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日立総合病院

2026年4月3日

 みなさん、こんにちは。ピアサポーターのブランです。前回のブログは2023年11月ということで、2年半ぶりになりますので、まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。

 2012年検診で乳がんがわかりました。トリプルネガティブ(トリネガ)というタイプで、手術(部分切除)→放射線治療→抗がん剤治療(FEC)を受けました。その後は無治療で10年間にわたる経過観察期間を経て、検査と先生の診察は「卒業」することができました。現在は1年に1回の人間ドックを受けて、検査結果に一喜一憂しています。(おおむね健康体でキープしております)

 性格は心配性でネガティブ思考、治療中も経過観察中も気持ちのアップダウンが激しく紆余曲折でいろいろありましたが、家族や友人たち支えられて乗り越えられました。インターネットの情報よりも、日立病院のおしゃべり会やピアサポートで同じ病気のみなさんとお話させていただいたことも大きな励みになりました。それがきっかけで自分もピアサポーターになりたいと思い、現在に至ります。「リアルでのおしゃべりはきっと元気の源!」がモットーです。

 当時は40代半ば。小学生と幼稚園生だった娘たちは、現在大学生と社会人になりました。進学や新学期などの節目がなくなり、日々時の流れを感じる目安がすっかり少なくなりました。小さかったわが子が家を出て一人暮らしをするまで時間が経ったのか、としみじみする今日この頃です。

 さて久しぶりのピアサポーターのリレーブログ。今まで推し活やおいしいもの、不安との向き合い方などを綴ってきました。今回は何について書きましょうか…

 みなさんは、時間を忘れてしまうくらいに夢中になれる趣味をお持ちですか?自分が好きなことに集中することでポジティブな感情で満たされ、幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌が促されるそうです。セロトニンは自律神経のバランスをと整える機能を担っているので、ストレス解消にも繋がりますよね。がんの治療中でも身体に無理のない範囲で趣味の時間をもつことは、とてもよさそうですね。

 アウトドア派なら軽いスポーツや散歩。インドア派なら読書やゲームやマンガ、最近は編み物などの手芸も流行っていますね。私の場合生粋のインドア派なので、ドラマや映画鑑賞で過ごす時間が幸せな時間です。お気に入りのクッションを抱えてだらけた姿勢で見るのがなによりの楽しみ。自分にはこのくらいしか趣味がないと思っていました。

 しかし、ふと気付きました。わが家の冷蔵庫や戸棚には、さまざまな果物の加工品がたくさん入っています。また、冷凍庫も加工しきれずに冷凍保存された果物がかなりの場所占めています。ジャム、甘露煮、ドライフルーツ、果実酒、などさまざまな形に変えては「やってやったぞ!」と満足しています。どうやら私は果物を加工することが大好きなようです。(これは趣味と言えるのでは??)

 こどもの頃から果物が大好きでした。スーパーや直売所に旬の季節の果物が並んでいるのや、通りすがりのお宅の庭先に果物が成っているのを見ると、気持ちがうずうずしてきます。「この新鮮な果物をたらふく食べたい!」→「食べきれないものは新鮮なうちに加工しておいしさを閉じ込めてしまいたい」→「旬が過ぎてもおいしく食べられる!」→「作らなきゃ!!!」このような思考回路で作り始めるのです。近頃話題の「ていねいななくらし」とは全く無縁、ただの食いしん坊なのです。

 幸い、農家の方やご自宅に果樹がある方からいただくこともあります。気が付けばこの数年、さまざまな果物を煮たり切ったり干したり漬けたりしています。そしてそれは時が経つのを忘れるくらい夢中になってしまうのです。その時はきっとセロトニンがたくさん分泌されているはずです。

 1年の果物カレンダーはまず文旦やポンカン、甘夏などの柑橘類からスタートです。店先で見かけると「冬が終わって春が来るな」と感じます。果実はそのままいただいて、皮を砂糖漬け(ピール)やママレードに加工することが多いです。白いワタ部分を少し残すのがコツで、ほんのり苦み(大人の味!)がたまりません。

 次はお楽しみイチゴです。年末から立派なイチゴがお店に鎮座していますが恐れ多く手が出ません。少しお手頃価格になったころに購入してまずはそのままのおいしさを堪能します。そして小粒で不揃いなコたちが登場するのを待ちます。これが加工用にはぴったり!大量にジャムや砂糖漬けやシロップに加工しびんや袋詰めにし、冷凍庫にしまい込みます。煮ているあいだ家じゅうに甘酸っぱい香りが広がり、至福の時です。「これでしばらく楽しめる…」と私の食い意地が満たされます。

 初夏の暑さを感じるころからいよいよスタートするのが果物加工界の王様!梅です。店先にはさまざまな青梅や完熟梅が並び始め、実家の梅の木からも収穫します。ご近所や知り合いの方からいただくものもあり、ここ数年6月は夜な夜な梅仕事に明け暮れる日が続きます。梅酒、梅シロップ、梅ジャム、甘露煮、紅茶漬け、はちみつ漬け…。特に昨年は特にたくさんの青梅や完熟梅が集まり、たくさん楽しむことができました。梅干しはまだ作ったことがないので、いつかチャレンジしたいです。

 この時期にはブルーベリーやブラックベリーも楽しめます。ジャムやソースに加工しますが、そのまま冷凍してジュースすることが多いです。加工せずにそのままいただくのがおいしい果物もあります。

 真夏を過ぎたころからは、私が大好きないちじくが旬を迎えます。毎年ではありませんが実家の木が実をつけてくれます。まだ小さく辛い青い実の頃から観察を続けて、熟するのを見守っていきます。トリと台風が最大の敵!負けないように見張りながら収穫します。半分はそのままいただき、残りは加工用にします。ジャム、甘露煮、ワイン煮、昨年は初めてドライいちじくにチャレンジしました。冷凍保存が出来るのでしばらくの間楽しむことが出来、ニヤニヤが止まりません。(家族で喜んでいるのは私だけですが…)

 そして果物に含まれるかわかりませんが、10月になると栗、その後はカリンなどが続きます。栗は、おあつらえ向きな栗が手に入った時には渋皮煮を作り、冷蔵庫で保存してちょっとずつおやつにいただくのがお楽しみです。カリンは咳止め用にカリン酒やハチミツ漬けにします。(カリンは実用的な使い方ですね)

 一年の締めくくりは柚子です。ご近所や知人からいただくと、思わず顔がほころんでしまうほど特に大好きです。ほとんど捨てるところなく、ジャム、ハチミツ漬け、砂糖漬けに加工したり、皮を薄く切って冷凍保存もしておきます。ヨーグルトにまぜてよし、柚子茶やお酒に入れて飲んでもよし、料理に使ってもよしととても万能です。ビタミンC が豊富で抗酸化作用があり風邪予防にもなるそうです。爽やかで甘く華やかな香りは、おそらくリラクゼーション効果もあるのではないでしょうか。どんなに忙しい年末のドタバタでも、柚子の香りでほっと安らぐように感じます。(気のせいかな?)

 もう一つのこの季節のお楽しみにキンカンもあります。ハチミツで漬けたり、砂糖でぐつぐつツヤツヤに煮えたキンカンの実は、1年頑張ったご褒美のように思えます。お正月のおせち用にキープした後はパクパクとつまみ食い。あっという間になくなってしまいます。

 やるべき仕事はあってもちょっと後回し。ひたすら皮を刻んで果汁を絞り、鍋で煮る。姿を変えた果実をおいしくいただく。そんな時間が至福の時です。そんな趣味があってもいいですよね。

 みなさんはどんな趣味をお持ちですか?病気と向き合っていても、心が躍るような時間を過ごすことは素敵なことです。小さなこと、少しの時間でもいいので、ぜひ試してみてくださいね。そんなお話もぜひピアサポート窓口で聞かせてください。毎週木曜日、いろんな趣味を持つピアサポーターがお待ちしております。

2026年3月30日

 2月27日(金)に第11回さくらサロンを開催しました。寒い冬も過ぎ、春が楽しみな季節となる中、15名の方にご参加いただきました。
 今回は、がん相談員の天池さんから「がん治療と仕事~家事・育児・介護も含みます~」のタイトルで講義をいただきました。
 働くシニアの増加、病気で通院しながら仕事をする人が働く人全体の4割となり、国は2026年4月から治療と仕事の両立支援に取り組むよう企業に求める動きというタイムリーな新聞記事の紹介から始まりました。がん診断後の就労への影響の中でも、診断後治療開始前の離職が60%弱と多く、再就職が難しい状況など「慌ててやめない」ことへの支援の重要性を感じました。
 がん治療と仕事に関する当院や県内の就労相談事業の紹介、仕事に活用できる制度、家事・子育て・介護に利用できるサービスについて、具体的にわかりやすく説明いただきました。制度については仕事に関わるタイミングに応じて休むとき・復職するとき・やめたとき・再就職するとき・スキルアップしたいときと具体的に説明があり、サービス事業所や行政相談窓口、介護保険の紹介は資料を見て振り返り参考になる内容でした。

 交流会では、参加者より短時間から無理なく働く一例の共有があり、実際の再就労する立場で「仕事もリハビリと思って」と考える前向きな言葉が印象的でした。また、今回改めて各種制度の期限の理解不足などを振り返る意見もあり、病気や治療に伴う心身の不安定な中、支援体制の重要性を改めて感じました。また、治療と仕事を両立するうえで生活の場を整えるため上手な家事分担について、さまざまな年代や立場から笑いも交えた活発な意見交換がありました。サロンの仲間の悩みを皆で考えようという様子は、うれしく感じました。参加者にとって当サロンでのご相談やご参加いただくことが一助となれば幸いです。

最後に、担当者恒例の脳トレストレッチで楽しく気分を切り替え終了しました。

次回は、公認心理師による「こころのケア」の予定です。患者さん、ご家族の方等どなたでも参加できますので気軽にお立ち寄りください。 寒暖差の大きいこの頃ですが、花粉や体調に気を付けてお過ごしください。                                        看護局 長 和恵

2026年2月24日

1月のさくらサロンは「アピアランスケア(外見の変化)の情報」というテーマで㈱スヴェンソンさんと㈱ファンケルさんにお越しいただき10名の方が参加しました。

スヴェンソンさんからは治療中の洗髪の方法や、ウィッグの種類、洗い方、爪のケアについてお話がありました。治療中のシャンプーは頭皮を刺激しないようにシャンプーは、泡を立ててから行うことや、帽子をつけて寝ることで頭皮を保護することができることなど教えていただきました。

ウィッグのメンテナンスや洗い方では、シャワーで流すよりはため水で洗うことや、ミックス毛の場合はウィッグ専用シャンプーを使うことなども教えていただきました。時々お店で手入れしてもらうと、指どおりが滑らかになり長持ちするそうです。ウィッグのサイズ調整や少しカットをするだけでも、印象がずいぶんと変わることや、1,2センチの位置でかつらっぽさがなくなり自然な雰囲気になることも教えていただきました。

