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2021年8月19日
専門理事 武田 志津
株式会社日立製作所(以下、日立)の研究開発グループ技師長兼基礎研究センタ日立神戸ラボ長である武田 志津(たけだ しづ)は、このたび、一般社団法人技術同友会が主催する「第7回女性技術者育成功労賞」(後援:内閣府、経済産業省、厚生労働省、国土交通省)を受賞しました。表彰式は、8月25日に経団連会館にて行われます。
女性技術者育成功労賞は、産業界における女性技術者の活躍を推進・支援するために、ダイバーシティ推進活動の一環として、女性技術者・研究者の育成において顕著な成果を上げた個人の功績をたたえるもので、2014年から毎年継続されている表彰です*1。
武田はハーバード大学メディカルリサーチフェロー、ロックフェラー大学博士研究員を経て2001年に日立に入社すると、2009年からは再生医療の研究開発に従事し、自らがロールモデルとなりながら、女性技術者の管理職輩出やキャリア形成などに取り組んできました。今回、後進育成での顕著な功績が認められ、受賞に至りました。主な受賞理由や活動事例は、以下の通りです。
日立は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を経営戦略の一環として位置付けています。取り組みの一つである女性の活躍推進に関しては、2015年4月に初めて役員級の理事に女性を登用したほか、2021年4月に日立初の女性執行役として、ロレーナ・デッラジョヴァンナを執行役常務に任用する*3など、より多くの女性が経営の意思決定へ参画できる体制の構築を進め、2021年4月に役員層における女性が7人となり、女性比率10%の目標を達成しました。また、将来の女性リーダー候補となる母集団の形成を目的として、2020年度までに女性管理職数を2012年度比2倍の800人にする目標を掲げ、2020年10月に半年前倒しで達成しました*4。2030年度*5までに役員層(執行役および理事)における女性比率および外国人比率を30%とする新たな目標を設定*6し、日立は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を加速しています。
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーであるLumadaを通じて、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステムの6分野でお客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速することで、社会価値・環境価値・経済価値の3つの価値向上に貢献します。
以上