〜電力監視によるピーク時の省電力運用〜
サーバは電力を消費し、また大量の熱を発生させるので、冷やすために空調コストも増加します。そのため、サーバで消費する電力を下げることができれば、IT機器と空調にかかる消費電力、両方を削減することができます。
日立のブレードサーバBladeSymphonyは、CPUのパフォーマンスを制御するパワーキャッピング機能で、消費電力を設定された上限値以下に抑えることができます。他にも、動作周波数や電圧を自動調整する機能、電源モジュール数を最適化する機能、ブレードサーバの電源をON/OFFするスケジュール機能などを活用して、省電力運用が可能です。
また、ネットワーク管理製品 JP1/Cm2に、BladeSymphonyの電力監視機能で扱う情報を定義することにより、各ブレードの消費電力を蓄積して、ビジュアルに表示できます。長期スパンによる評価、複数ブレードの情報を集約したトータルな評価、グラフによる日/週/月単位の傾向分析が可能なので、サーバの稼働、削減計画立案や実行結果の確認、また空調の運転最適化に役立てることができます。