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2005年6月21日

日立グループのCSR活動について

「日立グループCSR活動取り組み方針」の策定、
「日立グループCSR報告書2005」の発行

 

  日立グループは、お客様と社会、株主・投資家、調達先、社員をはじめとする日立を取り巻く多様なステークホルダーの皆さまの声により意欲的に応え、さらに日立グループの理念や活動を伝え、皆さまと意識を共有していくため、「日立グループCSR活動取り組み方針」を策定しました。また、日立グループのCSR(Corporate Social Responsibility)の考え方や取り組みを、より多くの皆さまにご理解いただくため、その活動内容やその進捗状況をまとめた「日立グループCSR報告書2005」を本日、発行します。

  近年、企業の社会的責任に対する関心が高まっており、経営の重要課題の一つになっています。CSRは、企業が利潤を追求することに加え、社会の一員としてあらゆるステークホルダーを視野に置き、環境をはじめ、倫理・順法、人権、地域との共生、社員の満足度の向上など、社会的責任を果たしながら、公正・透明な事業活動を持続するということにその本質があります。

  日立グループでは、1910年の創業以来、「優れた自主技術・製品を通じて社会に貢献する」を基本理念とし、豊かな社会作りに貢献してきました。日立グループでは、「CSR」とはこれまで積み重ねてきた活動の延長線上にあるものであると考えており、創業時から培ってきた技術力、総合力、「和」「誠」「開拓者精神」に代表される日立精神を通じて、例えば、人々の生活を豊かにする画期的な提案や高度な技術開発などさまざまな課題に挑み、社会の要請に答えていくことこそ、企業が率先して担うべき役割であると考えています。

  この普遍的な日立の企業精神を土台とし、さらに、今日の社会の期待に応えるため、日立グループの共通の方針として、「日立グループCSR活動取り組み方針」を策定しました。本方針は、日立グループが果たすべき責任を、法的、倫理的、経済的、社会貢献の側面から8つの項目にまとめたもので、企業存続のベースとなる経済、社会、環境保全における活動のバランスを取りながら、それぞれの内容をより明確に示しています。日立グループでは、この取り組み方針に沿って、グループ会社それぞれの個性を生かしながら、CSRという側面からもシナジー効果を上げていくことをめざします。

  また、今年度から、日立グループのCSRに対する取り組みについて、皆さまにご理解をいただき、意識をさらに共有していくため、1998年から発行してきた「環境経営報告書」を、「日立グループCSR報告書」に改め、内容を刷新しました。今年度発行する「日立グループCSR報告書2005」は、コーポレートステートメントである「Inspire the Next」を基本コンセプトに、次代を拓いていくための理念や活動を3部構成でまとめました。第1部では、CSRの全体像とガバナンスについてまとめており、その中の「HITACHI CSR Activities」では、よりよい社会をめざした日立グループの活動事例を掲載しました。第2部、第3部では、これまでと同様、前年度の日立グループのさまざまな社会的責任活動、環境活動を報告しています。なお、本報告書については、順次、英語版、中国語版を、発行する予定です。

  日立グループでは、グループ一丸となってそれぞれの分野でCSRを実践し、社会に貢献してまいります。

 

関連情報

 
 
 

CSR活動に関する照会先

株式会社 日立製作所 コーポレート・コミュニケーション本部 CSR推進部 [担当:浜岡]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
TEL : 03-4564-9626 (直通)

 

環境活動に関する照会先

株式会社日立製作所 環境本部 [担当:佐藤]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-3218 (直通)

 
日立グループは、チームマイナス6%に参加しています。
 
日立グループは、チームマイナス6%に参加しています。
 
 

以上

 
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