SOLIDWORKSをご使用の設計者のための設計検証ツールです。
パッケージ名 | 製品説明 |
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SOLIDWORKS Plastics Standard | 樹脂部品の設計者が、設計の初期段階で部品を製造用に最適化するためのパッケージです。習得と使用が簡単で、充填・ウェルドライン・ショートショット・エアトラップなどを検証できます。 |
SOLIDWORKS Plastics Professional | SOLIDWORKS Plastics Standardの全機能を包含し、保圧も考慮した射出成形機や金型の検討に役立つ上位パッケージです。収縮、マルチキャビティ、複数材料、ランナー検討などに対応しています。 |
SOLIDWORKS Plastics Premium | SOLIDWORKS Plastics Professionalの全機能を包含し、ソリおよび金型冷却の影響を検証できる上位パッケージです。 |
SOLIDWORKS Plasticsではパッケージごとにさまざまな機能を用意しています。
SOLIDWORKS Plastics Standard、SOLIDWORKS Plastics Professional、SOLIDWORKS Plastics Premiumに含まれる機能は全てSOLIDWORKSと同じウィンドウ内で操作することができます。
SOLIDWORKS Plastics Standard |
SOLIDWORKS Plastics Professional |
SOLIDWORKS Plastics Premium |
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機能 | サーフェス&ソリッドメッシュ | ○ | ○ | ○ |
マルチゲート | ○ | ○ | ○ | |
ランナーバランス | ‐ | ○ | ○ | |
機能(金型タイプ) | ガスインジェクション&パルプゲート | ‐ | ○ | ○ |
マルチキャビティ | ‐ | ○ | ○ | |
コインジェクション | ‐ | ○ | ○ | |
インサート成形&オーバーモールド | ‐ | ○ | ○ | |
結果評価 | 充填&ショートショット | ○ | ○ | ○ |
ウェルドライン | ○ | ○ | ○ | |
ひけ | ○ | ○ | ○ | |
エアトラップ | ○ | ○ | ○ | |
収縮 | ‐ | ○ | ○ | |
冷却期間 | ‐ | ○ | ○ | |
ファイバー&複屈折 | ‐ | ○ | ○ | |
ソリ | ‐ | ‐ | ○ | |
冷却 | ‐ | ‐ | ○ |
解析タイプ | |
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SOLIDWORKS Plastics Standard |
機能
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SOLIDWORKS SOLIDWORKS Plastics Professional |
機能
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SOLIDWORKS Plastics Premium |
機能
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SOLIDWORKS Plastics Standard |
SOLIDWORKS Plastics Professional |
SOLIDWORKS Plastics Premium |
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機能 | サーフェス&ソリッドメッシュ | ○ | ○ | ○ |
マルチゲート | ○ | ○ | ○ | |
ランナーバランス | ‐ | ○ | ○ | |
機能(金型タイプ) | ガスインジェクション&パルプゲート | ‐ | ○ | ○ |
マルチキャビティ | ‐ | ○ | ○ | |
コインジェクション | ‐ | ○ | ○ | |
インサート成形&オーバーモールド | ‐ | ○ | ○ | |
結果評価 | 充填&ショートショット | ○ | ○ | ○ |
ウェルドライン | ○ | ○ | ○ | |
ひけ | ○ | ○ | ○ | |
エアトラップ | ○ | ○ | ○ | |
収縮 | ‐ | ○ | ○ | |
冷却期間 | ‐ | ○ | ○ | |
ファイバー&複屈折 | ‐ | ○ | ○ | |
ソリ | ‐ | ‐ | ○ | |
冷却 | ‐ | ‐ | ○ |
部品の厚みに関わらず、精度の高い解を得ることのできるソリッドメッシュの作成が可能です。
メッシュサマリーとして、メッシュに関する品質情報を表示することもできるため、簡単な操作でサーフェスおよびソリッドメッシュを調整し、完成度の高い部品を作成できます。
マルチゲート(複数ゲート)は複数の位置から充填することを可能とします。
さらに、キャビティの確実な充填にも役立ちます。
ゲート位置に基づいて充填パターンをアニメーションで表示するフローパターン計算を用いることで、適切なゲート位置の選択を手助けします。
多数個取り金型では、同じ型締めを保障するために、ランナーは平均がとられており、部品は均一に縮む、あるいはぴったりかみ合わせることができる必要があります。
溶解樹脂が等しい流れとなるようにランナー半径を自動的に最も良いと考えられるバランスに設定することができます。
ショートショット(充填不足)は、溶解樹脂がキャビティの末端部までに充填されないことで発生します。
充填過程におけるショートショットの発生を解析の段階で発見し、欠陥部品の作成を防ぎます。
ウェルドラインは樹脂部品の概観不良に加え、ウェルドラインのない部位では発生しない強度的な欠陥を引き起こす可能性があります。
事前にウェルドラインの発生を検知し、設計変更により解消できます。
ひけ(シンクマーク)は、溶解樹脂が冷却されて固定状態になる際に発生する収縮が原因で目に見えるくぼみとして部品の面に発生します。
解析結果から発生しうるひけを予測し、適切なゲートを配置することでひけを最小化できます。
エアトラップは、焦げ跡や気泡、自然発火などの問題の原因となる可能性があります。
樹脂流動解析の実行によりエアトラップの発生箇所を突き止め、不均一な板厚の排除や適切な排気システムの提供により、未然に問題を防ぐことができます。
樹脂流動解析の実行により、充填終了時の収縮量を測定することができます。
設計の段階で収縮量を把握することで、収縮量を考慮した部品設計を可能とします。
溶解樹脂が冷却されて固定状態になる際に、厚みのある断面では固めるのに時間がかかるため、製造サイクルを増加させる要因となります。
事前に冷却時間を算出し、冷却が遅い厚みのある領域の設計変更を行い、冷却時間の最適化を図ります。
複屈折は明暗の縞状になった光が生じたり、二重像を引き起こす可能性があります。
また、ファイバー(繊維)の方向により、見た目や強度に問題を引き起こす場合もあります。
事前に複屈折やファイバーの評価を行い、部品の見た目を考慮した設計を可能とします。