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2018年3月23日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に5年連続で選ばれました。日立の役員層および管理職層の多様化をめざす取り組みが、高く評価されました。
日立は、ダイバーシティ・マネジメントを重要な経営戦略の一つと位置づけて、経営幹部の強いコミットメントのもと、グループ・グローバルで人財力の強化に取り組んでおり、2020年度までに「役員層の女性比率を10%」、「女性管理職を2012年度比2倍の800人」とする目標を設定しています。女性のキャリア伸長はもちろんのこと、多様な視点を経営の意思決定へ反映させることを目的としています。また、管理職の意識・行動改革、働き方の見直しといった職場風土の変革と併せて、両輪で取り組むことで、女性人財の活躍支援を推進しています。
経済産業省と東京証券取引所は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速していくことを狙いとして、2012年度より「なでしこ銘柄」を選定し、公表しています。選定では、東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQの上場企業約3,500社を対象に、「ダイバーシティ2.0*1行動ガイドライン」が定める「実践のための7つのアクション*2」に基づきスコアリングを行い、女性人財の活躍支援を積極的に進める企業を抽出し、財務面のパフォーマンス(株主資本利益率)も加味してスクリーニングを行います。「なでしこ銘柄」には業種別にスコアの高い企業が選定され、今般、電気機器の業種区分で選定されました。
なお、今回の「なでしこ銘柄」には、日立のグループ会社である株式会社日立ハイテクノロジーズ、日立金属株式会社も選定されました。
日立は今後も、グループ全体でダイバーシティ・マネジメントと働き方改革の推進を加速し、多様な人財が生き生きと活躍する場を提供することで、社会イノベーション事業をグローバルに展開していきます。
以上