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Hitachi

再生可能エネルギーの普及や地域ごとの特性に対応できる柔軟なエネルギーインフラ実現に貢献

概要

エネルギーマネジメントの「基本モデル」を組み合わせて、今後予想される再生可能エネルギーの大量導入や、「地産地消型」「離島型」など地域の特性に応じた幅広いニーズに対応します。
「自律分散型」システム構成により、拡張性、柔軟性のある、高信頼なエネルギーインフラを実現します。

特長/メリット

エネルギーマネジメントの「基本モデル」

再生可能エネルギー大量導入を可能とするエネルギーマネジメント「基本モデル」の4要素
供給 火力発電等の従来型の電源や、太陽光/風力などの再生可能エネルギー。
需要 一般家庭や工場・オフィス等の大口需要家や、今後増加が予想されるEV充電スポットなど。
貯蔵 蓄電、蓄熱などのエネルギー貯蔵設備によって電力需要変動・出力変動を吸収する機能。
制御 系統安定化制御、発電制御、DSM、給電制御などにより、上記3要素を協調させ全体最適化する機能。

構成図

エネルギーマネジメントシステム自律分散型アーキテクチャー

地域エネルギーマネジメントをITを活用して実現

  • 配電自動化(DMS)に加え、配電レベルエネルギー管理(D-EMS)により蓄電・蓄熱設備を効率的に制御し、再生可能エネルギーを有効活用。
  • 需要側(「EV-EMS」「FEMS」「HEMS」など)とデータ連携し、需給予測や節電情報を提供し、利用状況や契約条件に応じた多様なサービスを提供することによりDSMを実現。

非常時でも必要最低限のエネルギー生活を支えることのできるシステムを実現。自律分散型システムによりCEMSの各機能、需要側の各機能など、対象とする機能・規模に応じた段階的・部分的導入が可能

構成図

AMI:Advanced Metering Infrastructure
BEMS:Building and Energy Management System
CEMS:Community Energy Management System
D-EMS:Distributed Energy Management System
DMS:Distribution Management System
DSM:Demand Side Management
EMS:Energy Management System
EV-EMS:Electric Vehicle Energy Management System
FEMS:Factory Energy Management System
HEMS:Home Energy Management System