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企業情報ニュースリリース

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2023年3月10日
日立グローバルライフソリューションズ株式会社

空調IoTソリューション「exiida遠隔監視・予兆診断」の
オプション部品「exiida遠隔監視通信ユニット(ビル用内蔵タイプ)」を販売

ビル用マルチエアコンの室外ユニット内部に取り付け可能で、専用の設置スペースや追加の電源工事が不要に

[画像]「exiida遠隔監視通信ユニット(ビル用内蔵タイプ)」搭載イメージ

  日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS) は、空調IoTソリューション「exiida(エクシーダ)遠隔監視・予兆診断」で使用する通信ユニット(オプション部品)の新製品として、日立のビル用マルチエアコンの室外ユニット内部に取り付けられる「exiida遠隔監視通信ユニット(ビル用内蔵タイプ)」を新たに開発し、2023年5月8日から販売を開始します。
  「exiida遠隔監視・予兆診断」は、AI技術を活用した高度なIoTソリューションで、業務用冷凍・空調機器の稼働状態の監視と計画的な運用・保守管理をサポートするサービスです。2022年8月のフロン排出抑制法の改正(*1)に伴う、業務用冷凍・空調機器(*2)の簡易点検の代替にも対応しています。
  今回、室外ユニット内部に取り付けられる通信ユニットを新たにラインアップすることで、据置タイプの通信ユニットの設置や追加の電源工事が難しい施設においても、「exiida遠隔監視・予兆診断」の導入が可能となります。また、最大64冷媒系統の業務用エアコンも一括管理することができます。これらにより、近年需要が高まっている空調設備における常時監視システムの導入を支援します。

(*1)
  フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(平成十三年法律第六十四号)第十六条第一項の一部改正。
(*2)
  フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律において定められた第一種特定製品をさします。

主な特長<exiida遠隔監視通信ユニット(ビル用内蔵タイプ)>

  1. 専用の設置スペースが不要 【New】
    ビル用マルチエアコンの室外ユニット内部に通信ユニットを取り付けることで、専用の設置スペースが確保できない場合でも常時監視システムとのネットワーク接続が可能となります。
  2. 追加の電源工事が不要 【New】
    ビル用マルチエアコンの室外ユニット内部から給電を行う仕様のため、追加の電源工事は不要です。
  3. 通信ユニット1台で最大64冷媒系統の業務用エアコンを監視可能
    「exiida遠隔監視通信ユニット(ビル用内蔵タイプ)」を取り付けたビル用マルチエアコンの室外ユニットから伝送線(*3)を使い、他の日立業務用エアコンの室外ユニットと接続した場合、最大64冷媒系統までを一括管理することが可能です。それぞれの室外ユニットに通信装置を取り付けする必要がないことから、設置工事が容易にできます。

[画像]「exiida遠隔監視通信ユニット」接続時のシステム概要図

(*3)
  日立独自の伝送方式 H-LINKを使用。H-LINKの詳細は右記URL参照。  https://www.hitachi-gls.co.jp/products/control/hlink/

型式および発売日

品名 型式 対象室外ユニット 発売日 価格
exiida遠隔監視
通信ユニット
(ビル用内蔵タイプ)
HC-ARMSP フレックス
マルチ
TG(X),TS(X),TZ(X)
および
SG(X),SS(X)シリーズ
5月8日 オープン
フレックス
マルチ
リニューアル型
SGR(X),SSRシリーズ
寒さ
知らず
TN(X)シリーズ
取り付け工事(有償)が必要となります。
exiida遠隔監視・予兆診断の利用に際しては別途有償契約が必要です。
フレックスマルチmini、フレックスマルチminiモジュール、寒さ知らずリニューアル型、寒さ知らずマルチminiはビル用内蔵タイプに対応していません。
冷暖同時タイプ TGX,TSX,TZX,SGX,SSX,SGRXおよびTNXシリーズは、予兆診断に対応していません。
外気温度範囲が暖房運転時ー20℃WBを下回る場合は、本通信ユニットの運転条件範囲外となるため、据置型を選定ください。

空調IoTソリューション「exiida遠隔監視・予兆診断」について

  「exiida」は日立の空調IoTソリューションの総称です。「exiida遠隔監視・予兆診断」は冷凍・空調機器をインターネット上の日立GLSのクラウドサーバへ接続し、AI技術を活用した高度なIoTソリューションで、業務用冷凍・空調機器の稼働状態の監視と計画的な運用・保守管理のサポートを実現するサービスです2022年8月に施行されたフロン排出抑制法の改正により、業務用冷凍・空調機器を対象とした「業務用冷凍空調機器の常時監視によるフロン類の漏えい検知システムガイドライン(JRA GL-17)」に対応した常時監視システムとして提供しています。これまでの目視による簡易点検の代替手法として位置づけられており、簡易点検業務に対する作業負担の軽減に貢献します。

日立グローバルライフソリューションズについて

  日立グローバルライフソリューションズは、家電・空調を中心としたプロダクト事業、ソリューション事業に加え、これまで培ってきた事業基盤と日立グループの総合力、またデジタル技術を活用したイノベーションを通じて、「360°ハピネス ひとりひとりに、笑顔のある暮らしを」という想いのもと、「暮らしの充実」「医療の高度化、充実」「循環型社会」そして「低環境負荷」の4分野を中心に生活者のQoL向上に貢献するライフソリューションの創出、さらにグローバルアライアンスの強化による日立ブランド製品の海外販売とライフソリューション事業の海外展開を加速していきます。

お客様お問い合わせ先

日立グローバルライフソリューションズ株式会社
空調ソリューション事業部 空調事業戦略本部 システムソリューション企画部  [担当:森、進藤]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館

以上

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