ファンケルさんからはアピアランスケア全般、年齢、性別を問わずさまざまなコンテンツで困りごとが解決できるよう、なごみタイムという取り組みをしている紹介がありました。

なごみタイムでは、患者さんの困りごとに対しての回答や、アピアランスケアに関する助成金についての情報などが、医療従事者の監修で、さらにわかりやすい言葉で情報がたくさん詰まっていました。患者さんだけではなく、ご家族に向けてのレシピや治療中にも行える運動など幅広く活用できる内容でした。こちらはインターネットから「ファンケル なごみタイム」と検索するとできてきますので、ぜひ見てもらえればと思います。

参加した方からは今日の話は治療が始まる前に聞いておきたかった、今も悩んでいる人が多いので、もっと多くの人にこういう会に参加してもらったらいいのに、というご意見もありました。
さくらサロンはがん治療中の方にも役立つ情報をお届けできるようにしています。講義だけの参加でも構いません。毎月第4金曜日に行っていますので、お気軽にご参加ください。

                                     看護局 菅井恵

2026年2月19日

12月26日(金)に2025年度第9回さくらサロンが開催され、12名の方にご参加いただきました。

今回は栄養科の安部訓子さんに「栄養バランスの良い食事」についてお話しいただきました。開催時期がちょうど年末年始前ということで、ついつい食べ過ぎてしまうこの時期に気をつけるべきポイントについてもお話がありました。

簡単にお話しいただいた内容についてご紹介いたします。
まず食事の基本として、バランスの取れた食事のポイントについて学びました。ごはん・パン・麺などの「主食」、肉・魚・卵などの「主菜」、野菜・いも・キノコなどの「副菜」をそろえ、炭水化物・タンパク質・脂質の割合にも注意が必要とのことでした。また食物繊維も健康な身体づくりには必要な栄養素で、野菜に豊富に含まれています。1日350g目標にすると十分な食物繊維を摂取することができ、1食分の目安として生野菜であれば両手いっぱいに収まるくらい、加熱野菜なら片手に収まるくらいを意識するとよいとのことでした。

中でも特に印象に残ったのは塩分のお話です。
みなさん20歳以上の1日の食塩摂取量の目標値はどれくらいかご存じですか? 健康日本21で推奨されている目標値は7.0gだそうです。しかし日本人の平均食塩摂取量は9.8gと大きく上回っていることがわかります。塩分は目に見えない分意識しづらく、知らず知らずのうちに過剰摂取していることを実感するデータでした。塩分を控えるポイントとして、使うお醤油は減塩にすることや、麺類のスープは残すなど意識から変えていくことが重要であることを学びました。

今回の講義で「食事」は健康な身体を作るうえで重要な役割を担っており、毎日欠かせないことから、日々気をつけないといけないことを再認識するきっかけとなりました。しかし毎食しっかり管理する必要はなく、昨日は食べ過ぎたから今日は少なめに、最近は野菜が食べられていないから意識してみるなど、まずはできる範囲で調整できればよいとのことでした。
今年度のサロンも残りわずかとなりました。来年度も引き続き開催する予定ですので、ご都合がよろしければぜひご参加ください。お待ちしております!
                                     社会福祉相談室 渡邊

2026年1月30日

皆さんこんにちは。nonです。
寒さも本格的になってきて、乾燥する日が続いてますね。火の元には十分ご注意くださいね。
私がピアサポーターの活動を始めてから、たくさんのがんサバイバーの方にお会いしました。そのたび、いろいろな『気づき』があり大変勉強になることがあります。病気をする前の自分なら、通り過ぎてしまうような事柄も今は『気づき・キャンサーギフト』に変わりました。今、がんと戦っている方々も、キャンサーギフトに気がつけたらいいなぁ…と思います。それは、本当に些細なことで例えば『空気がおいしい』『花が綺麗』『人の優しさ』など、病気前の自分なら気がつかなかったことから始まり、他人の心の痛みや身体の痛みなんかもあったりします。 (人間関係の整理なんかもできちゃったりします。)
7度のがんを経験してきて、そのたびに『生かされていることのありがたさ』を痛感してます。一人息子が成人するまでは、体の不具合(後遺症)と共存しながら
何とか頑張ろう…と、走ってきました。先日、その一人息子に『もう少し頑張って生きてて欲しい』と言われ、俄然やる気を出しています。
サバイバーのみなさんにも、″生き甲斐″のようなものがあったりしませんか?
せっかく頑張って治療してるんですから、その中でも楽しめることがあるはずです。『倒れてもタダでは起き上がらない精神』で、ゆっくりでいいですからともに歩んでいきましょう。
ピアサポートでは、週替わりで複数のサポーターがお待ちしています。
ぜひお越しくださいませ。

2026年1月27日

こんにちは、がん相談支援センターです。
11月28日(金)に2025年度第8回さくらサロンを開催し、16名の方にご参加いただきました。
レクチャーのテーマは「もしもの時の心づもり ~心づもりノートと人生会議~」、がん相談支援センターがん相談員の天池さんより講話をいただきました。

11月30日は“いい看取り・看取られ”の語呂合わせから、厚生労働省が“人生会議の日”とし、人生の最終段階における医療・ケアについて考える日として普及・啓発を行っています。こうした取り組みを「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」と言いますが、今回はACPに焦点をあてた内容で、なぜ心づもりをしておいた方がいいのか、人生会議のステップ、もしもの時の備えについてのお話でした。

みなさんはACP(人生会議)をご存じですか?
自分が大事にしていること、どのような医療やケアを受けたいのかを前もって考え、家族や医療・ケアチームと話し合い、共有する取り組みのことです。なるほど、それは大事なことだなと思ったものの、じゃあ具体的に何を考えればいいの?どんな形で共有すればいいの?と難しさを感じるところはありませんか。
人生会議と言うと大げさに感じる、もしもの時について考えること自体がネガティブに感じる方も少なくない、と天池さんから実例のお話もあり、市町村や医療機関でどのようなACPの取り組みを行っているか、ACPの考え方のポイントなどを教えていただきました。

交流会の時間では、参加者のみなさんがもしもの時について現時点で考えていることや実際に取り組んでいること、経験談を聞かせていただいたのですが、考えなければと思いつつ漠然としている・実際には取り組めていないという意見が多かったように思います。
今回のサロンを機に考えてみるとおっしゃった方もいて、自分のこれからについて少し想像してみる時間になりました。
私自身は、幸い現在大きな病気やけがに悩まされることなく、日本人の平均年齢からみると若年世代でもあるので、なんとなく自分事として考えにくい部分がありましたが、急な入院で自分も家族も困った体験談や暗証番号・パスワード問題(個人情報)の話題をみなさんと共有することで、日頃から身の回りの大事な人とのコミュニケーションの大切さを改めて実感しました。

レクチャーの中で「心づもりや人生会議は、あなたが大切な家族や信頼する人に贈ることのできる最大のプレゼント」との言葉がありました。自分にとって大切な人たちとお互いに良い時間を過ごせるように、みなさんも心づもりについて考えてみませんか。
ご自身のこれからの医療やケア・療養先について話し合いたい方はがん相談支援センターをご利用ください。あなたの思いを共有し支援します。

2026年を迎え、今年初のさくらサロン活動報告となりました。昨年12月開催時の様子についても後ほどご報告いたしますので、ご覧いただけたらうれしく思います。
当サロンは引き続き毎月第4金曜日に開催予定です。
今年もよろしくお願いいたします。
                                がん相談支援センター 永山千明

2026年1月14日

5回目のブログとなりました、北茨城市のyamachampsanです。
私は現在、乳がんの手術から7年が経過し、ホルモン療法も終え1年ごとの定期検診となっています。今のところ、特に問題はない状態で、元気に過ごすことができています。
 今年の夏も暑かった!のですが、今年は冬の到来が昨年よりも早く、夏→冬という感じが年々強まっている感じがします。
 私が追っかけをしている2人組大人気ロックバンドは、2025年が始まったときから「冬にドームツアーをやります」と宣言し、11月15日より冬のドームツアーが始まりました。
 この間、2人組ロックバンドのボスは、体調を崩され6月にあったライブは療養のためアンコールだけの出演となりました。そして、11月ドームツアーで復帰されました。
 ライブ初日、ご本人もご挨拶の中で、「体調を崩してみると、通勤通学で朝から普通の生活を送れることがどんなに普通じゃないか、普通でいることのありがたさを身に染みて感じられた」とおっしゃっていました。
 病気になった人、誰しもが思うことだと思います。だからこそ、日常に感謝し、元気になったら何しよう?ということに希望を見い出し、進んでいくのです。
年齢とともに、出来なくなることは数多くあります。病気になって出来なくなることも多々あります。しかし、出来なくなることばかりではありません。
人と比べるのではなく、自分が納得できる形で何かを頑張ることができれば、それで十分なのだと感じます。
また、頑張らなくてもいい、力を抜けきり何もしなくてもいい、したければしたいことだけすればいい、そういう時も必ずやってきます。それを受け入れる心構えさえあれば、何かに楽しみを見い出せるのだと思います。
 12月21日まで2人組ロックバンドの冬のドームツアーは続きます。私も今年最大のイベントにできる限り参加し、思いっきり楽しんできます。

2026年1月8日

11月1日(土)、日立市武道館(共楽館)で開催された、乳がん患者会主催の「ピンクリボン寄席」に行ってきました。

会場の「共楽館(きょうらくかん)」は元々日立鉱山の福利厚生施設で1917年に歌舞伎座をモデルに設計され、なんと100年以上の歴史があります。私は建屋に入るのは初めてだったので寄席前の見学ツアーに参加しました。館長さんから建築家が共楽館にこめた思い(会社の継続発展・市民文化の振興など)や、NHKのど自慢・映画鑑賞・コンサートなどを開催した当時の貴重な写真を見せていただきました。日立市民にとって元気になれる大切な場所と、「落語で元気に!」のキャッチフレーズが重なり、この場所で開催する意義を感じました。

今回お招きした立川志のぽんさんは茨城県石岡市出身の方で、地元というだけで愛着がわきます。主催のピンクリボンにあわせ、さくら色の着物で登壇してくださり、古典落語で楽しませてくださいました。通常、ピンクリボン事業の参加者は女性がほとんどですが、今回は落語のためか男性参加者が多く、またのぼりを見た近所の方がたくさん飛び込みで来場してくださったのが印象的でした。

