情報ライフラインとして永続的に利用されるミッションクリティカルなシステムを支え、IT投資効果を最大限に引き出し、お客さまの信用を守るためのサポートサービスとして、「EP8000サポートサービス」は次のような特長があります。
お客さまからご提供いただいた情報を元に、お客さまシステム構成情報(USP*1)を作成し、お客さまと共有することで、お客さまシステムを正確に把握します。
緊急障害専用窓口では、トラブルシュート専門チームが対応し、USPを活用して的確に復旧を支援します。さらに、後方支援チームでは、製品技術者を召集し、原因究明と対策の提供のために24時間体制で取り組みます。
「EP8000サポートサービス」では、豊富なサポート情報と質の高い迅速なサービスによる万全の体制で、お客さまをバックアップします。
ハードウェア/OSのサービスの窓口は1つです。お客さまはハードウェア/OSの区別を意識することなく、お問い合わせいただけます。
予防保守を目的としたサービスオプション、迅速な復旧と問題の解決支援を目的としたサービスオプション、サービス提供時間を延長するオプションなど、お客さまのシステムの目的に沿ったサポートサービスのオプションメニューを自由に選択いただけます。お客さまは、運用するシステムに最適なサービスをご利用いただけます。
「EP8000サポートサービス」のサービス商品は、「標準時間帯用商品」と「週7日24時間用商品」の2系統を設定しています。対応時間帯を除き、サービス内容は同一です。
主なサービス商品とサービス内容について、ご紹介します。
サポートサービスとして必要な、基本的なメニューを提供するサービス商品です。
お客さまの日々のメンテナンス業務を軽減するため、製品仕様や使用方法、より高度な使い方などの一般的なお問い合わせに回答する「Q&A対応サービス」、お客さまのシステムで問題が発生した場合に問題の解決を支援する「問題解決支援サービス」、予防保守に役立つ情報やパッチを提供する「予防保守サービス」で構成されます。
お客さまのシステムに必要なメニューを厳選し、すべてのサービスメニューの基盤として提供するサービス商品です。
「ベーシックサポートサービスA」のサービスメニューを拡張、強化するオプションメニューを多数用意しています。
お客さまのシステムの要件にあわせ、選択いただけます。
特別体制配備オプション
「問題解決支援サービス」を拡張、強化するオプションメニューです。
一般窓口、通常のサポート体制に加え、緊急障害窓口と特別サポートチームを編成します。特別サポートチームは、各製品の専門技術者で構成し、オペレーティングシステムに関してはAIX認定技術者が担当します。
緊急障害窓口と特別サポートチームは、あらかじめお客さまのご協力により、作成したUSPに基づいて、迅速かつ的確な復旧と対策を支援します。万一のシステム障害に万全に備えることで、ミッションクリティカルなシステムを安心して運用できます。
基幹業務や社会的インフラを担う、極めて重要性の高いお客さまのシステムを想定したサービスです。
予防保守環境ヘルスチェックオプション
「予防保守サービス」を拡張、強化するオプションメニューです。
日立の専門技術者がお客さまにお伺いしてハードウェアの環境診断を実施するほか、オペレーティングシステムの設定などの情報を採取し、その情報を製品技術者が詳細に解析、診断して、結果をお客さまに報告します。未然に問題を回避することにより、ミッションクリティカルなシステムの本番稼働を安心して迎えられます。
情報ライフラインとして複雑化を増すお客さまのシステムを安定して運用するサービスです。
OSバージョン固定保守オプション
オープンシステムのオペレーティングシステムのサポート期間を延長することで、お客さまのシステムの運用期間を長期化できるオプションメニューです。
1バージョンのオペレーティングシステムでハードウェアのサービス期限である10年*2を最長として、サポートを受けながらシステム運用を継続できます。これにより、オペレーティングシステムのサポート提供期限切れによるバージョンアップ作業と、それに伴うシステムの再構築を経営戦略に基づいて、計画的に実施できるようになります。
基幹データベースシステムなど、長期にわたり安定して運用することが必要なシステムを想定したサービスです。