このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2019年3月22日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、100%子会社である台湾日立電梯股份有限公司(以下、台湾日立電梯)を通じて、台湾証券取引所に上場している、台湾の昇降機事業会社である永大機電工業股份有限公司(董事長:許瑞鈞/以下、永大機電)の発行済株式の全数取得を目的として、2019年1月17日から2019年4月22日まで公開買付け*1を実施しています。台湾日立電梯は、このたび、本公開買付けの買付け価格を当初の一株当たり60.0台湾ドルから65.0台湾ドルに変更することを決定し、本日、台湾金融監督管理委員会へ申請しました。買付け価格の変更は、永大機電株主の皆さまにとって、より魅力的な株式の売却機会を提供することで、本公開買付けに対してより多くの応募を促し、本公開買付けの目的を、より迅速かつ円滑に達成するために決定したものです。
日立は、本公開買付け期間における唯一の公開買付け者として、永大機電の発行済株式の全数取得を企図しており、同社の完全子会社化をめざしています。本公開買付けを通じて、日立は、50年にわたる永大機電との協業関係をさらに深化させ、中華人民共和国・アジアにおける事業の拡大を図り、製品・サービスのグローバル展開を加速します。日立は、永大機電の最適なパートナーとして、永大機電製品をラインアップに加え、日立の強みであるIoTをはじめとする高度な技術力と融合することで、製品競争力の強化や保全サービスの高度化を実現します。
買付け価格 | 一株当たり65.0台湾ドル |
買付け期間 | 2019年1月17日〜2019年4月22日 |
発行済株式総数*2 | 408,690,200株 (永大機電の自己株式を除く) |
日立グループ保有株式数*3 | 47,725,739株 |
買付け予定株式数の上限 | 360,964,461株 (永大機電の自己株式を除く) |
買付け予定株式数の下限 | 88,504,328株 (永大機電の自己株式を除く) |
公開買付け代理人 | 凱基證券股份有限公司 (KGI Securities Co., Ltd.) |
本公開買付け価格である一株当たり65.0台湾ドルは、市場株価に対して以下のプレミアムを加えた価格となっています。
なお、日立は律盟連合会計士事務所および立本台湾連合会計士事務所から、本公開買付け価格に関する意見(フェアネス・オピニオン)を取得し、妥当性を確認しています。両フェアネス・オピニオンでは、永大機電株式の公正価値はそれぞれ40.27台湾ドル〜68.31台湾ドル、55.15台湾ドル〜67.83台湾ドルまでと評価されており、本公開買付け価格は当該範囲内に含まれています。
本公開買付けの説明書(Prospectus)、律盟連合会計士事務所および立本台湾連合会計士事務所から取得したフェアネス・オピニオンについては、以下のウェブサイトを参照ください。
社名 | 永大機電工業股份有限公司(英語名:Yungtay Engineering Co., Ltd.) |
本社所在地 | 台湾 台北市 |
代表者名 | 董事長:許瑞鈞 |
主な事業内容 |
|
設立年 | 1966年 |
資本金 (2017年12月末時点) |
410,820万台湾ドル(約148億円*4) |
発行済株式総数*2 | 408,690,200株(永大機電の自己株式を除く) |
株主構成*3 | 日立グループ:11.7%(株式会社日立製作所:7.8%、株式会社日立ビルシステム:3.9%) 許作立:4.3% その他:84.0% |
連結売上高 | 1,958,165万台湾ドル(約705億円*4) (2016年) 1,675,221万台湾ドル(約603億円*4) (2017年) 1,485,862万台湾ドル(約535億円*4) (2018年) |
連結営業利益 | 213,796万台湾ドル(約77億円*4) (2016年) 147,892万台湾ドル(約53億円*4) (2017年) 97,563万台湾ドル(約35億円*4) (2018年) |
連結従業員数 (2017年12月末時点) |
5,149人 |
以上