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2023年10月31日
株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、10月30日(ブリュッセル現地時間)、タレス社GTS部門の買収(16億6,000万ユーロ(約2630億円)*1)を進めることについて、必要な競争当局からの承認取得を完了したことをお知らせします。
同日、欧州委員会が承認を公表したことにより、必要な13か国・地域全てにおいて承認を得たことになります。欧州委員会の承認に先立ち、2023年10月4日(ロンドン現地時間)には、英国の競争当局からの承認を得ました。買収の承認の条件として、日立レールはフランス、ドイツ、英国の本線用信号事業を譲渡します。この事業譲渡は、従業員や従業員を代表する組織と全ての協議プロセスを経て行われます。
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
以上