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2021年3月8日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、障がい者の活躍推進に取り組む国際的なムーブメント「The Valuable 500」に加盟しました。
「The Valuable 500」は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて発足し、ビジネスにおける障がい者インクルージョンをビジネスリーダーが推進することで、インクルーシブな社会を実現することを目的としています。
日立は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を経営戦略の一環として位置付けており、性別・国籍・人種・宗教・バックグラウンド・年齢・障がい・性的指向といった違いを「その人がもつ個性」と捉え、それぞれの個性を尊重し、組織の強みとなるよう生かすことで、個人と組織の持続的成長につなげることをめざしています。
日立はこれまで、障がい者雇用の促進に向けてグループ会社とともに、特別支援学校などの各種学校や障がい者支援機関からの採用活動に加え、インターンシップや実習の受け入れなどを通じて、就業機会を求める障がい者のニーズに応える活動を行ってきました。また、特例子会社制度の活用により働きやすい職場環境を構築し、一人ひとりが障がい特性に応じた能力を発揮できる就業機会を提供することで、障がい者雇用を拡大してきました。
今回、日立は「The Valuable 500」への加盟を通じ、障がい者の活躍を含めたダイバーシティ&インクルージョンをさらに推進していきます。
「The Valuable 500」加盟に伴い、日立では下記のコミットメントを掲げています。
日立グループThe Valuable 500コミットメント
ダイバーシティ&インクルージョンが私たちの未来を開きます
ダイバーシティはイノベーションの源泉であり、日立の成長エンジンです。性別・国籍・人種・宗教・バックグラウンド・年齢・障がい・性的指向といった違いを「その人がもつ個性」と捉え、それぞれの個性を尊重し、組織の強みとなるよう生かすことで、個人と組織の持続的成長につなげることが日立のダイバーシティ&インクルージョンです。多様な力を結集し、優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって、お客さまの多様なニーズに応えていきます。
ダイバーシティ&インクルージョンを加速するための取り組みとして、CEOを議長とし各ビジネスのリーダーが参画する会議体を立ち上げ、障がい者のインクルージョンを含むダイバーシティ&インクルージョンについて検討を行います。
併せて、各地域・各国における課題や現状に応じた取り組みを進めるため、地域ごとにダイバーシティ&インクルージョンを推進するリーダーを選任する予定です。
障がい者のインクルージョンにおいては、「障がい者の権利に関する条約」を尊重し、全ての従業員が最大限に能力を発揮できるよう、各人の状況に応じた支援を行います。障がいの有無に関わらず、誰もがいきいきと働き、成果を発揮できる環境づくりに努めます。
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2019年度の連結売上収益は8兆7,672億円、2020年3月末時点の連結従業員数は約301,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。
以上