当日は小児がんチャリティーのレモネードスタンド(主催:HiStarSnow/ヒスターズナウ)も出展し、私はそのお手伝いをさせていただきました。来場者は高齢者が多く小児向けのグッズ販売は苦戦しましたが、お小遣いで買ってくれたお子さんやお孫さんにご購入される方もいて、準備した飲み物は無事完売することができました。

今後もがん体験者の方たちと協働し、それぞれの事業の発展に貢献してきたいと思います。 ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

                                がん相談支援センター 天池真寿美

2025年11月27日

10月24日(金)第7回さくらサロンが開催されました。参加者は18名でいつも以上にたくさんの方にご参加いただきました。
 今回のレクチャーは、「がんの薬物療法と副作用 ~最新の薬物療法情報~」ということで、がん薬物療法認定薬剤師の鈴木 俊一さんを講師にお迎えし、最新のがん治療について教えていただきました。日本人の2人に1人ががんと診断されるといわれており、がん治療は複雑でなかなか理解することが難しいですが 今回のレクチャーは難しい内容をわかりやすく教えていただき大変参考になりました。医学は日々進歩し次々に新しい薬が出てくる。医学の発展があれば、未来に希望がもてる。そのような話を聞きながらそう思わせてくれることが素晴らしいことだと思いました。

 交流会では「私の○○の秋」ということで、紅葉や食べ物などのお話が出ました。紅葉といえば遠出をして温泉に浸かることもあり、入浴時に周囲が気になるというお話もありました。個浴や浴衣着用など情報交換の場となっていました。また、最近は連日ニュースで熊の出没が話題になっておりますが 皆さんからも不安の声があがっていました。

次回は、11月28日(金)を予定しています。ストレッチ・交流会も行います。皆様のご参加をお待ちしております。
                  医療サポートセンタ 入退院支援室 石川富美子

2025年11月25日

9月28日(日)、昨年に引き続き、ひたちなか市の健康フェスティバルにがん相談支援センターのブースを出展しました。当日はひたちなか総合病院のがん相談支援センタースタッフ5名と当院のがん薬物療法看護特定認定看護師さんと一緒に、がん相談支援センターのハッピを着てPRにつとめました。

開催日は高校野球秋季大会や高校サッカーの大会が開催されており、総合運動公園周辺はキッチンカーなども出店し大変な賑わいでした。そのためがん相談支援センターに立ち寄られた方も昨年より多い印象でした。特にがん薬物療法看護特定認定看護師さんが作成した抗がん剤の副作用の展示(爪のケア)は立ち止まっていかれる方が多く、「脱毛は聞いていたけど爪にも副作用の影響があるのね」「髪の毛は生えてくるけど、爪はどうなの?」など、たくさんの感想やご質問をいただきました。

遠方にもかかわらず、当院のピアサポーターさんやさくらサロン(がんサロン)の常連さんたちもたくさん来場してくださり交流を深めることのできた一日でした。 応援にかけつけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

2025年10月30日

8/22に2025年度第5回目のさくらサロンが開催され、9名の方にご参加いただきました。今回は歯科衛生士の湯本優由さんに「副作用を口腔ケアで予防しよう」というテーマで講話いただきました。口腔内には細菌がとても多く、化学療法や放射線療法による口腔内の副作用に対しては保清・保湿・疼痛コントロールの3つがポイントでした。
歯磨きの具体的な方法、歯ブラシや磨き粉の選び方から磨き方まで日常のケアのポイントも丁寧に講義していただき、今日から実践したくなる内容がたくさんありました。治療にかかわらず口腔ケアの重要性についてあらためて考え、勉強になりました。

交流会では次から次へと質問があり活発な会となりました。歯磨きは磨く順番と、磨く場所を決めることが大事であることや、実際の模型でフロスの使い方などの説明もあり、個々の不安や疑問に丁寧に対応していただきました。
今回のテーマは「私の推し括」でした。皆さんのはまっていること、推しの話で少し脱線することもしばしばありましたが、楽しく聞かせていただきました。

会の最後は恒例のストレッチです。今回は脳トレストレッチ。簡単そうにみえて・・あれ?右手と左手ちょっとだけ違う動きなのになぜか一緒になっちゃうんですよね。脳トレの時は身体よりも頭がフル回転です。脳トレストレッチの効果は血流改善による脳の活性化だそうです。自分の出来なさに笑いあり、完璧にできた時の達成感もあり、会の終わりのストレッチは頭も体もほぐれて良い締めくくりになりました。

2025年9月26日

2025年9月24日

2025年9月18日

9月28日(日)、ひたちなか市総合体育館でスポーツ健康フェスティバルが開催されます。今年もひたちなか総合病院のがん相談員や当院のがん薬物療法看護特定認定看護師と一緒にブースを出展します。よろしければお立ち寄りください。
https://hitachinaka-sports.jp/event/

2025年9月18日

今回の記事担当は知る人ぞ知るグルメ&山登り担当ののんちゃんです。
私は乳がん今年で15年生です。
記事担当が順番に回ってくるのですが、おかげさまでピアサポーターのお仲間も増えまして、まだまだでしょう?と油断していたら、いつの間にか自分の番になっておりまして、まとめていただいているAさんからの催促メールにハッとするのでした(笑)

そんなことはさておき、前回は山登り、前々回は気分をアゲる美味しいグルメたちの紹介。
う〜ん、私が今ハマっているものってなんだろう??
この記事を書き上げながら悩んでいると部屋の隅から、、、ピピッと鳴き声が!!
「私のコト記事にしてっ!!」
そこには愛する白文鳥のPっちゃんが!!
Pっちゃんとの出会いは、娘が小鳥を飼いたいと言い出したことでした。
小鳥の飼い方は動画サイトなどで文鳥を飼っている方の動画を見たり、本を読んで参考にしました。
飼い始めた時はまだ雛で自分でご飯を食べることができなかったので、差し餌と言って親鳥の代わりに口から餌を入れてあげたりしました。人間の赤ちゃんと一緒で2時間から3時間おきにご飯をあげなくてはいけない状態だったのでしばらくは家から出られませんでした。また文鳥は元々の生息地があったかいところなので部屋の温度が25℃〜28℃が望ましく、お迎えした時期が1月だったのと、とくに雛の時期は30℃くらいが適温とのことで、Pっちゃん専用のあったかい温室を作ることにしました。
文鳥の成長は早く、生まれてから大体半年で成鳥になるそうです。そう、人間で言ったら今のPっちゃんは思春期から20歳くらいのレディなのです。
我が家の人間の思春期レディの娘にたまにちょっかいを出されてケンカしたりします。
文鳥を飼ったことがある方なら分かると思いますが、ホントに喜怒哀楽が激しい鳥で(我が家の子の性格なのか飼い主たちに似たのか)自分のお部屋のブランコにキレてみたり、人間の指ささくれをむしってみたり。キレるとぎゃるぎゃる鳴いて口を開けて威嚇してきます。
(ほら今もブランコにキレて『ぎゃるるるるる』って怒っている)
大好きな豆苗をあげると、ご機嫌で高い声で『ピプピプ』鳴いて飛び跳ねてみたり。
カゴから出てくると一目散に私の肩に乗ってくれるのがホントに可愛くて癒されます。人間たちがご飯を食べ始めると、自分もご飯を食べ始めるんです。
文鳥は基本は群れで行動するようで私たちのことを同じ群れの仲間と思っているんですね。ちゃんと家族のこと覚えているので、勝手知ったる仲の人にしか背中を向けません。自然界では捕食される側にある文鳥は常に目で見て逃げられるように知らないものや警戒している対象には背を向けないようです。
そんな話をすると、みなさんから小鳥がそんな風に懐くイメージがなかった!と言われるのですが仲良くなるととっても愛らしい表情を見せてくれますよ♪
とってもかわいいなぁと感じることは、自分が眠くなると私の手の中や指に止まって寝るのですが、羽毛がふわふわっと膨らんでお餅のようになるところですね。文鳥好き界隈で俗に言う『おもち』『だいふく』状態です。みなさんもネットや動画サイトで、文鳥 おもち などど検索してみてください。めちゃくちゃかわいい画像が出てきますよ!
そんな訳で私の最近のお気に入りは白文鳥のPっちゃんでした。
お仕事に疲れて家に帰ったらおかえりーーーって言ってくれて扉を開けるとパタパタパタパタ、そしてピトッと肩に乗ってくれる最高に癒される存在、愛おしいです。

今回の記事はグルメ&山登りそして文鳥好き界隈ののんちゃんでした。

今回自分がこの記事を書くことになり、みなさんどんなことを記事にしているんだろう?と、過去のがん相談支援センターの記事を改めて読みましたら、みなさんいろいろ書かれていまして新たな発見がありました。それぞれみんながんを体験しながら、今の状況だったり、楽しいことやハマっていること、取り組んでいることだったり趣味の話だったり、担当日が一緒になっても聞いたことがなかったことなどもありました。
長年一緒に担当したお互いでも分からないことがあるように、ここを読んでくれた初めましてのみなさん!ピアサポーターも色々な方がいます。ただ言えることは、ピアサポーターもこちらに相談にいらっしゃるみなさんも同じがん体験者さんです。いろいろな人がいるんだなぁ?そう思ったら私たちに会いにきませんか?会って話してみませんか?この記事を書いてる人、どの方だろう?心の中でそっと当ててみる、それも楽しいかもしれません。

ピアサポートは毎週木曜日の13時から15時半まで開いています。
予約がある時は優先になりますが、入口のボードに予約の案内がなければどなたでもご利用いただけます。がんを体験し、茨城県の研修を受けたピアサポーターが二人一組になりましてお話しをお伺いします。
ぜひいらしてみてください。

2025年9月16日

2025年8月4日

2025年7月30日

 6/24(火)に2025年度第3回目のさくらサロンが開催され、11名の方にご参加いただきました。今回は日立総合病院の消化器内科医および緩和ケア専門医である大河原悠先生にご講話いただきました。

 題名は「抗がん剤と緩和~二本の脚と一本の杖~」です。二本の脚と一本の杖とはいったいなんぞや? 気になりますよね? 講話のあと、参加者からは「緩和ケアと言われると、“もう治療はない”と宣告されたようなものと思っていた。そうじゃなくて最初から治療と併行してやっていいものなんだとわかりました。」との感想が聞かれました。
 ここですべてを書ききれないのが残念ですが、以下の3点に絞って皆さまにも少しお伝えしたいと思います。まず1つ目。緩和ケアは、体のつらさだけでなく、精神的、社会的(仕事、お給料、子どものことなど)、スピリチュアル(人生の終わり方への考え方、他人との比較、後悔)など=(全人的苦痛)を緩和することを目的とします。抗がん剤治療と併行して早期から行うことで、生活の質(QOL)の向上、余命の延長につながることが古い研究からも分かっているそうです。2つ目。抗がん剤治療における緩和ケアの役割として、大河原悠先生いわく、抗がん剤は「杖」のようなもの。栄養サポートや症状緩和(「両足」)がしっかりしていれば、抗がん剤の効果を最大限に活かせる。副作用がつらい時は「杖を置く」ことも選択肢となるのだそうです。体調が戻ればまた杖を使えばいいし、いつか抗がん剤をやめる時も、両足(症状緩和と栄養のサポート)が残っているので生活の質を大事にして、自分らしい生き方をして欲しい。「1日3食たべなきゃ」ではなく、「食べたいものを食べられる時に」という考え方でよいそうです。そして3つ目。緩和ケアはチーム医療。緩和ケアは患者、家族、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、歯科医師、歯科衛生士、心理士、ソーシャルワーカーなど多職種がチームを組んで全人的苦痛の緩和に向き合います。
私自身も今日の講話を聞くことができてとても励みになりましたし、希望の光も見えた気がします。両親や知り合いにも伝えたいと思います。

