できます。DataStageのジョブは、DataStageのGUIからの起動のほかに、コマンド実行、C APIからの実行もできます。 ほかのツールからジョブを呼び出すときに、ジョブで定義しているパラメータの値を渡すことも可能です。
DataStageジョブシーケンサーの機能を使って、ジョブの終了の待ち合わせなどをするジョブネットを組むことができます。ただし、このジョブネットは、DataStageサーバー内での制御となりますので、複数サーバーにまたがるようなジョブネットを組む場合には、運用管理ツール JP1などでジョブネットを組まれることをお勧めします。
できます。JP1のジョブネットの中で、DataStageのジョブをコマンド起動することで連携します。DataStageにもスケジューリングの機能がありますが、JP1などの専用の運用管理ツールを使うと、実行予定日が休日だった場合に次の日に処理を振り替えるなど、きめ細かな実行制御ができます。DataStageを導入される際に、JP1のジョブ管理機能を一緒に導入されることをお勧めします。
できます。名寄せツールとして、QualityStageのご利用を御検討ください。DataStageとQualityStageは、V08-50から開発画面が統合されました。
他社の名寄せツールでもジョブの中でコマンドを起動する機能を使って利用できますが、運用・拡張・保守を考慮した場合、QualityStageのご利用をお勧めします。
任意のジョブ間の差分を出力する機能があります。似たデザインのジョブの差分を取って、違いを把握したり、別プロジェクトにある同名ジョブとの違いを確認する場面で利用できます。
DataStageのパッケージ化の機能を使って管理できます。完成したジョブをパッケージ化し、他サーバに配信できる形にします。変更があった場合は再度パッケージ化し、その履歴を管理します。前回パッケージ化したものとの違い(更新、追加など)を表示したり、以前のパッケージの状態に戻すといったことを実現できます。
ジョブのデータフローに、コメントを書き込めます。それを印刷すると、処理の概要を記載したドキュメントとして保存できます。また、ジョブで設定したパラメータの内容を基に、ジョブレポート機能を使って、HTMLレポート形式の保守ドキュメントを生成できます。生成されたレポートは、標準のインターネットブラウザ(Microsoft Internet Explorer など)で表示、印刷できます。レポートはXMLで生成され、スタイルシートによってブラウザでの表示に適したHTML形式に変換されます。カスタムスタイルシートを定義することもできます。
できます。DataStageのマルチジョブインスタンスの機能を使って、ひとつのジョブを複数のインスタンスとして起動できます。この機能を使うときには、ファイルなどのリソースがぶつからないなど、同時に動けるようにジョブデザインを設計してください。
DataStageのジョブパラメータの機能を使って、デザイン上は変数として定義しておき、実行時に値を渡せます。データベースのデータソース名やファイルのパス名などをジョブパラメータ化しておくと、開発系から本番系に移送する際に変更が不要なジョブを作成できます。
できます。本番環境に入れ替えるDataStageのジョブが稼働していなければ、ほかのジョブは実行中の状態でも入れ替えができます。ひとつのジョブを入れ替えるだけのためにDataStage全体を停止する必要はありません。
以前のバージョンのDataStageのジョブは、最新バージョンのDataStageでもそのまま使えます。 ただし、バージョン間の互換性やアップグレードに関して注意事項がある場合があります。 サポート契約ユーザ向けに情報を提供しておりますので、サポート経由でご確認ください。