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Japan Diamond Softball LEAGUE:第14節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2025 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2025 第14節予備節(東地区)
リーグ戦最終戦勝利!!通算成績19勝9敗1分 東地区4位でレギュラーシーズン終了!

 11月1日、群馬県高崎市/宇津木スタジアムにて予備節が行われた。第14節2日目の順延試合として行われたNECプラットフォームズ戦は、2回に北原のリーグ戦初打点となる先制タイムリーと藤森の2点タイムリーで3点を先制すると、3回には4試合連続となる山内の第7号ホームラン、5回には笠原のタイムリーツーベース、6回には渡部のリーグ戦初ホームランなどで追加点を挙げ計7得点。投げては先発の長谷川が2点を失うも、リリーフした坂本-後藤のリレーで追加点を与えず7ー2で快勝。長谷川は8勝目を挙げ、チームは通算成績を19勝9敗1分とし東地区4位でレギュラーシーズン全日程を終えた。
 続くポストシーズンのプレーオフは11月8日〜9日に愛知県名古屋市/パロマ瑞穂野球場で行われ、日立の初戦はファーストステージにて西地区3位の伊予銀行との対戦となる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(レギュラーシーズン最終順位)

[チーム戦績]レギュラーシーズン最終順位

プレーオフ組合せ

[プレーオフ組合せ]

対 NECプラットフォームズ戦(11月1日 通算成績:19勝9敗1分)

北原、リーグ戦初打点先制タイムリー!山内、4試合連続第7号!渡部、リーグ戦初アーチ!
レギュラーシーズン最終戦を快勝!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
NECプラットフォームズ 0 0 1 1 0 0 0 2
日立 0 3 1 0 1 2 x 7
  • 【バッテリー】☆長谷川(4回:8勝2敗),坂本(2回2/3),後藤(1/3)−山内、ムリポラ、女鹿田
  • 【本塁打】山内(3回:7号),渡部(6回:1号)
  • 【二塁打】笠原(5回)
  • 【盗塁】杉本(1回,5回),杉浦(3回)

試合レポート

第14節2日目が雨天順延により予備節開催となったレギュラーシーズン最終戦は、東地区6位のNECプラットフォームズとの対戦。この試合を確実に勝利し、ポストシーズンに向け勢いをつけておきたい日立の先発長谷川は、初回表に一死から死球のランナーを出すも、テンポ良い投球で後続を打ち取るまずまずの立ち上がり。2回表には、ヒットと送りバントで一死二塁の先制のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続打者を連続三振に仕留め無失点で切り抜ける。

初回から攻め立てたい日立の攻撃は、二死から杉本がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めて二死二塁の先制点のチャンスを作ると、ここまで3試合連続ホームランを放っている4番山内に期待がかかるが、ここは見逃し三振に倒れ、先制点とはならず。

しかし2回裏、先頭の笠原がセンター前ヒットで出塁すると、ムリポラの大きなライトフライでタッチアップし二塁へと進塁。続く堀口はライト前ヒットを放ち、送球の間に二塁まで進んで一死二、三塁と大きくチャンスを拡げると、ここで北原がリーグ戦初打点を挙げるレフト前タイムリーを放ち笠原が先制のホームイン!更に北原は盗塁を決め、唐牛が四球を選び一死満塁とすると、続く藤森は詰まりながらもセンター前に運ぶ2点タイムリーを放ち、堀口、北原が相次いで生還。三塁を狙った唐牛はアウトになり二死一塁となるも、藤森に続き保谷もセンター前ヒットを放って二死一、三塁と更なる追加点のチャンスを作るが、杉本はショートライナーに打ち取られ追加点とはならず。3-0と3点リードで試合は中盤戦へ。

3点のリードを貰った長谷川は3回表、一死から相手1番打者に左中間へのホームランを許し1点を献上すると、次打者に死球を与え出塁を許すが、山内が盗塁を阻止するなど後続を抑え最少失点で切り抜ける。2点差に追い上げられたその裏の日立の攻撃は、バッテリーを組む長谷川が打たれたお返しとばかりに、すぐさま先頭の山内が4試合連続となるレフトオーバーの第7号ホームランを放ち再び3点差とする。

4回表、長谷川は一死から3連打を許し一死満塁のピンチを背負うと、次打者にもレフト前ヒットを許し1点を奪われてしまう。なおも一死満塁のピンチが続くが、杉本の好プレーもありセカンドゴロ併殺打に仕留めて最少失点で切り抜け、5回表からは坂本ームリポラに交代。その坂本はヒットのランナーに盗塁を許し二死二塁のピンチを招くも、次打者をピシャリと空振り三振に仕留め、無失点で切り抜ける。

追加点の欲しい日立の攻撃は、4回裏こそ三者凡退に倒れるも、5回裏には一死から杉本が死球で出塁し、すかさず盗塁を決めて一死二塁のチャンスを作ると、続く笠原がレフトオーバーのエンタイトルツーベースを放ち杉本がホームイン!続くムリポラのピッチャー強襲の内野安打と、代打に起用した小島の四球で二死満塁の場面、残り3打点でリーグ通算150打点となる森山が代打に起用されるが、一伸び足りずライトフライに打ち取られ追加点とはならず。

3点のリードを奪うもまだ攻撃の手は緩めず、6回裏には先頭の唐牛がピッチャー強襲ヒットで出塁。続く藤森が放ったレフトフェンス際への打球は相手外野手のグラブを弾いてフェンス越えとなったが、相手外野手が捕球した際にタッチアップ出来るよう戻りかけた一塁ランナーの唐牛をバッターランナーの藤森が追い抜いてしまい、その時点で藤森はアウトになり記録上はシングルヒットとなるも、唐牛はそのままホームインが認められ6点目を追加。二死後、代打に起用された渡部が放ったライトへの打球は、自身リーグ戦初となる超特大のホームランとなりダメ押しとも言える7点目を挙げる。試合は7-2と5点のリードで最終回へ。

リリーフの坂本は6回表も三者凡退に抑え込み、7回表にも2者連続三振を奪う圧巻の投球を魅せると、最後は後藤-女鹿田のバッテリーに交代。その後藤は最後のバッターを1球で内野ゴロに仕留めゲームセット。この試合、7ー2の快勝で先発の長谷川は8勝目を挙げ、チームは通算成績を19勝9敗1分、東地区4位でレギュラーシーズン全日程を終えた。最終戦に快勝しポストシーズンへの弾みを付けたが、悲願のJDリーグ初制覇に向け負けられない一発勝負が続く。ここからサンディーバの下剋上を魅せるべく、投手陣を中心とした固い守りと勢いに乗せると手が付けられない打線を武器に、先ずはプレーオフを制しダイヤモンドシリーズ進出を決めて貰いたい。

[撮影]古園 敏幸
北原、リーグ戦初打点は先制タイムリー!!

[撮影]古園 敏幸
藤森、2点タイムリーで追加点を挙げる!!

[撮影]長谷川 拓也
山内、4試合連続の第7号弾を放つ!!

[撮影]古園 敏幸
笠原、タイムリーツーベースで追加点!!

[撮影]大木 浩
渡部、超特大のリーグ戦初ホームラン!

[撮影]古園 敏幸
坂本、2回2/3を6奪三振の圧巻の好投!!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