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2023年10月5日
株式会社日立製作所
株式会社日立ビルシステム
株式会社日立製作所(以下、日立)と株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、標準型エレベーターの新シリーズ「アーバンエース HF Plus(エイチエフ プラス)」*1が、本日、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。
「アーバンエース HF Plus」は、世界的なプロダクトデザイナーの深澤 直人氏が代表を務めるNAOTO FUKASAWA DESIGN LTD.監修の下、日立昇降機製品・サービスの開発コンセプトである「HUMAN FRIENDLY(HF)」を具現化した標準型エレベーター「アーバンエース HF」の新シリーズとして、2023年4月に販売開始した製品です。乗り場の意匠デザインのバリエーションを拡充し、多様な建築意匠との調和をめざしたほか、乗りかご内の壁・床を傷などから保護する「デザインパネル(壁用保護パネル)」および「デザインマット(床マット)」の意匠性をさらに高めることで、利用者に快適な移動空間を提供します。
機能面では、昇降路内の制御盤・巻上機を原則として頂部に配置する設計としたことで、豪雨などによる冠水リスクの低減を図るとともに、「Hybrid-PCS」を使用して電気自動車からの給電で停電時のエレベーター利用を可能にする「V2Xシステム」*2に対応し、災害に対するレジリエンスを向上します。さらに、顔認証でエントランス入場とエレベーターの移動をタッチレスで行える「ダブルセキュリティ」、法定検査を一定期間実施していない項目*3を自動検出して乗りかご内の液晶インジケーターにアイコンでお知らせするエレベーター法定検査アラート機能など、安全・安心・快適を提供するデジタル機能を強化しています。
日立と日立ビルシステムは、「アーバンエース HF Plus」の多様なデザインと先進の機能により、人・ビル・社会に新たな価値を提供します。
拡充された乗り場意匠デザインのバリエーション(一例)
意匠性をさらに高めた「デザインパネル(壁用保護パネル)」および「デザインマット(床マット)」
制御盤・巻上機の頂部配置に関する「アーバンエース HF」(左)と「アーバンエース HF Plus」(右)の比較イメージ
電気自動車からの給電で停電時のエレベーター利用を可能にする「V2Xシステム」
エレベーター法定検査アラート機能の検査完了時(左)と検査未実施項目がある場合(右)の表示
様々な規模や意匠の建物に柔軟に対応するべく拡張した機能の細部にわたって配慮がなされており、すべてにおいて隙の無いデザインである。かご内側板や床マットに至るまで選択の幅を広げているが、どの組み合わせを行なってもデザインの世界観は崩れてない。
特にこれまで見て見ぬふりをしてきた後付けの保護マットにも選択の幅を広げる着眼点は素晴らしい。意匠性の高さだけでなく、容易に着脱できる利便性も高く評価した。
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
株式会社日立ビルシステム カスタマーサポートセンター
電話 : 0120-7838-99(フリーダイヤル)
以上