Hyper-Vとは、Microsoft Windows Server 2008の一部として提供されるハイパーバイザーベースのサーバ仮想化機能です。Hyper-V により、IT コストを削減し、サーバー使用率を向上させ、さらに動的なIT インフラストラクチャを実現することができます。
HA8000シリーズ、BladeSymphonyでは、2008年5月よりWindows Server 2008プレインストールモデルを販売しておりますが、添付されているサーバインストールDVD/プレインストールのHyper-V機能は、2008年11月まではベータ版、2008年12月からは正式版にて提供しております。
対象となるサーバインストールDVDのバージョン
- (Hyper-V正式版)サーバインストールDVD Ver2.0以降
- (Hyper-Vベータ版)サーバインストールDVD Ver1.0
「Microsoft Windows Server Hyper-V」の詳細情報および正式版ダウンロードは、以下のマイクロソフト株式会社のホームページをご参照ください。
HA8000シリーズ、BladeSymphonyで、Windows Server 2008対応済みモデル。
または、Hyper-V 動作確認状況をご覧ください。
HA8000シリーズ Hyper-V環境時の必須Hotfixについて
HA8000シリーズでHyper-V 環境をセットアップ後にMicrosoft社より提供される以下のHotfixを必ず適用してください。
JP1/ServerConductor/Agent,AdvancedAgentについて
管理OSにインストールしてご使用ください。ゲストOSでは、ご使用になれません。
なお、サポートする管理OSは、Windows Server 2008 x64のみとなります。
BladeSymphonyシリーズ用JP1/ServerConductor/AdvancedAgentについて
管理OSにインストールしてご使用ください。ゲストOSでは、ご使用になれません。
なお、サポートする管理OSは、Windows Server 2008 x64のみとなります。
JP1/ServerConductor/Blade Server Manager、Blade Server Manager Plusについて
Hyper-V 機能をご使用の場合、JP1/ServerConductor/Blade Server
Manager「08-65以降」をインストールしてご使用ください。
【インストール先】 管理OS上およびゲストOS上の両方ともインストール可能
【管理対象】 管理OSおよびゲストOSの両方とも管理可能
HA8000シリーズ用LogMonitor(ハードウェア保守エージェント)関連ついて
Hyper-V 機能をご使用の場合、LogMonitor(ハードウェア保守エージェント:V02-30)を管理OS上にインストールしてご使用下さい。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。
製品添付のハードウェア保守エージェントが「V02-30」ではない場合は、最新版をHA8000のWebサイトのドライバダウンロードから入手できます。
Hitachi HWMonitor Service、Hitachi SEL Managerについても管理OS上にインストールしてご使用下さい。ゲストOSへのインストールは未サポートです。
BladeSymphony用LogMonitor(ハードウェア保守エージェント)について
Hyper-V 機能をご使用の場合、LogMonitor(ハードウェア保守エージェント:V07-03以降)を管理OS上にインストールしてご使用下さい。
ゲストOSへのインストールは未サポートとなります。
こちらより最新版を入手できます。詳細は、BladeSymphony(BladeSymphonyのWebサイトへ)
HA8000シリーズ用RAID管理ユーティリティ(MegaRAID Storage Manager)について
製品添付のMegaRAID Storage Manager(以下Verを参照)を管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。
こちらより最新版を入手できます。詳細は、HA8000シリーズ(HA8000シリーズのWebサイトへ)
BladeSymphony用RAID管理ユーティリティ(MegaRAID Storage Manager)について
製品添付のMegaRAID Storage Manager(以下Verを参照)を管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。
こちらより最新版を入手できます。詳細は、BladeSymphony(BladeSymphonyのWebサイトへ)
BladeSymphony/HA8000シリーズ用RAID管理ユーティリティ(Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigator)について
Hyper-V 機能をご使用の場合、Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigatorを管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。
BladeSymphony用Fibre ChannelボードおよびコンボボードのHyper-V 用ドライバについて
以下のFibre ChannelボードのHyper-V用ドライバは4.1.4.390以降でサポートします。
- BS320用Fibre Channel拡張カード GG-CC9MZFC1 / GG-CC9MZFC1EX
- BS1000用4Gbps Fibre Channelボード GV-CC64G2 / GV-CC64G2EX / GV-CC64G2BX / GV-CC64G1 / GV-CC64G1EX / GV-CC64G1BX
