リスク分析や現場の特性を考慮した多層防御、
インシデント検知などの対策を支援し、
工場の操業遅延・停止を招く脅威から守ります。
工場現場はOA環境と異なる特色を持っています。たとえば、セキュリティソフトの導入やパッチの適用においては、機器の特性やネットワーク設計の影響で対応が難しいことや、工場現場にはIT専任の担当者がいないことなどが挙げられます。
こういった課題をお持ちのお客さまに向けて、実態に即したセキュリティ対策をご提案します。
ご提案するセキュリティ対策は以下の流れで検討していきます。
多くの企業が工場現場の実態把握に課題を感じています。
日立はこういった課題を解決するため、コンサルティングサービスを提供しています。お客さまの望むセキュリティレベルに引き上げるため、工場の操業・事業継続などの観点にサイバーBCPの視点を取り入れて、リスク分析を実施します。日立の社内工場のノウハウとIEC 62443などの国際標準規格を活用しながら、お客さまのセキュリティ対策計画を立案します。
担当するコンサルタントは、制御システムセキュリティ規格の国際標準化活動をはじめとした対外活動への参画、社内外のコンサル業務などの経験を有するため、質の高いサービスを提供できます。
工場向けコンサルティングの流れ
工場現場においては、現場の運用を考慮しつつ、ネットワーク設計を行い、設計に基づいたセキュリティ対策が重要になります。日立では、社内外のさまざまな工場で得た知見を基に、制御用侵入検知システムを導入するなどのITシステムでの対策だけでなく、物理セキュリティ対策や運用ルールなどを策定することでセキュリティ向上をめざします。
多層防御の実装イメージ
インシデント発生時の対応では、検知から対処まで迅速かつ確実に行うことが重要です。
日立では、工場の運用に即した対策を実施することで、セキュリティ対応の気付きを提供します。
これにより、インシデント発生時の検知、資産管理情報の取得、脅威分析の高度化を可能にします。
現場におけるインシデント対応フロー
本ページに記載の仕様は、製品の改良などにより予告なく変更することがあります。