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2023年7月10日
株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール社は、このたび、トランスペナイン・トレインズ社(TransPennine Trains Limited、以下トランスペナイン・エクスプレス)、エンジェル・トレインズ社(Angel Trains)と、クラス802インターシティ車両19編成のメンテナンス契約を更新し、契約期間が8年間延長されました。
日立が製造したインターシティ車両「Nova 1」は、座席数が従来の車両より161席多く、2019年の納入以来リバプール、マンチェスター、ニューカッスル、エディンバラを結ぶトランスペナイン・エクスプレスの路線で順調に運行しています。
現在、Nova 1は英国の業界平均より70%も信頼性が高く、日立はその優れたメンテナンスや信頼性で評価されています。
契約金額は2億4000万ポンド(約440億円)*1で、550人以上のスタッフを有するイングランド北部とスコットランドの車両基地が作業を行います。この契約は、日立レール社が英国においてメンテナンス事業で生み出す年間の経済効果4億6000万ポンド(約840億円) *2に寄与します。
「今回の契約は、日立レール社のメンテナンスチームの実績が高く評価され、トランスペナイン・エクスプレス、エンジェル・トレインズ社、日立レール社の協業が実を結んだものです。私たちは、Nova 1車両の信頼性をより高められるように、投資とたゆまぬ努力を続けていきます。」
「私たちは日立と長い間協力して良い成果を出してきました。今回の8年間の契約延長により協力関係が続くことを喜ばしく思います。私たちは日立を戦略的パートナーとして信頼しており、乗客第一の精神で、トランスペナイン・エクスプレスをご利用頂くお客様にNova 1による最高の旅を提供していきます。」
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
以上