交流会では、大河原悠先生も交えて日頃身体に生じる痛みなどについてお話しをしました。

 また、抗がん剤治療による爪の変形や変色について、美容の面から支える株式会社スヴェンソンの成田様をお招きし、水性ネイルや爪やすり、ネイルオイルなどを用いた、爪に優しいネイルケアの紹介をしていただきました。水性ネイルは水でできており、お湯に1,2分ほど浸すと剥がせるマニキュアで、マニュキュア独特の匂いもありません。好きな色を選んで実際に塗布する体験会も行いました。

 参加者からは「私は抗がん剤をすると爪が横に割れたり亀裂が入ると引っ掛かるので、こういう保護の方法はいいわね。」「やっぱり爪がキラキラしているといいわね。」といった感想が聞かれました。最後は当院の作業療法士によるストレッチです。上手くできなくてもいいのです、お互いに笑い合ってお開きになりました。

次回のさくらサロンもみなさまのご参加をお待ちしております。

                                社会福祉相談室 薄井絵美佳

2025年6月16日

2025年6月10日

コニままです。久しぶりのブログです。4回目でしょうか?
2024年4月から毎月さくらサロン(がんサロン)が開かれています。2年目となった4月のサロンの時、私は皆勤で拍手のお祝いをいただきました。
がんになって19年、5回の手術を受けましたが、きっとピアサポーターになっていなければサロンに参加することはなかったと思います。
乳がんのおしゃべり会の立ち上げにピアサポーターとして関わり、その後も毎月参加し、
コロナ前は血液の患者会にも参加することで、多くの方と知り合うことができました。
サロンでも新たな出会いがあり、毎月のサロンではそれぞれの立場の医療者からのお話を聞き刺激を受け、今では毎月のサロンを心待ちするようになりました。
がんになり大腸を2回手術し、ストーマ(人工肛門)にもなり転移による肝臓と肺、腸閉塞と5回の手術を受け、今は3年に1度の大腸内視鏡検査を受けています。
検査を受けるきっかけは市の検診後、大腸の検査を受けるよう通知が来たことです。近くのクリニックで受けた初めての検査の時はベッドに乗った時から緊張でドキドキでした。
その検査でポリープが見つかり内視鏡で切除しました。
「きれいに取れましたよ」の言葉にほっとしましたが、後日取ったポリープの検査結果は
がんが広まる可能性があると言われ手術を受けることになりました。
それから何回この検査を受けたでしょうか?

昨年末の検査の時です。検査室の前に行くと背中が丸くなった小柄な女性が椅子に座っていました。私の顔を見るなり「あなたは、どこの検査をするの?」と聞かれ、「大腸です」と言うと「私はね、この前もやったのに、まただよ。嫌になっちゃうよ」と。
受付の人とおしゃべりしてずいぶん慣れているようでした。
お話を伺うと、食道、胃、腸と立て続けて手術をしたようでした。
「そんなにあちこち手術したら、お腹は傷だらけでしょう?」と聞くと
「いや、全部内視鏡手術だからね。傷はそんなにないよ」
「私のお腹は傷だらけ」、と言うと
「昔の人は大変だったね」の言葉に年上の人に「昔の人」と言われたことに驚きながらも
医学の進歩と、がんになってからの年数がずいぶん経っていることに気づかされました。
手術を受けるにしても体に負担の少ない方法が進歩して良かったと思いました。
大腸内視鏡検査は何度もやっているので慣れているのですが、その日の検査は時間がかかり、すぐに運転して帰る気になれず、温かいココアを飲んで一息ついて帰宅しました。

ピアサポート事業の担当の日で病院に来た時です。
スタバの所を通ると「ケーキの試食をいかがですか」と声をかけられました。
ケーキに手を伸ばすと「今日は通院ですか」と店員さんに聞かれました。
今日はピアサポート事業の日だと伝えました。
がんになって悩んだり落ち込んだりしている人と、がんの経験者がお話し出来る日で院内にはお話できる場があること、私はがんの経験者でピアサポーターをやっていることを話しました。
店員さんは、お盆を持ったままじっと耳を傾け聞いてくれました。
「話をしていただいてありがとう。知ってとても良かった」と言っていただきました。
何だか私も爽やかな気持ちになりました。
こんな風に話せるのも年月が経ち、多くの人にピアサポートのことを知ってもらいたい気持ちを持っていたからだと思います。
二人に一人はがんになると言われていますが、周りにはそんなにがんの人がいるようには思えないし、ましてがんのことを話せる人はいないのが普通のような気がします。
がんと診断されると次々と治療が進み、不安が募ります。そんな時、ピアサポート事業のドアをノックしてください。ノックするのは勇気がいると思いますが、おしゃべりして帰る時には「もっと早く来れば良かった」と言い、ほとんどの方は笑顔です。
この春からは3名(男性2人・女性1人)の新しいピアサポーターが加わりました。
おしゃべりだけでも、ピアサポートをしている人の顔を見に来るだけでもいいのです。
首を長くしてお待ちしています。

写真は、いつもの散歩道です。
散った桜の花びらの池には、おたまじゃくしがいました。

2025年5月26日

4/25(金)に2025年度第1回目のさくらサロンが開催され、14名の方にご参加いただきました。
今回のレクチャーは、当院看護師の菊池さん(がん薬物療法看護特定認定看護師)による「アピアランスケアと最新の医療情報」でした。脱毛のことや皮膚のケアなど、とてもためになる、そしてすぐに実践できる内容も多く、みなさん熱心に耳を傾ける様子がありました。

交流会では、自己紹介+今月のテーマ「おススメのお店」ということで、地元の飲食店を中心とした紹介があり、メモを取る姿があちらこちらで見られました。私も興味があるお店がありましたので、時間をみつけて行ってみたいと思います。

最後は私が担当したストレッチ(座って行える体と頭のストレッチ)を行いました。終了時のみなさんのニコニコされている表情が印象的でした。

第2回目のさくらサロンは、5/30(金)に「介護保険と介護サービス」のレクチャーです。みなさんのご参加をお待ちしております。
                                リハビリテーション科 安田学

2025年5月19日

こんにちは。ピアサポーターのロスタイムです。今回のブログは猫の話をしたいと思います。
私の家は里山に囲まれたところにあって、周辺には田んぼが多い。里山の裾を小川が流れており、その水は農業用水に使われている。その小川で毎年蛍が羽化する。6月の半ば頃、蛙の声が喧しい蒸し暑い夜に、蛍を見ることができる。ぼうっぼうっと淡く光りながら飛ぶ蛍の幻想的な景色は、山里ならではの眼福かもしれない。
去年の6月のある夜、夫と蛍を見に行った。家の近くを5分も歩けば蛍が群れ飛ぶところへ出る。小一時間蛍の舞を見て、さて帰ろうと家へ歩き出した時、私たちの歩くすぐ近くに1匹の蛍が(蛍は1頭と数えるのが正しいそうだが)光りながら飛んでいるのに気づいた。地面の上、1m30~40㎝くらいを私たちの前になったり後ろになったりしながら付かず離れずついて来る。なんだかこの動きは既視感があるなぁ、と思った時、夫が不意に「にゃあが帰って来たかな」と言った。
にゃあ、というのはその前年の暮れに虹の橋を渡ってしまった猫だ。5年前の秋に突然我が家の庭に現れ、そのまま居ついてしまった。これがやたら人懐こい猫で、獣医さんにも診せたのだが、高齢の雌猫で人に飼われていたのだろうということしかわからなかった。関係機関に猫を保護している旨を届け出て、飼い主からの連絡を待ったけれど、名乗り出る人はいなかった。うちでは飼っているわけではなく、あくまでも保護している猫というスタンスだったので、あえて名前はつけなかった。それで「にゃあ」とか「にゃん」とか呼んでいた。
猫は最初我が家の飼い犬「ハチ」とバトルを繰り広げたが、ハチは気が優しくてビビリなのであっという間に格下認定され、猫の存在を受け入れざるを得なかった。その結果、うちの庭を我が物顔で闊歩し、物置に猫ハウスを確保して住み着いた。
この猫が、お見送りお出迎えをする猫だった。出かけようとすると足元に絡みつくように来て、にゃぁにゃぁと話しかける。こちらは猫語はわからないのにお構いなし。帰ってくると一目散に飛んできて、車を降りるや否やまた足元を一緒に歩く。そんな動きをしていた猫と、蛍が重なった。そうか、あの仔が帰って来たのかもしれないなと、すとんと腑に落ちた。
死は2つある、という話を聞いたことがある。1つ目の死はその人の生命が終わった時。生物学的な死がこれにあたる。そして2つ目の死は、その人を覚えている人が誰もいなくなった時。この2つ目の死こそが、その人の本当の死であると。だとすれば逝ってしまったピアサポートの仲間たちはまだ死んではいない。折にふれ私たちは思い出す。こうだったああだったと話をし、こういう時どうするだろうと想像する。だからまだ一緒に活動しているつもりになっている。
猫が5年余りを我が家で過ごし、その人生(猫生?)を全うした後、しばらくは気がつくと猫の姿を探していて、ああもういないんだなあ、とあらためて寂しさを感じていた。でも私たち家族が覚えている限り、このあたりで遊んでいるのかもしれない。庭木に登ったり虫を捕まえたり、縁側で昼寝をしたり。そういう姿を容易に想像してしまう。ここに居るよ、と蛍の姿で教えてくれたのか、蛍は家の近くでふっと消えた。
なんとなく温かな気持ちになった初夏の夜だった。今年も蛍の季節がやって来る。また会えるかな、と思いながらその日を楽しみにしている。

2025年5月12日

2025年5月8日

3月28日(金)に第12回さくらサロンを開催しました。14名(がん体験者)の方にご参加いただきました。
今回のレクチャーは公認心理士の額賀沙弥香さんによる「緩和ケア~こころのつらさについて~」でした。

