Hitachi Virtual File Platformは、ネットワーク上に設置したSymantec Protection Engineと連携して、ウイルススキャンの実施やスキャン条件の設定、スキャン結果の通知など、ウイルススキャン機能を管理できます。
クライアントがストレージサブシステム内のファイルにアクセスしたり、ストレージサブシステムにファイルを格納したりするときに、当該ファイルのウイルススキャンがSymantec Protection Engineで実施されます。ウイルス感染ファイルを検出すると、ウイルス情報や感染ファイルを操作していたクライアント情報がログに出力され、メールやSNMPトラップで通知することもできます。

1.クライアントがファイルを格納要求します。
2.格納要求されたファイルは、Symantec Protection Engineに転送されます。
3.Symantec Protection Engineで、ウイルス感染したファイルのウイルスを駆除します。
4.スキャン結果と修復ファイルをAnti-Virus Enablerへ返送します。
5.正常なファイルが格納されます。