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Hitachi

日立の「非接触型指静脈認証システム」が第38回市村産業賞(功績賞)を受賞

2006年4月28日

日立製作所(執行役社長:古川 一夫、以下/日立)は、このたび、「指静脈認証技術の先駆的研究開発と実用化」について、第38回市村産業賞(功績賞)を受賞しました。

市村産業賞は、財団法人新技術開発財団の設立者である市村清氏の紺綬褒章受賞(昭和38年)を記念し創設されたもので、優れた国産技術を開発し、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに贈呈されるものです。

指静脈認証技術は、日立が開発した生体認証技術で、指の静脈パターンを用いて個人認証する技術です。指静脈は体内にある情報であり、成りすましや偽造が極めて困難です。また、指に光を透過させて、静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かい静脈まで取得が可能で、高い認証精度を持ちます。また、装置もコンパクトで、ATMの本人認証、PCログオンや入退室管理の他にも自動車などさまざまな分野への応用が期待されています。

日立は、今後も、安心・安全・快適なユビキタス情報社会の実現に向けて、高度な技術開発力と多様な事業ノウハウで、さまざまな市場ニーズに応えられるソリューションを創造していきます。

以上