VOS3/XS:JP1メインフレーム連携:JP1統合コンソール
JP1統合コンソールは、JP1/Integrated Management 3 - Manager *,JP1/Baseの2コンポーネントを分散システム上に配置することによって統合管理を実現します。 
JP1/Console Agent for VOS3は、VOS3のコンソールメッセージをJP1/Integrated Management 3 - Managerで監視するためのVOS3システムとの連携基盤機能を提供します。
- * JP1 Version12では、JP1/Integrated Management 2 - Managerになります。
 
 
特長
- VOS3システムを他システムと共に集中監視・統合管理可能
 
- JP1/Integrated Management 3 - Managerから、VOS3システムを含む企業情報システム全体を集中監視できます。また、VOS3システムを含む各種サーバが混在する企業情報システムを統合管理できます。
 
- 階層構造型メニューで表示可能
 
- JP1/Integrated Management 3 - Managerを使用して、イベントの監視状況を階層構造型メニューで表示できます。そのため、効率的に運用でき、操作性向上を図ることができます。 
 
- VOS3システムをセントラルコンソールより操作可能
 
- JP1/Integrated Management 3 - Managerから,VOS3システムを操作でき、VOS3システム操作の省力化を図ることができます。
 
- イベントによるVOS3システムの自動操作が可能
 
- オープンシステム及びVOS3のイベントを契機にVOS3システムの操作を行うことや、VOS3システムのイベントを契機にオープンシステムの操作を行うことが可能になり、イベントに対する処理を自動化することができます。
 
 
 
機能概要
- VOS3コンソールメッセージの監視機能
 
- VOS3のコンソールメッセージを、VOS3のコンソール統合製品(AOMPLUSCIF、POCF*1、RCUCIF*2、CSCCIF*2)から取得して、JP1/Integrated Management 3 - Manager  にイベントとして通知する機能を提供します。
*1 POCFはVOS3/XS(AP10000シリーズ)のみの対応です。
*2 RCUCIFおよびCSCCIFはVOS3/XS(AP10000シリーズ)は非対応です。
 
- VOS3コンソールメッセージ選択機能(監視対象イベントの選択)
 
- VOS3のコンソールメッセージの属性(メッセージIDや出力ジョブ名)を組み合わせて、監視対象のメッセージを選択する機能を提供します。 
 
- イベントカスタマイズ機能(通知メッセージのカスタマイズ) 
 
- VOS3のコンソールメッセージならびにシステム事象をJP1統合コンソール上に通知する際の、通知メッセージをカスタマイズする機能を提供します。 
 
- JP1統合コンソールからのVOS3システムの操作
 
- JP1/Integrated Management 3 - Managerから、次の表に示すVOS3システムの操作を行う機能を提供します。
 
 
JP1統合コンソールから制御可能なVOS3システム操作
適用業務
| 分類 | 
操作可能な内容 | 
| VOS3操作 | 
VOS3のオペレータコマンド全般 | 
| CPU状態監視/操作 | 
システムのIPL/RESET*1
LPARのActivate/Deactivate*1
システム停止警報のリセット*2 | 
| ハードウェア状態監視運転・構成制御 | 
電源制御*1
構成切り替え制御*2 | 
- *1 AP10000シリーズの場合次の製品が必要です。
 プロセッサ操作・監視機能(POCF)
 プロセッサ操作・監視機能 JP1/Console Agent for VOS3 連携オプション
 
- *2 AP10000シリーズではサポートしておりません。
 
- 自動アクション機能(イベントに対する処理の自動化)
 
- VOS3システム及びオープンシステムからの定型/障害イベントを契機に、自動的にVOS3システムの操作を行う機能を提供します。また、VOS3システムのイベントを契機に、オープンシステムの操作を行う機能も提供します。
 
- JP1/Automatic Job Management System 3連携機能 
 
- JP1/Automatic Job Management System 3からのVOS3操作を可能とする機能を提供します。