がんと言われた時のこころの動き、専門家への相談が必要な時、専門家によるこころのケアの3本立てでお話があり、人のこころのメカニズムや対処方法などについて学ぶことができました。
私が特に印象深く感じた内容は、こころがつらくなることは“心が弱いからではなく誰しもなる”という額賀さんの言葉です。不安や落ち込みを感じるのは正常な反応であって、その人のこころの強さ/弱さの問題ではないこと、そしてそうした時の向き合い方や対処の仕方を教えていただき、どこかこころがスッとした気分になりました。参加者の中にも同様の感覚を持った方々がいて、気持ちを共有することができました。
今回はがんと言われた時のこころの動きというトピックではありましたが、がんに限らず、日常生活ひいては人生のできごとに対するこころの動きにも当てはめて考えられる内容だったので、自身のまわりの方々にも役立ててもらえるよう伝えていきたいと思っています。

こころのつらさに対しては、リラクセーションという方法もあります。今回は時間の都合で詳しいお話を聞くことはできませんでしたが、さくらサロンで取り入れている簡単ストレッチもまさにそのひとつとお話いただきました。参加者のみなさんもレクチャーや交流会を通して、さまざまなこころの動きがあるのではないかと想像します。サロンの最後にストレッチを行うことで、こころを一旦落ち着かせ、サロンでのできごとを消化する助けに繋がるとよいなと思います。

今回が2024年度最後のさくらサロンとなりました。参加者のみなさん、講義いただいたスタッフのみなさんのおかげでこの1年、実りのあるサロン運営ができたように思います。この場をお借りして感謝申し上げます。2025年度もさまざまなプログラムを企画しておりますので、みなさんのご参加をお待ちしています。

                              がん相談支援センター 永山千明

2025年4月17日

 日立総合病院では毎月第4金曜日にがんサロン(名称:さくらサロン)を開催しています。
 プログラムは病院職員によるレクチャー・交流会・ストレッチの3本柱で実施しており、2024年度は延べ174名の方にご参加いただきました。
 終了後のアンケートや感想では、「がんになったのはつらいことだけど、がんにならなければ出会えなかった人たちとつながり、輪が広がった」「がんのことは家族や友人にも言いにくいが、ここでは安心して共有できる」「ネットでがんの情報を検索したが言葉の意味がよくわからなかった。レクチャーでわかりやすく説明してもらい知識が増えた」などの言葉を頂戴しています。開催の様子は当ブログに掲載していますので、ご一読いただければ幸甚です。
 また今年度も系列のひたちなか総合病院のがんサロン(名称:こきあ)とともに年間予定表を掲載します。両病院とも費用は無料で他院通院中の方も受け入れています。関心のあるプログラムがございましたらどうぞご利用ください。スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています。
                             がん相談支援センター 天池真寿美

ひたちなかレクチャー

2025年4月8日

みなさま、お久しぶりでございます。

今回担当するピアサポーターのR349です。
テーマについては、毎回悩みますが、今回は私の体調について読んでいただこうと思います。
ということで私の近況報告というあまり面白くないものではありますが、よろしくお付き合いください。

私は乳がん患者です。
① 2005年3月に市の検診で乳がんが見つかり、左胸の温存手術→放射線治療→ホルモン剤5年服用
② 2017年4月、初発から12年経過し、のんきにしていた頃に定期検査としてCTを撮ったところ左胸に腫瘍が見つかり左胸全摘手術→ホルモン剤を5年服用の予定でしたが、ひざ関節の痛みがひどく半年で服薬を中止
③ 2022年4月、全摘手術より5年経過し節目検査でCT、血液検査、PET-CTの結果2か所のリンパ節に転移が見つかる。
今後の頻繁な通院治療のため17年お世話になった主治医(東京)から日立総合病院へ転院。
ホルモン治療(エキセメスタン)の服用を始める。
④ 2024年7月に造影CTを撮ったところ、背骨に転移が見つかり、エキセメスタンに加えイブランス(分子標的薬)の服用開始。
イブランスの値段の高さに腰を抜かす!
現在服薬中。(毎月、血液検査及び診察)

現在(2025年3月)腫瘍マーカーは基準値を超えることが多く落ち込みますが、ギリギリ薬は効いてくれているようです。白血球が2024年7月には8000でしたが、12月には2200、今年3月には2600と低いため、この冬は感染症にかからないように用心しあまり外出をしなかったため、すっかり運動不足です。
副作用はあくまで私の場合ですが、2023年の夏くらいから頭頂部の脱毛がひどく、部分ウィッグや帽子が欠かせなくなりました。ひざの痛みもひどくなり、ここ一年ほど杖のお世話になっています。杖を使うとどうしても前傾姿勢になり、腰が痛くなることが多く、脚の筋力をつけて、早く杖から卒業しなければと思っています。

2024年7月から服用しているイブランスは、めまいや胃のムカムカがひと月ほど続いたり、吹き出物が顔にできたり、最近は便秘がひどくなり薬を使用しています。

このような経過ですが、今年3月で初めての手術から20年が経過しました。
再発転移のステージ4の患者となり、しかも20歳年をとったことで、人生の終末が初発の時よりぐっと近づいて来ていることを感じます。
これからどう生きていくか、何を目標に生きるかを真剣に考えなくてはと思っています。

生きる目標という言葉でいつも思い出すことがあります。
15年ほど前に若い学生さんたち(医療系)と話す機会があり、芝生の上で円に座り自己紹介などをしていた時に「あなたの人生の目標はなんですか?」と唐突に質問されました。
その若い男子学生は、がんのような大きな病気を経験するとどう生きるかを深く考えるのではないかと思っていたのでしょうか。実は私はあまり物事を深く考えないし、病気のことも忘れて暮らしていたい方なので、少しは立派なことを言わなくちゃと焦りました。
思わず「私は両親を看取ることが目標です」と口から出てしまいました。
学生さんはどんな反応だったかは細かくは覚えていませんが、ポカンとしていたと思います。
とっさに出た言葉に一番驚いたのは私自身でした。
独身の私は、自分はそんなことを考えているんだな、自分のことは意外と分からないものだなと思ったことを今でも思い出します。
昨年9月に母が亡くなり、12年前に父も亡くなったので、両親を看取るということはできたことになります。
しかし、娘として見送れたことにほっとはしましたが決して嬉しいことではないので複雑な気持ちです。

さあて、これから生きる目標は何にしよう。

「たとえ世界の終末が明日であっても私は林檎の樹を植える」(マルティン・ルター)という言葉があります。 解釈はそれぞれだと思いますが、自分の人生の終わりが近づいても淡々と日々を生きていくだけなのかなと思います。これから気持ちの良い季節です。心地よい場所で、これからの生きる目標をじっくり考えてみたいと思います。

ピアサポートを始めて16年になりますが、その間にたくさんの方が初めて会う私にいろいろなお話をしてくださいました。ピアサポートは決して一方通行ではなく、お話を聞かせてもらう私も共感や感動をいただき、私の心の糧となっています。お互いに励まし合うことでほっとしたり、笑ったり泣いたりすることができる場所です。
どうぞお気軽にお越しください。

2025年4月8日

 こんにちは。がん相談支援センターです。
 3月20日にピアサポーター9名・職員4名でピアサポーターミーティングを開催しました。今年1月、茨城県が2年ぶりにピアサポーター養成研修会を開催してくださり、3名(男性2名・女性1名)の方が当院を希望してくださいました。今回は新メンバーと先輩ピアサポーターとの顔合わせを中心に、1年間の事業の振り返りや課題について話し合いました。男性ピアサポーターは過去に3名いらっしゃいましたが、就職や健康上の理由などで現在在籍者がいなかったため男性の方の利用につながることを期待しています。反面、男性ピアサポーターが同席していることで女性特有の病気などを話しにくいと感じる場合は予約の際に申し出ていただければ調整いたします。
 2024年の事業実績について下記に掲載しました。ピアサポート事業は毎週木曜日 13:00~15:30に本館棟1階 がん相談支援センターで開催していますのでどうぞご利用ください。

                              がん相談支援センター 天池真寿美

2025年3月20日

2月28日(金)第11回さくらサロンが開催され12名の方にご参加いただきました。
今回のテーマは「異性に言えないナイショの話」で後半は男女に分かれて、女性陣は外見に関する事柄など、経験談を含めた具体的なお話が活発に聞かれました。男性陣はどのようなお話をされていたのでしょうか。
前半は今年のサロンの振り返りと、来年度希望するレクチャーについて 一人ひとりからご意見がありました。来年度のレクチャーの参考にさせていただきます。
さくらサロンに参加し、私自身もよい経験をさせていただいております。「やりたいことがいろいろとあって、予定をどんどん入れている」というお話を聞かせていただき、その積極的な行動に感銘を受けました。参加された方々の前向きな姿に、心の在り方で行動や考え方が変わり、自分らしく生きることができることを教えていただきました。

自己紹介のお題は、春になったらやりたいことでした。毎日厳しい寒さが続いていますが、春の兆しがあちこちに見え隠れしています。春を思うと気持ちも明るくなりワクワクしませんか?「寒いのに、木たちは毎年芽を出し、すごいなと思わされます。」とのお声を聞き、胸が熱くなりました。
 次回の さくらサロンは3月28日(金)です。
今年度最後となりますので ぜひご参加ください。
                                    入退院支援室 石川富美子

2025年3月7日

こんにちは緩和ケア病棟オリーブです!!

