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2021年3月11日
(本リリースの内容は、イタリアにおいて3月10日(水)に発表したものです。
日本では3月11日(木)に配信しました。)
フレッチャロッサ500車両
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール(イタリア)社は、このたび、イタリア共和国(以下、イタリア)の鉄道運営会社であるTrenitalia(以下、トレニタリア社)と、高速鉄道車両Frecciarossa(フレッチャロッサ)500(以下、ETR500)59編成のメンテナンス用統合ロジスティクスサポート契約(以下、本契約)を1億5,280万ユーロ(約197億円)で締結しました。契約期間は6年間で、さらに2年間の延長オプションも付帯されています。
本契約により、48時間以内の部品供給と部品在庫レベルの最適化により、車両保守サービスと部品管理の品質を高め、イタリアにおける高速鉄道車両運行の可用性と効率のさらなる向上に寄与することをめざします。
ETR500は、2008年からはフレッチャロッサの愛称で親しまれ、営業最高速度300km/hで走行しています。日立レール(イタリア)社は、ETR500の保守契約からETR1000やETR700のフルサポートサービス契約に至るまで、イタリアの高速鉄道車両サービスに関する幅広い経験を有しています。今後も、これらの幅広い経験を活用し、鉄道サービスのさらなる品質向上に貢献していきます。
トレニタリア社が今回の契約を通じ、私たちとの継続的かつ積極的な協力関係の証として、再び私たちに信頼を寄せてくださったことを大変嬉しく思います。非常に困難な時代の中で、私たちとお客さまのビジネスを継続させるための関係するすべてのチームの尽力を誇りに思います。
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2019年度の連結売上収益は8兆7,672億円、2020年3月末時点の連結従業員数は約301,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。
以上