- BS1000用2Gbps Fibre Channelボード GV-CC62G1 / GV-CC62G1EX / GV-CC62G1BX
- BS1000用コンボボード GV-CC9IOCOMB / GV-CC9IOCOMBBX / GV-CC9IOCOMBR / GV-CC9IOCOMBRBX GV-CC9FCCMB1 /
GV-CC9FCCMB1BX / GV-CC9FCCMB1R / GV-CC9FCCMB1RBX
こちらからドライバをダウンロードしてご使用ください。詳細は、BladeSymphony(BladeSymphonyのWebサイトへ)
流通ソフトウェアの利用について
Hyper-V 環境で使用する上での注意事項がある場合があります。
使用前に各ソフトウェアの開発元にご確認ください。
Intel® LAN拡張機能ユーティリティについて
管理OS含めたIntel® PROSetを使用したLAN拡張機能の使用は、未サポートです。
エントリークラスディスクアレイ装置 BR20
2009/03/31よりサポートを開始しました。なお、Hyper-V サポート条件につきましては、Windows Server 2008のサポート条件と同じです。
詳細につきましては、こちらを参照してください。
HA8000シリーズ用UPS管理ソフトPowerChute Business Edition/PowerChute Network Shutdownについて
- PowerChute Business Editionについて
- 管理OS含め、未サポートです。
- PowerChute Network Shutdownについて
- サポートを開始しました。Enterprise Edition を管理OS上にインストールしてご使用ください。
HA8000シリーズ用UPS管理ソフトPower Monitor Hについて
未サポートです。
BladeSymphony/HA8000シリーズ用UPS管理ソフトPower Monitor H for Networkについて
サポート開始いたしました。Hyper-V 対応版PowerMonitor H for Networkを管理OS上にインストールしてご使用ください。
バックアップの対応について
- テープ装置について
- ゲストOS上から直接テープ装置にバックアップを取得することは出来ません。
JP1/VERITAS Backup Exec12.5/2012について
- 管理OS,ゲストOS共に対応。
- 「JP1/VERITAS Backup Exec 12.5/2012 for Windows Servers Agent for Microsoft Virtual Servers」を適用することで、管理OSのバックアップに加えゲストOSのイメージバックアップ(VHDファイル)/リストアが可能です。また、構成によってはイメージバックアップからファイル単位のリストアも可能となります。
- * ゲストOSをバックアップサーバには出来ません。
- * 構成によってサポート範囲が異なります。
JP1/VERITAS NetBackup 6.5/7.5について
- * ゲストOSは、Standard Client Optionのみサポートします。
- * ゲストOSをバックアップサーバには出来ません。
- * 管理OSは、Standard Client Option及びJP1/VERITAS NetBackup 6.5 Enterprise
Server版環境のメディアサーバをサポートします。
- * 管理OSのバックアップ対象データはユーザデータのみです。
- * 管理OSからゲストOSのバックアップを行なう場合は,Hyper-Vの機能でゲストOSをExportしたファイルのバックアップのみ可能です。
CA ARCserve Backup r12 for Windowsについて
CA ARCserve Backup r12 SP1 (Build 5582) にてサポート。
(1)Hyper-V のゲストOSにClient Agentをインストールし、リモートバックアップサーバからユーザデータをバックアップする。
<ゲストOSにインストール可能なARCserve製品>
- CA ARCserve Backup r12 Client Agent for Windows (RT-1242C-2P94)
- CA ARCserve Backup r12 for Windows Agent for Open Files (RT-1242C-1G94)
- * 対象データはユーザデータのみです。
- * システム全体のバックアップを行う場合は(2)の方法を検討願います。
- * 本構成は、CA ARCserve Backup r12 SP1にて対応しています。最新のSPの適用をお願いいたします。
(2)Hyper-V の管理OSに、CA ARCserve Backup r12をインストールし、保存状態をバックアップする
- * Hyper-V の保存状態を、VSS機能を用いてバックアップします。
<管理OSにインストールするARCserve製品>
- CA ARCserve Backup r12 for Windows (RT-1242C-1194)
<ライセンスが必要となるARCserve製品>
- CA ARCserve Backup r12 for Windows Agent for Open Files (RT-1242C-1G94)
- * CA ARCsevre Backup Microsoft Volume Shadow Copy Service のライセンスは、CA ARCserve Backup r12 for Windows Agent for Open Files に含まれております。
- * ゲストOSが起動中のスナップショット機能は、評価中のため、未サポートとなっております。(2008年12月現在)
日立オープンミドルウェアの対応について
日立オープンミドルウェアのWindows Server 2008対応状況についてはお問い合わせください。