緩和ケア病棟では、これまでたくさんの患者さんから「ペットに会いたい」、という声をいただいていました。その要望に応えるため、今回安全に配慮したルールを作りペット面会を可能にしました。

2025年2月28日


2025年2月25日

1月のさくらサロンは「お金に関すること」高額療養費・確定申告についてのテーマで当院MSW(医療ソーシャルワーカー)永山さんから講義をいただきました。

病気のことや治療のことと同じくらい、お金のことも心配な方が多くいらっしゃる中で、具体的な制度についてのお話がありました。中でも高額療養費の中で、大事なポイント8つについての説明がありました。今年から制度改正があり自己負担額が上がるということで、有益な制度がたくさんある中でうまく活用して使っていけるとよいと思いました。交流会の中では、通院の交通費についての質問があり、明細書などがなくても家計簿やメモ書きでも大丈夫だったことなど、参加している方々からの経験談を聞くことができ、とても参考になりました。制度についてはなかなか学ぶ機会もなく、今回のテーマは私たち職員にとってもたいへん勉強になりました。資料も充実していて今後も活用出来るものでした。

会の最後は恒例のストレッチ! 寒くて縮まった筋肉が、じわ~っとあったかくなり体も心も温まりほぐれていきました。今月のテーマは、「今年の抱負」でした。皆さんの抱負を聞き、共感しながらそれぞれ決意表明!?ができました。今年一年どんな年になるでしょうか。みなさんにとってステキな年になりますように。

2025年2月12日

緩和ケア病棟では、患者さんといろいろな行事で記念写真を撮影しています。今年最初の写真はお正月飾りと一緒に撮影をしました。患者さんも記念になったと喜んでくれて部屋に飾ってくれています。
今年は日立市にも雪が降るでしょうか。何年前かの大雪の日を思い出します。
みなさん体調に気をつけながら、心も体も温かくお過ごしください。
次回は節分の様子をお届けします♪

2025年1月27日

第9回さくらサロン

12/18(水)に第9回さくらサロンを開催し、15名の方にご参加いただきました。
今回のレクチャーは、当院の管理栄養士の安部訓子さんによる「食事について」でした。
当院の病院食の提供方法や病院食の種類の紹介があり、当院の食事の調理方法は、再加熱方式で、2日前に調理し冷却保存、提供当日に配膳車の中で温めているそうです。これにより、1回の食事提供数が350~400食あってもスムーズに対応できていることがわかりました。また、症状別の食事アドバイスのポイントや具体例の紹介があり、とてもわかりやすい内容でした。参加者から、「食べても体重が増えないがどうしたらよいのか」「便秘の時の食事の工夫は?」「経口補水液は常用しない方が良いと聞いたことがあるが、実際はどうなのか」などの質問があり、安部さんからの回答を聞くことで、より理解を深めることができました。

サロンの様子

今回の交流会の自己紹介のテーマは「お気に入りの歌」でした。
みなさんそれぞれ曲名とともに、心に響く・勇気づけられた歌詞について、コンサートに行った時の感想、自身が歌った・歌ってもらった時の思い出などを話していただき、お互いのことを少し身近に感じることができる機会となりました。

最後は、ストレッチです。
これからの時期は、寒さで背中を丸めてしまうことが多く、背中の血行が悪くなってしまいがちです。対策として、肩を大きくまわし僧帽筋を動かすことが有効との話を聞き、実際にストレッチを行いました。短い時間ですがストレッチをすることで、心も体もすっきりさせることができました。

交流会

メッセージ

第10回さくらサロンのご案内

2025年1月24日

まぁやのちあぱい」誕生秘話…
MAYAです。
『まぁやのちあぱい』の始めは患者会で知り合った方のために作ったのがきっかけです。
ちあぱいとは乳房切除した方のための補正パットです。患者会で初めてお会いした時に「何かいいパットがあったら教えて」と言われたので、自分が使っていたものを「これやわらかくていいのヨ~」とお見せしました。
その後、ちあぱいが欲しいということで、どなたか譲っていただけないか探しました。でもたどり着けませんでした。 で!、ならば私が作ればいいんだ!、ということで、四苦八苦しながら編んでみました。まあまあ上手に出来上がったのですが、なんだか色がベージュとかでおもしろくなかったのです。…もっと明るくてPOPな感じの色糸を使ったらどうかな…とMAYA(私)はムズムズしたのです。そこで誕生したのがこのちあぱいです。

一覧

ジューシーカラーで作ったら気分が上がる気がしました。それと、パットあるあるなのですが、不覚にもこぼれ落とすことがあるのです。でもね、肌色とか、ベージュではないからちょっと見た感じではパットとは思われないのです。ポーチのようにも見える。コットンの糸を使うのでやわらかくて肌触りもいいし、中綿が取り出せるので体調に合わせて調整もできちゃいます!!
かわいい色やデザインのちあぱいがあったら気分が上がる気がしたのです。いなくなった私の胸がかわいい色になって素敵になって帰ってきてくれたみたい。そんなふうに思ったっていいじゃない。いちごパイとか、富士山パイとか、アポロチョコパイetc…
いい気になってにやけながら作りました。
クスッとなってしまうような、Happyが届きますように…。

2025年1月20日

こんにちは、緩和ケア病棟オリーブです。
早いもので2024年が終わろうとしています。皆さんにとってどんな1年でしたか?

緩和ケア病棟オリーブでは季節の行事を患者さん、ご家族とともに楽しむためさまざまな企画をしています。
先日は入院患者さんとご家族の方を招待してクリスマス会を開催しました。

クリスマス会1

今回のクリスマス会は、緩和ケア病棟オリーブのかわいいサンタさんとトナカイさんたちによるハンドベルの演奏、「ひたちライアーの奏(かなで)」のみなさんによるライアー演奏、医師たちによるピアノと弦楽器の三重奏と、一足早いクリスマス気分と癒やしの音楽の時間を過ごすことができました。

クリスマス会2

車いすやベッドのまま参加する患者さんもいましたが、たくさんのスタッフの協力のもと、安全に行うことができました。
患者さんやご家族からは「感動した」「涙が出てきた」「いい思い出ができた」など温かな感想をいただきました。
演奏会のあとは、栄養科スタッフがつくったクリスマスムースをサンタさんとトナカイさんで患者さんのもとに お届けしました。みなさんに喜んでいただき、記念の写真も撮ってプレゼントしました。

クリスマス会3

緩和ケア病棟オリーブでは季節を感じられるよう、スタッフ手作りでイベントを行っています。
次回は節分祭の様子をお伝えします!

2025年1月8日

茨城がんフォーラム2024

10/27(日)、ホテルレイクビューにて「茨城がんフォーラム2024」が開催されました。

ポスター発表では当事者団体や病院から11の活動報告が寄せられました。専門職による投票結果では筑波メディカルセンター病院 総務部 遠藤友宏さんの「緩和ケア病棟の家族控室改修を目的としたクラウドファンディングへの挑戦」が受賞し、がん体験者を含む一般県民が投票した「参療賞」は当院緩和ケア病棟 看護師長 菅井恵さんが受賞しました。菅井さんの発表は「遺族ケアの取り組みとしてのグリーフレターの導入」と題し、緩和ケア病棟でお看取りした方のご遺族を対象に、逝去後約2ヶ月を目安に入院中のエピソードやその人らしさが伝わる手紙を出している取組みでした。手紙を受け取ったご遺族は深い喪失感を感じながらも、6割の方が電話や来院し、医療者への感謝の言葉や悲しみの中にいる気持ちを吐き出してくださったそうです。病棟看護師は、患者さんやご家族に緩和ケア看護が与えた影響を知る機会になるとともに、この取り組みがご遺族の気持ちの助けになることを知り、今後も継続する方針です。発表内容の詳細につきましては患者図書室(モンキーポッド)に抄録集を配架しましたのでよろしければご一読ください。

ポスター

がん相談支援センターでは茨城県立中央病院・ひたちなか総合病院のがん相談員とともにブースを出展し、ハッピを着てPR活動を行いました。コロナ禍が一段落し対面でPRができるようになったのはよろこばしいことですが、ブースに立ち寄った方が少なかったのは残念でした。

会場の様子

2024年12月23日

こんにちは。緩和ケア病棟オリーブです。

つんとした冷たい空気。季節はすっかり冬ですね。
冬と言えばクリスマス!!
クリスマス飾りで緩和ケア病棟は華やかな雰囲気になってきました。

クリスマス飾り

患者さんやご家族の記念日も大切にしています。
患者さんの誕生日会
患者さんの好きな歌手の歌とうちわでお祝いをしました。
患者さんの笑顔を思い浮かべながら小道具を作っています!
こんな感じで・・・

栄養科

準備

『青空の下をお散歩 青空写真館』
緩和ケア病棟自慢の庭園。
青空の下を歩くと幸せホルモンと言われるセロトニンが分泌され
リラックスや癒やしが得られるそうです。
今の季節は青空が高く澄んでいてとてもきれい。患者さんを誘ってお散歩をしました。
青空をバックに記念写真をパチリ。太陽いっぱい 笑顔いっぱい。
気持ち良い~(^^♪

青空

次回はクリスマス会の様子をお伝えできたらと思います!

2024年12月18日

第8回 さくらサロンのご報告

11/22(金)に第 8 回さくらサロンが開催されました。
13名(がん体験者:11名、患者家族:2名)の方にご参加いただきました。
今回のレクチャーは、当院の緩和ケア病棟(通称:オリーブ)の看護師長 菅井恵さんによる 「緩和ケア病棟オリーブの紹介」でした。
緩和ケア病棟の説明や当院での歴史、入院の流れから入院期間、在宅支援などの詳細をたくさんの写真とともに紹介いただきました。病室はすべて個室で、季節のイベントを開催したり庭園でお散歩したりと、それぞれの患者さんやご家族の気持ちを尊重したケアを行っていることがよくわかる内容でした。
「緩和ケア病棟」は最期の入院、終末期に入るところ、とイメージする方が大多数であるものの、実際には入院中 穏やかに過ごせた、痛みが軽減できたなど印象が変わったとの意見も多いとのことでした。 参加された方からも、「緩和ケア」の名前がどうしても終末期のイメージがある。名前を変えたらどうか?との意見や、今回お話を聞いてイメージが変わった、もっとアピールした方がよいなどの意見も聞かれ、うれしく感じました。

交流会

交流会では、11/22 開催ということもあり「いい夫婦」がテーマになりました。 憧れる夫婦には、大谷選手や山ちゃん蒼井優夫妻など、有名人夫婦が何組も出てきました。現実的には、病気になってから家事を手伝ってくれる、車で送迎してくれるなど相手に感謝され、ご本人は「特別仲良くもないのよ~」と言いながらも、お互いに思いやりをもち生活しているお話も聞け、ほのぼのとした時間を過ごせました。
一人の方が会話の中で、竹内まりあさんの「人生の扉」という曲を紹介してくださいました。とても素敵な曲だと思います。ワンフレーズご紹介します。 『信じられない速さで 時は過ぎ去ると知ってしまったら どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ』
ぜひ一度、皆さんも聴いてみていただけたらと思いました。

リハビリテーション科 勝山英恵

第9回 さくらサロン

2024年11月21日

こんにちは。緩和ケア病棟オリーブです。

2024年11月20日

第7回さくらサロンのご報告

10月25日(金)に第7回さくらサロンを開催しました。13名(がん体験者11名・家族1名・その他1名)の方にご参加いただきました。

今回のレクチャーは薬剤師の原田悠介さんによる「がん薬剤と薬の副作用」でした。
薬物治療の基礎知識から、薬剤選択方法の事例、副作用の内容や時期など詳しく講義いただきました。薬剤の相性もあり、薬剤ごとに気をつける副作用も異なることがよくわかりました。

レクチャ

現在抗がん剤治療中の方もおり、交流会では副作用に関する質問や悩みなどのお話が聞かれました。原田さんからは医学的根拠に基づいた回答と、参加者の方からは自身の治療経験に基づくご意見を聞くことができました。医学的知識に加え、体験者の生の声もみなさんに届けられることは、交流会(サロン)ならではの機会になっています。

