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2018年9月18日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社であるアンサルドSTS社(CEO:アンディ・バー)がとりまとめるFLOWコンソーシアム*1は、サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)のリヤド市開発局(ArRiyadh Development Authority)から12年間*2のリヤドメトロ3、4、5、6号線の運行および保守サービスを約29億米ドル(約3,250億円)で受注しました。うち、アンサルドSTS社の受注金額は、約10億米ドル(約1,100億円)です。
アンサルドSTS社がとりまとめるFLOWコンソーシアムは、サウジアラビアのリヤドの地下鉄6路線のうち4路線の運行を担当します。4路線は総距離約113kmで、50の駅を有しています。
コンソーシアムは、運行、セキュリティ確保や旅客案内などの乗客支援、施設管理、および建物(駅、駐車場、車両基地など)や車両、信号・通信、変電、その他のインフラの保守を含む輸送システム全体のO&Mサービスを提供予定です。
また、アンサルドSTS社は、ANMコンソーシアム*3の一員として、リヤドメトロの路線で最も長距離である3号線に、メトロ・システムを供給しています。さらに、リヤドで初となる自動運転メトロ・システムをプリンセスヌーラ大学向けに構築し、運行するなど、15年以上にわたるサウジアラビアでの実績があります。無人運転車両については、20年以上前にコペンハーゲン地下鉄向けに車両の設計、製造を行い、運行および保守サービスを提供しており、豊富なノウハウや経験を有しています。
「当社は鉄道事業の総合サービスプロバイダーとして運行・保守サービス事業に注力しています。既存のお客さまであるリヤド市開発局が、われわれの能力や専門性を高く評価し、リヤドメトロ3号線へのメトロ・システムの供給に続き、さらに4つの路線の運行および保守サービスについても受注を決定くださったことを誇りに思います。FLOWコンソーシアムのパートナー企業とともにお客さまと長期にわたって良好な関係を築き、今後も、サウジアラビアの発展に貢献していきます。」
以上