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2018年10月3日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、10月2日、シンガポール共和国(以下、シンガポール)において、日立グループの女性従業員を対象に、リーダーシップやキャリアプランニングの意識を深め、ネットワーキングを通じてモチベーションを高めるグローバルイベント「Global Women's Summit 2018」(以下、本イベント)を開催しました。
今回は、2016年度の英国、2017年度の米国・ラスベガスでの開催に次ぐ3回目のイベントとして、アジアで初めて開催し、若手から幹部までの幅広い層の女性従業員約160名が17カ国・地域から参加しました。本イベントは、①幹部のジェンダー・ダイバーシティに対するコミットメントや、女性リーダーたちの経験談の共有を通じたエンパワーメント、②各職場で自身のリーダーシップを発揮するための意識付けおよびきっかけ作り、③世界中の50社を超える日立グループの女性たちとの交流を通じた学びや今後の人脈作りを目的とし、各地域を代表する日立グループの女性リーダーによるパネルディスカッション、社外有識者と参加者が議論を行うワークショップなど、参加者が新たな気付きや学びを得るためのプログラムを実施しました。また、シェル・シンガポール社会長のゴー・スィー・チェン氏がいかにキャリアを築いてきたかなど、自らの経験について特別講演を行ったほか、日立から執行役社長兼CEOの東原敏昭やCHRO*1である執行役専務 中畑英信、また、社外取締役のシンシア・キャロルなどが出席して、参加者と活発な意見交換を行いました。
日立は、ダイバーシティ・マネジメントを重要な経営戦略の一つと位置づけ、経営幹部の強いコミットメントのもと、グループ・グローバルで推進しています。多様化、複雑化が進むお客さまや社会の課題を解決するためには、多様な価値観を有する人財を結集することが必要であり、日立はさまざまな人財が力を発揮できる就業環境の整備と、グローバル共通の人財マネジメントの仕組みの構築に取り組んできました。このような中、日立は、女性の活躍をダイバーシティ・マネジメント推進の試金石と位置づけ、積極的に推進しています。多様な意見・価値観を経営に反映することを目的に、意思決定への女性の参画をより一層推進し、2020年度までに役員層*2の女性比率を10%に、また、将来の女性リーダー候補となる母集団として、2020年度までに、女性管理職者数を2012年度比2倍の800名*3とする目標を定めています。
日立は、本イベントを契機にグループ・グローバルでのダイバーシティの取り組みをさらに加速させていきます。性別・国籍・年齢・価値観といった、それぞれの個性を尊重し、従業員一人ひとりが生き生きと活躍できる職場づくりを行い、多様な力を結集することで、多様な人財の活躍によりお客さまや社会の課題を解決する新たな価値・ソリューションの創出を進めていきます。
以上