制御エッジ
CE50-10はOpenVINOTMツールキットをプレインストール。一般的なフレームワークで生成した学習済みモデルの利用により、画像認識ソリューションを容易に実現できます。
CE50-10は、0〜50℃ / 20〜80%RH までの広範囲での動作をサポート。 また、ファンレス、スリットレス、スピンドルレス化により過酷な設置環境にも設置いただけます。
社会インフラの基盤となる情報制御システムを支えてきた実績と国内自社生産により、信頼性の高い製品を安定してご提供し、長期のサポート(最長10年間)を実現します。
CE50-10は、Linuxディストリビューションの1つ であるUbuntuを採用しており、Docker、OPC UAをサポート。また、ウォッチドッグタイマによるCPUタイムアウト監視や、筐体内の温度・電圧監視、状態表示LED制御といったRAS機能を独自開発ドライバにより強化しています。
現場に近い場所に配置し、低レイテンシが求められる処理は現場内で実行します。(※構成は一例です)
CE50を活用することによって、実現できるソリューションの例を紹介します。なお、アイデアベースの想定例になります。実適用に必要な対応規格についてはお問い合わせください。
加工した電線をカメラにかざし良品・不良品をAIが自動で判定することで、作業員のスキルに依存しない検査作業が可能になります。
人によって検査精度にバラツキがあるため熟練技術者しか作業ができない。作業員のスキルに依存せず品質を確保したい。
外観検査を自動化することで、作業者のスキルに依存しない検査作業が可能になります。
また、不具合の発生時に備えて撮影した画像を蓄積し品質のエビデンスを確保します。
作業員が発見した工場内の危険エリアをAIに再学習させることで他の作業員に周知し、工場内の安全を向上します。
工場内に多くの危険なエリアがあり、従業員が誤って入ってしまうと事故につながってしまう。どのように立ち入りを制限すればよいだろうか。
作業員が発見した工場内の危険エリアをAIに再学習させることで他の作業員に周知し、
工場内の安全を向上します。
画像認識による技術で自動的に車内の異常な動きを検出します。これによって、異常事態への迅速な対応が可能になります。
混雑する車内で異常事態の把握に時間がかかってしまうことがあり、迅速な対応ができない。
鉄道の客車内の急病人や不審者などの異常を検出して車掌に通知することで、
乗客の安全を確保します。
画像認識技術によって、設備の変形や欠けの判定が可能になり、目視検査では時間がかかる点検を自動的に判定することで作業時間を短縮します。
施設内にある大量の設備を点検したいが、人による目視でのチェックだけではとても時間が
かかってしまう。
街灯や空港内のライトの点滅状態や形状を画像で判定することで、
点検作業における作業時間の短縮および精度向上を図れます。
画像認識技術によって、製品検査における正常・異常の判断が可能になります。検査にかかる人件費の削減や、判定時間の短縮も可能になり生産効率が向上できます。
製品検査において、担当者の熟練度合いによって精度にバラつきがある。対策はないものか。
目視検査を自動化することで、検査品質を均一にして検査の効率化を図れます。
CE50は以下のソリューションに採用されています。
【 特長 】
【「AIによる人物姿勢・動作認識ソリューション」の詳細はこちら 】
【 特長 】
【「WellLine」の詳細はこちら 】
【 特長 】
インタフェース種類 | 仕様 | |
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1 | 電源 (AC) |
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2 | ネットワークインタフェース |
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3 | DisplayPortインタフェース |
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4 | USB3.0インタフェース |
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5 | デジタル入出力※ |
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モデル名 | CE50-10N [スタンダードモデル] |
CE50-10A [組み込みAIモデル] |
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型式 | HJ-7726-12(H01-S)*1 | HJ-7726-12(HE2-S)*2 | HJ-7726-12(H02-SA) | HJ-7726-12(HE2-SA) | HJ-7726-12(HE2-WA) | |
プロセッサー [コア数] |
Intel Atom® x7-E3950 1.60GHz[4コア/4スレッド] | |||||
メモリー容量 | 4GB SO-DIMM×1 | 8GB SO-DIMM×1 | ||||
内蔵ファイル | mSATA SSD (64GB) ×1 | |||||
ネットワークインタフェース | Ethernet 1Gb 3ポートネットワークアダプター*3 | |||||
デジタル入出力*4 | 点数 | ― | 入力:4点 出力:10点 |
― | 入力:4点 出力:10点 |
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インタフェース | ― | 入力:フォトカプラ接点 出力:フォトモスリレー接点 |
― | 入力:フォトカプラ接点 出力:フォトモスリレー接点 |
