OCRスキャナHT-4165は、高速カラーコンタクトイメージセンサーの採用や、帳票搬送と画像生成の高速化により、最高速クラスの帳票読み取りを実現。
帳票入力に伴う作業負担を軽減する各種機能を強化した、より使いやすい製品です。
高速カラーコンタクトイメージセンサーの採用、帳票搬送や画像生成処理の高速化により、帳票の読み取り速度を向上しました。
A4横300dpiフルカラー画像の読み取り速度
読み取り可能な用紙サイズが52×74mm〜305×458mmに拡大しました。
従来機ではオプション機構が必要であった幅74mm以下の帳票に標準で対応し、長さもA3サイズ420mmより長い458mm(18インチ)まで対応可能です。
また、ノーカーボンB紙に標準で対応しました。
手差し機能は、用紙を一枚に捌く力をOFFにする機能で、用紙への負担が少なくなります。
薄く破けやすい紙、脆い紙、張り合わせや折り目のある紙等を、1枚ずつ確実に読み取ることができます。
付箋紙の付いた紙や破損した用紙も保護用のクリアシートを利用して読み取ることが可能です。
超音波式の重送検出センサを標準搭載しました。これにより、記入の影響による誤検出がなくなり、紙の厚さの事前設定も不要になりました。
また、帳票サイズ混在時の重送検出強化として標準では1個の超音波センサーをオプションで5個並べて搭載しました。重送検出範囲を広げたことで、サイズの小さい帳票が混在した場合の重送検出に有効です。
標準の表面ナンバリングに加えて、オプションで裏面用のナンバリング印字も可能になりました。
ナンバリング印字位置にプレ印刷がある、記入場所に指定がある、表面にナンバリングしたくないなどの制約に対し、お客さまのニーズに応じて印字面を選択できます。
複数色を同時にドロップアウトできる「マルチドロップアウト機構」にカスタムドロップアウト機構が追加されました。ドロップアウト色を設定できます。色成分毎に細かく調整可能ですので、消す色、残す色を精度良く調整できます。
光源をLEDとした高速カラーコンタクトイメージセンサーを採用することで、消費電力の削減(従来機比*1約40%減)と装置の軽量化(従来機比*2約14%減)を実現しました。
欧州RoHS指令*3に対応し、国際エネルギースタープログラムのスキャナ基準に適合しています。
「HT-4165」は、CO2の見える化CFP(カーボンフットプリント)検証に合格し、CFP宣言認定を取得した製品です。
LED光源の採用と読み取り速度の向上により、従来製品「HT-4139-28U(片面タイプ)、HT-4139-48U(両面タイプ)」と比較した1枚あたりのCO2削減率はそれぞれ、-13%(28型 片面タイプ)、-27%(48型 両面タイプ)削減しました。
商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みです。
詳しくは、一般社団法人 産業環境管理協会サイトを参照ください。
対象バージョンや前提条件等、詳細はこちらへお問い合わせください。