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2021年12月2日
(本リリースの内容は、英国において12月1日(水)に発表したものです。
日本では12月2日(木)に配信しました。)
株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール社は、アルストムが保有する高速鉄道車両プラットフォームV300 ZEFIRO(ゼフィロ)に関わる関連資産等を取得することを決定しました。
今回の決定は、アルストムがボンバルディア・トランスポーテーション社を買収するに当たり、V300 ZEFIROについて欧州委員会と約束した内容に基づくもので、アルストムは、既存のトレニタリア社とILSA社向け車両契約における義務を継続して履行します。
日立は、今回の決定により、特にイタリア向けFrecciarossa(フレッチャロッサ)1000型車両をはじめとする高速鉄道*市場へのコミットメントを強固にすると共に、保守・サービス事業の能力強化を図ります。所定の手続きや従業員代表との協議の後、関連当局の承認を受け、2022年前半に取得を完了する見通しです。
日立は、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。「環境(地球環境の保全)」 「レジリエンス(企業の事業継続性や社会インフラの強靭さ)」 「安心・安全(一人ひとりの健康で快適な生活)」に注力しています。IT・エネルギー・インダストリー・モビリティ・ライフ・オートモティブシステムの6分野で、OT、ITおよびプロダクトを活用するLumadaソリューションを提供し、お客さまや社会の課題を解決します。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。
以上