交流会

過去の記事でもご紹介していますが、毎回自己紹介のテーマを設け、参加者のみなさんから一言いただいています。今回のテーマは「秋の味覚・秋の楽しみ」。旬の野菜や果物、娯楽などについてお話いただき、さまざまな体験談やおすすめの事柄を共有しました。
10月下旬を迎えたにもかかわらず、この日も最高気温22度/最低気温17度と暑さが残る気候でしたが、みなさんのお話から秋を感じることができました。

ストレッチ

次回は11月22日(金)「緩和ケア病棟(通称:オリーブ)の紹介」を予定しています。
緩和ケア病棟については、当ブログでも一部活動の様子をお見せしていますが、当日は病棟師長からより詳しくお話しいただける予定です。
みなさんのご参加をお待ちしています。

がん相談支援センター 永山千明

第8回さくらサロン

2024年11月5日

ひたちなか市の健康フェスティバルでがん相談支援センターのPRをしてきました 

10月6日(日)、ひたちなか市総合体育館でスポーツ健康フェスティバルが開催され、ひたちなか総合病院のがん相談員や当院のがん薬物療法看護特定認定看護師と一緒にブースを出展し、がん相談支援センターのPRをしてきました。

会場

当日は当院のピアサポーターさんたちがたくさん応援にかけつけてくださり、一緒に「いばらきのがんサポートブック」を手渡したり、がん検診の必要性やアピアランスケアグッズの説明をしました。アピアランスグッズでは手作りのターバン帽子の関心が高く、かぶって見せ合ったり、製作者に「インスタで発信したほうがいいですよー!」など、背中を押してくださる方がいたり、盛り上がりました。

グッズ

他のブースには「ピアサポートいばらき」「ピンクリボンひたち」「乳がん仲間の小さなおしゃべり会 momo♪」「HiStar’Snow☆ Tsukuba(レモネードスタンド)」「茨城県看護協会」「ウイッグ業者さん」など、たくさんのがん関連団体が出展しており、相互にブースを訪問しながら交流を深めました。

他のブース

正午からはピンクリボンウォークに参加し、ひたちなか海浜公園まで往復3.6Kmをおしゃべりしながら歩き、ボッチャの競技に興じたり、色づき始めたコキアを満喫しました。

スタンプラリー

健康スポーツフェスティバルにがん関連のブースを設けてくださった(公)ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社のスタッフの皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。

 *アピアランスケアとは… 
  がん治療による外見の変化に対し、医学的・整容的・心理社会的な支援を行い、
  がん治療中の方の苦痛を軽減するケアのことです。
  チアパイやターバン帽子、ウィッグなど、情報をご希望の方はがん相談支援センターまで
  お問い合わせください。
  がん相談支援センター 病院診療日の9:00~16:00 電話:0294-23-8730(直通)

がん相談支援センター 天池真寿美

2024年10月23日

第6回 さくらサロンのご報告

9/27(金)に第6回さくらサロンが開催されました。
当日は雨降りのお天気でしたが、参加者10名(がん体験者)にご参加いただきました。
今回のレクチャーは、歯科衛生士の小高千春さんによる「お口のトラブルとお手入れについて」でした。
普段目にする機会の少ない口の中の写真や、日常でのお口のケア、歯ブラシの使い方や選び方、口腔の保湿の重要性、最新の保湿剤や入れ歯の粘着剤の情報など、とてもわかりやすく、身近な内容でした。

お口のケアグッズ

参加された方からも、日常のケア以外に入れ歯やインプラントの質問も多く聞かれ、時間が足りない位でした。 交流会では、「苦手なもの」をテーマに、とにかく高いところが苦手や、虫が嫌い、胃カメラやMRIが嫌いなど、それぞれの苦手なものについてお話しされ、「私も苦手」と同調される方々もおられ、お話が盛り上がりました。

お話

第8回さくらサロン

2024年9月26日

第5回 さくらサロンのご報告

8月23日(金)に第5回さくらサロンが開催されました。参加者は19名(がん体験者 18名・ご家族1名)で多くの方にご参加いただきました。
今回のレクチャーの内容は、作業療法士の勝山英恵さんによる「日常生活の注意点と自宅でのストレッチ」でした。抗がん剤や放射線治療中、注意すべきことや骨転移後 避けた方が良い動作などのお話がありました。参加された方からも 具体的な体験談や質問などが聞かれ、参考になられた方も多くいらしたのではないかと思いました。

サロンの風景

交流会では「好きな生き物」をテーマに好きな動物やペットのお話などが聞かれました。
後半は ヨガマットや、椅子を使ったストレッチの体験がありました。そこでもさまざまな質問が聞かれ、参加された方々の感心の高さを感じました。

ストレッチ

病院でのリハビリが入院中しか行われないとのお話もありましたので今回のような機会が今後も行われる必要性も感じました。
次回は 9月27日(金)歯科衛生士による「口腔ケアでお口のトラブルを予防しよう」を予定しています。ストレッチ・交流会も行われます。皆様のご参加をお待ちしています。

第6回さくらサロン

2024年9月13日

こんにちは、緩和ケア病棟オリーブです。

8月7日、毎年恒例の夏祭りを開催しました。
限られた時間の中で、ヨーヨー釣りやボーリング、輪投げを行い、病室ではくじ引きや写真撮影をしました。患者さん、ご家族のたくさんの笑顔がみられ、私たちもとても楽しい時間を過ごすことができました!

緩和ケア病棟

2024年9月5日

乳がん切除後の乳房補整パット(通称:ちあぱい)を差し上げます

編み物上手なピアサポーターさんが「乳がんの方を応援したい!」とカラフルな「乳房補整パット」をたくさん寄付してくださいました。ご希望の方に無料で差し上げますので、毎週木曜日13:00~15:30に開催しているピアサポート事業にお越しください。(なくなり次第終了します。ご了承ください。)
また「自分で編んでみたい!」という方には編み図を差し上げます。がん相談支援センターまでご連絡をお願いします。(電話:0294-23-8730 平日:9時~16時)

写真

2024年8月26日

はじめまして。ピアサポーターのTako(たこ)です。
2022年の茨城県ピアサポーター養成研修を受講してピアサポーターになりました。
初めてブログを担当しますので自己紹介させていただきます。
私は口腔がんを患いました。術後の経過はよく現在は治療も通院も終了しています。
ピアサポーターをめざしたのは、手話通訳者として聴覚障がい者の方たちの役に立ちたい、一緒に前を向きたいと思ったからです。

手話を始めたきっかけは35年前の耳の聞こえない若いお母さんと出会いです。普段は紙に書いてコミュニケーションを図っていましたが、そのお母さんが手話でお友だちとやりとりをしているのを見かけた時、とても表情がいきいきしていて驚きました。私も同じようになりたいと思い日立市で開催していた手話教室に通いました。その後手話の奥深さに魅せられて勉強を続け、35年前に手話通訳者になりました。

障がいがあってもなくてもがんになります。「医師の説明をきちんと理解して選択したい」、「治療でつらい思いをした時には気持ちを聞いて欲しい」と思うのはみんな同じです。
日立総合病院でもピアサポーターとして毎月1回担当していますので、よろしければ是非いらしてください。手話でたくさんおしゃべりしましょう。
(手話通訳者は同席しなくても大丈夫です。また、話し合いの内容は守秘義務があり守られます。)

ご予約

2024年8月19日

第4回 さくらサロンのご報告

7月26日(金)に第4回さくらサロンを開催しました。暑い中にもかかわらず、18名(がん体験者:16名・家族:2名)が足を運び参加をいただきました。

今回は、がん看護専門護師の秦千晴さんから「緩和ケアとは?」~体のつらさ・緩和ケアチームについて~の内容で講義をいただきました。緩和ケアは、がんと診断された時から病気とともにより良く生きるために体と心のつらさを和らげる医療であるとお話がありました。緩和ケアは積極的に行うものへとイメージが変わり、つらさへの対応方法や当院で行われる緩和ケア・事例からみる緩和ケアなどを知ることができました。

様子

交流会では、さまざまな病気や治療の段階にある参加者の声から、これまでの治療経過の中で緩和ケアを受けていたことを改めて振り返り、今後の治療や症状への対応・生活のための緩和ケアを考える機会となっていたことが伺えました。また、医療用麻薬の使用や副作用への不安に対し、不安が痛みを感じやすくするため我慢せず相談することの大切さや、副作用への対処方法についてアドバイスを受ける場面もありました。さまざまな悩みや不安があってもどこに相談してよいのかわからない、わかりやすい仕組みがあると良いなど率直なご意見もあり、スタッフにとっても参考になりました。相談先として専門看護師や認定看護師、がん相談支援室の支援についても紹介させていただく機会となり、ピアサポーターへの相談も含め、一人で悩まず相談でき緩和ケアにつながると良いと感じました。

様子2

恒例のストレッチは、悩みや不安について考えた後の心と体をときほぐし、次のテーマである「自宅でできるストレッチ」が楽しみになるようでした。

当院のさくらサロンは、がん患者さんたちの学びと交流の場とし、第4金曜日に開催しています。次回は8月23日(金)を予定し、いつものレクチャーの時間を無理のないストレッチでリラックスしご自宅で活用いただけたらと考えます。患者さん、ご家族の方どなたでも参加できますのでお気軽にお立ち寄りください。

看護局 長 和恵

第5回さくらサロン

2024年7月25日

第3回さくらサロンのご報告

6月28日(金)に第3回さくらサロンを開催しました。 当日は雨にもかかわらず、とても多くの方々に参加していただきました。

今回はがん薬物療法看護特定認定看護師の菊池早輝子さんから「がん薬物療法の副作用」~外見の変化に対するアピアランスケア~の内容で講義をいただきました。がん薬物療法を行った患者さんの多くが経験する脱毛、皮膚障害、末梢神経障害について、とてもわかりやすく充実した資料でたくさんのことを学ぶことができました。

交流会では参加者の方々から「実はウィッグつけてます」「私もそうなんです」と次々声が上がり、みなさん本当に自然で自分に似合うものを上手に使われていました。講義の中でも「その人らしく過ごせる、実行可能で自分らしいと思える方法を考えることが大事である」というお話がありましたが、サロンに来ている方々も、まさに自分に合った方法で、自分らしさを大事にしていることがよく伝わってきました。
脱毛を経験された方から現在悩みを抱えている方へのアドバイスや、実際使用している帽子付きのウィッグの紹介もあり、とても楽しく和やかに、あっという間に時間が過ぎていきました。

恒例の15分ストレッチも3回目となり、「家でもやってます!」との声も上がり、ちょっとした時間でできる体操が、とても心地よく体も心もほぐれて会が終わりました。

当院のさくらサロンは、がん患者さんたちの学びと交流の場とし、第4金曜日に開催しています。次回は7月26日(金)「緩和ケアって?」~体のつらさ・緩和ケアチームについて~のお話を予定しています。アットホームな雰囲気で行っています。患者さん、ご家族の方どなたでも参加できますので気軽にお立ち寄りください。

