信号機やポイントのリアルタイム自動制御や、列車ダイヤ予測による運転整理支援といった高信頼リアルタイム制御システムが、新幹線の高速・高密度・正確・安定輸送を支えています。
SIRIUSは、2004年の九州新幹線鹿児島ルートの部分開業時から運用を開始しています。部分開業時(新八代〜鹿児島中央間)には在来線との接続制御を可能とし、2011年の全線開業時(博多〜鹿児島中央間)より山陽新幹線との相互直通運転に対応するなど、他システムとの円滑な連携を特長としています。
SIRIUS:Super Intelligent Resource and Innovated Utility for Shinkansen Management
COMTRACは、1972年の山陽新幹線岡山開業と同時に導入され、現在までに機能向上を重ねています。最近では2011年3月の九州新幹線との相互乗り入れ対応に伴い機能増強が図られました。
COMTRAC:Computer Aided Traffic Control
COSMOSは、東北・上越・長野・山形・秋田新幹線における、列車ダイヤなどの計画作成、列車の運行、設備の監視制御・保守などの新幹線業務全般を一貫して管理する、大規模広域分散型システムです。
COSMOS:Computerized Safety,Maintenance and Operation Systems of Shinkansen