HA8000/RS220-h,RS220,NS220,NS220-s,RS220-s,RS210-h,RS210,
RS110-h,RS110,NS110,TS20,TS10-h,TS10,NS10,SS10,NS10sモデル（以下 システム装置）において、リモートコンソールオプションを使用する際に、コンソール端末からシステム装置に接続出来なくなる場合があります。
以下に示す注意事項をよくお読みになって運用いただけますよう、お願いいたします。
システム装置のOS設定において、節電機能（省電力機能）によりディスプレイ装置の電源が切れた状態でコンソール端末からリモートコンソールアプリケーションを起動した場合、システム装置との接続に失敗する場合があります。
一度この現象が発生した場合、システム装置側に接続されているディスプレイの電源が復旧した後にリモートコンソールアプリケーションを再起動しても、システム装置との接続に失敗します。
正常な状態に復旧するためには、システム装置のAC電源OFF/ON（電源コードの挿抜）が必要となります。
BMCファームウェアのバージョンが下記に該当し、Windows®やLinux®等、OSの節電機能(省電力機能)によりディスプレイ装置の電源が切れた状態で、コンソール端末からリモートコンソールアプリケーションを起動した場合にシステム装置との接続に失敗する場合があります。
対策版のBMCファームウェアを公開しております。下記より最新のBMCファームウェアをダウンロードし適用をお願いします。
対策版BMCファームウェアをすぐに適用できない場合は、OS設定の、ディスプレイ装置の節電機能（省電力機能）を無効にしてください。
Windows®環境では、システム装置出荷時および「SystemInstaller」によるセットアップ後の初期設定において、節電機能(省電力機能)が有効になっているため、下記に従い設定を変更してください。
●Windows Server® 2003またはWindows Server® 2003 R2の場合
［コントロールパネル］−［画面］を開き、“画面のプロパティ”の“スクリーンセーバー”タブにある“モニタ電源”の“電源”を選択すると“電源オプションのプロパティ”が表示されます。“電源設定”が“常にオン”になっていることを確認して頂き、“［常にオン］の電源設定”の“モニタの電源を切る”の項目を“なし”に設定してください。
●Windows Server® 2008またはWindows Server® 2008 R2の場合
［コントロールパネル］−［電源オプション］を開き、“電源オプション”の“電源プランの選択”で選択されているプランの“プラン設定の変更”を選択すると“プラン設定の編集”が表示されます。“コンピュータをスリープ状態にする:”が“なし”になっていることを確認して頂き、“ディスプレイの電源を切る:”の項目を“なし”に設定してください。
Linux®環境およびVMware®環境では、システム装置出荷時および「セットアップCD」または「リカバリCD」によるセットアップ後の初期設定において、ディスプレイ装置の節電機能（省電力機能）は無効になっています。ディスプレイ装置の節電機能（省電力機能）は使用しないでください。
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