看護局 菅井恵

サロンの様子

2024年7月23日

系列のひたちなか総合病院からのお知らせ

系列のひたちなか総合病院のがん相談支援センターからがんサロンの名称が決定したとのお知らせが届きましたのでご案内いたします。ひたちなか市は春のネモフィラで有名ですが秋はコキアの紅葉が見事です。いただいたリーフレットを掲載しますので、ぜひ名前を覚えて、がんサロン「こきあ」をご利用ください。

がんサロンこきあ

2024年7月2日

こんにちは、緩和ケア病棟オリーブです。

ようやく梅雨らしい季節になりました。病棟の屋上庭園ではチューリップの花が終わり、ニゲラや河原撫子、6月に入ってからは紫陽花が咲き始めました。庭園のお花は患者さんたちのベットサイドに飾らせていただきスタッフともに癒されています。
今年は庭の花でドライフラワーをつくり、病棟のあちこちに飾りました。

緩和ケア病棟オリーブ

誕生日にはハンドベルでの演奏と、患者さんの好きな歌手の歌のプレゼント&手作りうちわで家族と一緒にお祝いをしています♪

今後も定期的に病棟の取り組み内容をお伝えしていきます。

2024年6月14日

第2回さくらサロンのご報告

5月24日(金)に第2回さくらサロン(がんサロン)を開催しました。参加者は16名(がん体験者:14名、ご家族:2名)で、第1回よりも多くの方にお越しいただきました。前回に引き続き参加くださった方、初めてご参加の方々とともに今回も盛会のうちに終了することができました。
今回のレクチャーは「顕微鏡で見た『がん』って?」をテーマに、臨床検査技師の柳田さんにお話いただきました。『がん(ガン)』と『癌』の違いからはじまり、からだの組織・細胞の種類とがんの関わりやがん細胞の特徴、病理診断がどのように行われるかなど専門的なお話を聞く機会となりました。医学的な知識に難しさを感じた方もおられたかと思いますが、図やイラストを用いた説明が多く、参加者のみなさんが頷きや「そういうことか」などの呟きをされながら話に耳を傾ける様子が印象的でした。私自身も、医師が言う“がんの顔つきが悪い”という表現の意味合いについて理解を深めることができました。レクチャー終了後も柳田さんに向けて疑問点や臨床検査技師としての意見を尋ねる声が聞かれ、活発な質疑応答が行われていました。
交流会では、自己紹介のお題を“趣味・マイブーム”として、一人ひとり感想や体験談をお話いただきました。共通の趣味をお持ちの方々もいて、和やかな雰囲気の中、参加者それぞれの想いや考えをお互いに聞き、語り、共有する時間となりました。今回もあっと言う間に終了時間を迎え、最後は作業療法士による簡単ストレッチ。前回のストレッチの内容も振り返りつつ、新たにフェイスタオルを使って、日常生活でも取り入れやすいストレッチを伝授いただきました。
第3回さくらサロンのレクチャーは、がん薬物療法看護特定認定看護師が「がん薬物療法の副作用」についてお話する予定です。みなさんも一緒にがんについて学び、語らい、ストレッチでからだと心をほぐしませんか?ご参加おまちしております!

がん相談支援センター 永山千明

サロンのようす

2024年6月7日

スピーカーバンク

茨城県内の学校や企業などでご自身のがん体験を語りがん教育に尽力している「茨城がん体験談スピーカーバンク」から講演内容を要約した「がんを語る」をいただきました。
今回いただいたのは2022年版ですが、リーフレットスタンドに置くとすぐなくなってしまい、既に当院には2023年版の残部はありません。今回は代表の志賀さんのご厚意により会で保管していた分をお譲りいただきました。数に限りがありますので、お手元に置いておきたい方はお早めにお持ち帰りください。

写真

2024年5月13日

がんと共に29年①

感染症の流行、災害…波乱の幕開けとなった2024年。皆さんいかがお過ごしですか?
前回のブログで、7回の癌を乗り越えたとお話しさせて頂いたnonです。

私が最初に癌に罹患したのは21歳の時でした。
県内でも珍しく、先生方は議論に議論を重ねて『1/4切除後、放射線治療を行う』と結論に達しました。手術後、1ヶ月間放射線治療に毎日通いました。放射線治療の副作用は比較的マイルドですが、倦怠感と皮膚の炎症に悩まされていました。
夏でもタートルネックを着なくてはいけないほど、赤く爛れて服に擦れてしまい症状が落ち着くまで2年ほど要しました。火傷の痕のような皮膚の変色はその後3年以上かけて薄くなり、現在は跡形もありません。やっと水着も着れるようになりそろそろ結婚?と思っていた28歳の時、二度目の癌に罹患しました。この時は、結婚も人生も諦めてしまおう…と、考えてしまっていました。
しかし、元夫とその家族の方々に『治して嫁に来なさい』と言っていただき、前回と同じように治療することにしました。治療も終わり結婚もして、4年経ち待望の第1子を妊娠した時、さらなる癌が私を襲いました。

重たいお話ですみません。

私が癌を乗り越えた原動力は、家族の支えと役割です。自分が生きている事で誰かの役にたつ、支えになれる。告知を受けた直後は、とても辛いですが、乗り越えた後の未来を想像する事で治療にも耐え、もう一度立ち上がることが出来るのではないのでしょうか?

続きはまた、機会がありましたらお話しさせていただきます。

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2024年5月8日

第1回 さくらサロン(がんサロン)のご報告

4月26日(金)にがんサロンを開催しました。参加者は12名でした。
当院では、2019年8月にがんサロンを開始しましたが、3回開催したところでコロナ禍となり休止していました。今回は、約4年ぶりの開催となります。再開にあたり、サロンの名称を「さくらサロン」としました。さくらは、日立市の花であること、さくらが咲く4月に再開すること、花言葉は「優れた教育、忘れないで」で、ヘルスリテラシー*1向上をめざし専門職による優れたがん教育を行う、また、将来的にグリーフケアの開催を検討し、旅立った大切な人たちの生き方を語り、共有し、忘れない場にしたいとの思いを込め命名しました。 今回のさくらサロンは「がん相談支援センターの紹介 ~根拠に基づいた情報支援を行い、がん体験者同士の仲間づくりを支えます~」をテーマに、がん専門相談員の天池さんにレクチャーをしていただきました。「がん相談支援センター誕生の背景」「がん相談支援センター業務と情報支援」では、がん相談支援センターの基本的な事柄についてお話を伺い、「当院のがん相談支援センター業務と事業内容」では、当院で行っているがん相談、ピアサポート事業、就労相談事業、がんサロン、PR事業について相談モデルなども含め具体的に、とてもわかりやすい話を聞くことができました。私たちスタッフも、はじめての参加の方が多かったため、参加者とともに学びになるレクチャーでした。
次は、テーブルを囲み、がん体験者・家族の交流会を行いました。和やかな雰囲気の中、参加者お一人づつ、自己紹介とこれまでのがん体験や想いをお話していただきました。笑顔あり、涙ありで、皆で想いを共有することができました。
最後は、作業療法士の勝山さんに教えていただきながら、ひとりでできるかんたんストレッチとして、からだが温まるストレッチやちょっとした段差で転ばないためのストレッチを参加者、スタッフ皆で行いました。
あっという間に2時間が経ち、アンケートでは、参加者全員が参加してよかった、また参加したいとの回答があり、私たちイベントスタッフもとてもうれしく、今後の励みとなる結果でした。
さくらサロンは、これからも毎月第4金曜日(12月のみ第3水曜日)13:30~15:30でおこないます。次回は、5月24日(金)「顕微鏡でみた時の『がん』って?」をテーマに臨床検査技師 柳田篤さんによるレクチャーです。今回と同様、交流会、かんたんストレッチも行います。
ぜひご来場ください。お待ちしております!

*1:ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する力のこと。がん情報があふれていますので、見極める力をつけることが大切です。

医療サポートセンター 小斉悦子

第2回さくらサロン

2024年4月12日

日立総合病院とひたちなか総合病院のがんサロン年間予定表のご案内

日立総合病院では4月から毎月第4金曜日にがんサロンを開催いたします。
がんサロンの内容は3本柱で、まずは病院職員からがんに関する正しい情報をお伝えし、ヘルスリテラシー(*注)の向上をめざします。レクチャーの後には交流会を開催し、がん体験者・その家族で想いをわかちあい、共有したいと思っています。話すのが苦手な方は他の人の話を聞くだけの参加でもOKです。最後には簡単ストレッチを行います。参加者が体もこころもほぐして家路につけるといいな…と思っています。
今回は系列のひたちなか総合病院のがんサロン年間予定表も掲載します。両病院とも費用は無料で他院通院中の方の参加も受け入れます。お住まいが近い方や関心のあるプログラムがございましたら是非ご利用ください。スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしています。
*注:ヘルスリテラシーとは健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する力のこと。
   がん情報があふれていますので、見極める力をつけることが大切です。

年間予定表

2024年4月11日

みなさん、こんにちは
ピアサポーターのハナココです。
私は7年前に乳がんを発症し、温存手術、放射線治療を行い、ホルモン剤を服用しています。
現在は年1回の検診とホルモン剤服用は継続中で、検診結果も毎回良好なのでこのまま何もなかったらあと3年で薬も終了予定です。幸いにも人間ドックでみつかり早期発見だったとはいえ、まさか!私がガン?しかも乳がん?なぜ?と思ったことを鮮明に覚えてます。いろいろ考えすぎてしまった頃ピアサポートの存在は知っていながらなかなか勇気がでなくて行けませんでしたが、今自分がサポーターとなり、心配な表情で入ってくる相談者の方とお話をして気持ちを共有し、帰る頃には前向きの考えになっていく姿をみると私もあの辛かった時に利用すれば良かったかもと思います。きっと同じように利用したいけど…って思っている方もいるかもしれません。そんな時は1度足を運んでみてください。同じ経験をしている方と話してみると気持ちも楽になりますよ。
私はがんを経験してからやってみようかなと思ったことは挑戦してみようと考えが変わりました。その1つとしてコロナ禍の3年間ヘアドネーションをするために髪を伸ばし、昨年3年ぶりに髪をバッサリ切りました。31cmないと寄付できないと聞いていたのでひたすら伸ばし続けました。カットした余裕の長さの髪をレターパックにいれ自分でポストに投函しました。その時はやりきった感満載で、今頃誰かのために役立っていることを願うばかりです。 2回目のヘアドネーションはないと思いますが、これからもやってみたいと思ったことは挑戦したいと思ってます。

ヘアドネーション