「ADWORLD」シリーズを総合的に運用し、スムーズな介護保険関連業務を実現
蔵王町の介護保険事務の特長は、賦課収納業務を保健福祉課ではなく町民税務課で行っていることです。町民税務課は住民票・戸籍・印鑑登録・健康保険・税金などに関する業務を一括して行っており、介護保険料も含めた収納窓口もここに一本化されているため、住民負担の軽減と利便性の高いサービスを実現しています。
「多様化、複雑化する町民ニーズや行政課題に対応するため、各課が個別に業務を行うだけでなく、必要に応じて事務連携しながら取り組んでいます。保健福祉課において必要な住民情報も介護保険システムで見ることができ、一つの端末上で事務を進められるので非常に便利ですね」と語るのは、同課課長補佐の佐藤 長也氏です。これは各種税・料金の調定情報を一括管理できるADWORLD 汎用(はんよう)収納システムとADWORLDのシステム連携機能によって実現されており、町役場全体の円滑な事務処理とデータ正確性の確保に役立っています。