を変更できます。

集計機能

キー集計、総集計(合計/平均/件数/最大/最小)、ページ集計ができます。

禁則処理に対応

JIS X4051/4052準拠に対応した文章整形が可能です。折り返し時の行頭・行末の空白の削除、英単語のハイフン直前での改行も抑止できるため、より美麗な読みやすい帳票が作成できます。

禁則処理

美しくレイアウト

プロポーショナルフォントやワードラップ、禁則処理で読みやすい帳票を作成できます。
見栄えの点に着目すると、日本語・中国語では、文字幅を等幅(固定ピッチ)にするのが普通ですが、欧文の場合は、"i"と"w"など本来文字幅の違うフォントがあり、固定ピッチでは読みづらくなります。これを読みやすくするために、EURでは、文字幅に合わせて印字するプロポーショナルフォントが利用できます。
また、欧文で行の末尾に収まりきらない単語があるときに、その単語を途中で切らずに、次の行に送って読みやすくするワードラップが利用できます。

美しくレイアウト

さまざまな帳票デザインに対応

伝票形式やリスト形式のレイアウトを持つ帳票や罫線が複雑に交差したり、幾何図形や網掛け、画像データ、バーコード入りなどさまざまな帳票が作成できます。
また、帳票の大きさも業務用途に合わせて、A3/A4/A5/B4/B5の各縦横、連続紙、はがき、レター、リーガル、任意サイズから選択できます。 伝票形式やリスト形式のレイアウトを持つ帳票や罫線が複雑に交差したり、幾何図形や網掛け、画像データ、バーコード入りなどさまざまな帳票が作成できます。
なお、開発環境には、「提案書」、「請求書」、「申込書」、「管理票(人勤/会計/経理/販売 etc.)」、「通知書」、「伝票」、「見積書」、「台帳」など、業務ですぐ使えるサンプル帳票を60種類以上同梱しており、自由にご利用いただけます。

顧客管理で利用するダイレクトメール(DM)
(複数様式・用紙サイズ:ハガキ指定)

顧客管理で利用するダイレクトメール(DM)

販売管理で利用する請求書
(複数様式・用紙サイズ:A4指定)

販売管理で利用する請求書

決算書で利用する
損益計算書・前年及び計画比較表(用紙サイズ:A4指定)

決算書

ダイレクトメールのあて先で利用する
ラベル印刷(用紙サイズ:連続紙)

ダイレクトメールのあて先

勤怠管理で利用する通知
(用紙サイズ:A5指定)

勤怠管理で利用する通知

売上管理で利用する売上実績表
(用紙サイズ:ユーザ定義指定)

売上管理で利用する売上実績表

下敷き機能で作成

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

アイテムの位置決めに画像化したプレプリント用紙を下敷きとして利用できます。

下敷き機能

Word/Excel変換機能で作成

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

既存のMicrosoft® Word/ Microsoft® Excelの文書の罫線が再利用できます。

Word/Excel変換機能

部品化したアイテムで作成

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

部品登録機能

利用頻度の高いアイテム(任意に配置した文字列、データ、およびその属性)を部品に登録できます。登録した部品は、別の帳票に取り込むことができます。

部品化したアイテムで作成

帳票定義情報の編集で作成

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

帳票定義情報ファイルの利用

帳票定義情報(帳票ファイルに定義されている内容)をCSV形式ファイルに変換したものを帳票定義情報ファイル(*.csv)といいます。このファイルを修正することで、アイテムの位置やサイズ、フォントなどを一度に変更することができます。

帳票定義情報ファイルの利用

帳票ファイルを一元管理

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

EURで作成した帳票の雛形を帳票ファイルと呼び、フォームシートファイル(*.fms)形式で一元的に管理します。

Word/Excel変換機能

保守性

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

保守性に優れた帳票

EURで作成した帳票ファイルは、帳票のレイアウト情報、帳票に取り込むデータの位置情報や属性情報などが含まれており、帳票ファイルを呼びだす業務アプリケーション(業務AP)のロジックは含まれません。そのため、業務ロジックの不良が帳票ファイルに波及することはありません。このように、EURで作成した帳票ファイルは保守性に優れ、業務APが帳票ファイルに取り込むデータを準備すれば、簡単に帳票を出力することができます。

保守性に優れた帳票

修正箇所の特定が容易

マウス操作でマッピングデータがアクティブになるため、容易に修正箇所を特定できます。

修正箇所の特定が容易

多言語対応帳票

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

Unicodeやサロゲートペアで表現される拡張文字を使用できます。*1
EURでは、早期からグローバル化に着目して、Unicodeのデータを固定文字や入力データとして扱えるように製品を強化してきました。
第一段階として製品で扱える文字コードを「Microsoft 社Windows コードページ932 文字集合」から「Unicode(UCS-2)」に変更し、最もよく使う、基本的な文字・記号を含む基本多言語面(BMP)が使用できるようにしました。更に次の段階でUTF-16をサポートし、サロゲートペアで表現される拡張文字も使用できるようにしました。これにより、日本語(JIS X 0208を拡張したJIS X 0213:2004)、英語(ISO8859-1、ISO8859-15*2、CP1252)、中国語(GB18030:2000)の文字集合を含む帳票が作成できます。

多言語対応帳票

*1
結合文字列には対応していません。合成済み文字を利用してください。結合文字列の場合は、声調記号などが正しく表示されない場合があります。
*2
UNIX/Linux環境の場合に対応します。

ロケールの切り替えで多言語環境対応

  • EUR Developer対応機能EUR Designer対応機能

OSロケールの切り替えで、日本語メニューから中国語や英語のメューに切り替えることができます。

ロケールの切り替えで多言語環境対応

複数様式GUI

  • EUR Developer対応機能

異なる様式の帳票をデータキーごとに振り分けて、セット化したものを複数様式帳票といい、帳票出力に必要な帳票ファイルとデータと組み合わせて作成します。
複数様式GUIでは、帳票の代表的な組み合わせパターンをマウス操作で選択することで、複数様式帳票に必要な複数様式情報定義ファイル、帳票セット指定ファイル、バッチファイルを自動生成することができます。ウィザードに従ってスムーズに操作できますので、業務に合わせて多様な帳票を効率よくまとめることができます。

帳票の組み合わせパターンをGUIで容易に選択

帳票出力

  • EUR Developer対応機能

帳票自動出力機能を利用すれば、監視フォルダにデータをドラッグ&ドロップするだけで、帳票印刷、PDF出力、Excel出力、スプールデータ生成などが直ちに実行できます。また、スプールデータからの印刷やPDF取り出しも可能です。これらの帳票出力処理がプログラムレスですぐに利用できるので、処理方式も理解しやすく、開発リソースも大幅に抑えられます。

本稼働前の運用テストを効率的に実行・検証