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外形寸法 (W×D×H) | 210 × 285 × 69 mm (本体、突起部含まず) | |||||
質量 | 最大4kg | |||||
電源 | 100-240VAC | |||||
消費電力(定格) | 40W | |||||
プレインストールOS | Ubuntu 18.04 LTS | Windows® 10 IoT*6 | ||||
搭載ソフトウェア | GNOME、Docker、OPC-UAクライアント(Open62541)、Python | OpenVINO™ toolkit、GNOME、Docker、OPC-UAクライアント(Open62541)、Python、Jupyter Notebook | OpenVINO™ toolkit、Microsoft Edge、Python | |||
安全規格 | UL/CSA/CE*5 | |||||
セキュリティ機能 *4 |
TPM2.0、セキュアブート対応、USBポートロック(物理的ポート切断)機能、USB抜け防止、セキュリティワイヤー対応 |
項目 | 仕様 |
---|---|
周囲温度 動作時 (保存時) |
0〜50℃ (−10〜70℃) |
湿度 (保存時) |
20〜80%RH (結露なきこと) (10〜90%RH (結露なきこと) ) |
防水・防塵 | IP40準拠 |
じんあい | 0.3mg/m3以下(JEITA IT-1004B classB) (導電性粉塵なきこと) |
腐食性ガス | なきこと(温度35℃、湿度50%RH (JEITA IT-1004B classB) ) |
耐瞬時停電 | 20ms以下 |
標高 動作時 | 1,000m 以下 |
耐振動 | 加速度5.9m/s2、周波数10Hz、振動時間5s X/Y/Z各方向 |
耐衝撃 | 通電時:19.6m/s2、非通電時:49m/s2 X/Y/Z各方向 |
サービス名 | CE50-10システム装置サポートサービス | CE50-10ソフトウェアサポートサービス*2 | ||
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型式 | SH-H2331-001 | SH-H2331-002 | SD-5211-6003 | SD-5211-6004 |
対象 | CE50-10ハードウェア本体 | CE50-10にプレインストールされているソフトウェア | ||
サポート期間*3*4 | 10年間 | 5年間 | 10年間 | 5年間 |
提供時間 | 当社営業日の午前9時から午後5時 | |||
サービス内容 |
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ご使用になる主要なマニュアルを掲載しています。製品のモデルごとに主要なマニュアルが異なる場合がございますので、ご購入いただいた製品のモデルをご確認のうえご覧ください。
名称 | 概要 | プレインストール OS | 言語 | 形式 |
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取扱説明書 (Instruction Manual) |
CE50-10本体の仕様、機能の概要、操作方法などについて説明したマニュアル。 (The English version of the CE50-10 manual, which explains the specifications, outline of functions, operation method, etc.) | Ubuntu
18.04 LTS | 日本語 | |
English |
名称 | 概要 | プレインストール OS | 言語 | 形式 |
---|---|---|---|---|
取扱説明書 (Instruction Manual) |
CE50-10本体の仕様、機能の概要、操作方法などについて説明したマニュアル。 (The English version of the CE50-10 manual, which explains the specifications, outline of functions, operation method, etc.) | Ubuntu 18.04 LTS | 日本語 | |
English | ||||
Windows® 10 IoT (64bit) | 日本語 | |||
ユーザーズガイド (User’s Guide) |
CE50-10Aが提供するAI 映像アプリ開発実行処理機能の概要、操作方法などについて説明したマニュアル。 (The English version of the CE50-10A’s AI image application functionality manual, which explains outline of functions, operation method, etc.) | 全OS共通 (Common to all OS) | 日本語 | |
English |
CE50をご購入時に付帯するサービスです。製品到着後10年間、お客さまからの修理依頼を受けセンドバック修理保守サービスを提供します。
名称 | 対象 | 形式 |
---|---|---|
CE50-10 ハードウェア付帯サービス規約 | CE50-10 | |
CE50-10 ハードウェア付帯サービス仕様書 |
システム装置サポートサービスおよびソフトウェアサポートサービスのサービス仕様書を掲載しています。ご契約いただいたサポートサービスをご確認のうえご覧ください。
名称 | 対象 | 形式 |
---|---|---|
CE50-10システム装置サポートサービス | CE50-10ハードウェア本体 | |
CE50-10ソフトウェアサポートサービス | CE50-10にプレインストールされているソフトウェア |