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企業情報ニュースリリース

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2023年3月7日
株式会社サイフューズ
日立グローバルライフソリューションズ株式会社

再生医療の発展を目的とする協業へ向けた基本合意書を締結

  株式会社サイフューズ(以下、サイフューズ)と日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)は、MetaTech (AP) Inc.(以下、メタテックAP社)および台湾日立アジアパシフィック社(以下、THAP)とともに、再生医療分野の発展に貢献するため、台湾地域での協業を行う検討を進めることについて合意し、基本合意書を締結しました。

  サイフューズは、日立GLSと2020年から、再生・細胞医療分野における再生医療等製品の新たな製造設備モデルの構築・運営の共同開発を進めています。また、メタテックAP社とTHAPは、複数のファンドや有力企業とともに、再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を2020年に設立し、再生医療事業で連携しています。
  今回の基本合意は、再生医療の発展に貢献するための取り組みを台湾地域においても行うことを目的に、サイフューズと日立GLS、メタテックAP社、THAPのパートナーシップを拡大させる戦略により実現したものです。今後、日立グループの持つ技術・ソリューション、サイフューズの持つサイフューズ独自のバイオ3Dプリンティング技術を用いた再生医療、そしてメタテックAP社の持つ技術および台湾地域の医療関連企業との強固なネットワークなどによる相乗効果を生み出し、台湾地域における再生医療分野のニーズに対応し、台湾地域の住民の皆さまに向けた再生医療への貢献をめざします。

  今回の基本合意書は、今後の協業の方向性を確認するものであり、具体的な協業内容等につきましては、今後、当事者間で個別協議を行って決定します。
  なお、本件による業績に与える影響は軽微でありますが、今後、業績への重大な影響が認められる場合には速やかにお知らせいたします。

サイフューズについて

  2010年に設立され、細胞のみで立体的な組織を作製する独自のバイオ3Dプリンティング技術を搭載したバイオ3Dプリンタを開発・販売するとともに、この基盤技術を活用した再生医療等製品の開発、3D細胞製品の各種受託などを行っています。また、2020年に日立GLSと再生・細胞医療分野における業務提携契約を締結しています。なお、本件は適時開示基準には該当しませんが、有用な情報と判断したため、任意開示するものであります。

日立グローバルライフソリューションズについて

  日立グローバルライフソリューションズは、家電・空調を中心としたプロダクト事業、ソリューション事業に加え、これまで培ってきた事業基盤と日立グループの総合力、またデジタル技術を活用したイノベーションを通じて、「360°ハピネス ひとりひとりに、笑顔のある暮らしを」という想いのもと、「暮らしの充実」「医療の高度化、充実」「循環型社会」そして「低環境負荷」の4分野を中心に生活者のQoL向上に貢献するライフソリューションの創出、さらにグローバルアライアンスの強化による日立ブランド製品の海外販売とライフソリューション事業の海外展開を加速していきます。

メタテックAP社について

  1998年に電子部品の代理店として設立。その後、再生医療を中心とする医療分野事業にも参入し、2017年には食道及び膝関節軟骨細胞シートなどの修復技術を活用した事業を開始しました。また、2020年にはTHAPおよびそのほか複数のファンド、有力企業とともに再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を設立しています。

THAPについて

  日立グループは1950年代から台湾地域で事業を開始しており、2003年5月に日立グループの台湾地域における総括会社としてTHAPを設立。台湾地域における事業の強化に向けて取り組んでいます。

お問い合わせ先

株式会社サイフューズ

経営管理部

日立グローバルライフソリューションズ株式会社

空調ソリューション事業部 空調サービスシステムエンジニアリング本部
空調システムソリューションセンタ CPC事業推進グループ [担当:長谷川、稲村]

以上

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