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2017年11月7日
PT. Hitachi Asia Indonesia
(本リリースは、インドネシアにて11月7日に配信されたニュースリリースの抄訳です。)
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)のインドネシア共和国(以下、インドネシア)における現地法人であるPT. Hitachi Asia Indonesia(代表者:池末 崇/以下、日立アジア(インドネシア)社)は、このたび、監視カメラの顔画像からリアルタイムに探したい人物を発見する映像解析システム「Intelligent Video Analysis System」のインドネシア国内における販売を開始します。
昨今、各国では公共空間における警備の強化が進められており、インドネシアにおいても、空港や港、オフィスビル、学校、ショッピングセンターなどといった大規模施設や市街地での安全確保のためさらなる対策が求められています。このような要望に対応するため監視カメラ映像を用いた不審者の検知が普及しつつありますが、画像が暗い、人物が小さくしか映っていないなど、画像が不鮮明な場合は人物の判定が難しく、検知率の向上が課題でした。
本システムは監視カメラが取得した顔画像と、データベース上に蓄積した顔画像を瞬時に類似検索することで、同一人物の画像の迅速な抽出を支援します。日立が独自に開発した高速類似画像検索技術*1を適用しており、顔の向きや明るさが異なる画像でも抽出できるため、個人識別率の向上が期待できます。画像データだけでなく、カメラID、時間などで絞り込んだ抽出結果を表示できるため、今まで人手で行っていた監視業務の効率化が図れます。
また、監視カメラの顔画像から、あらかじめ設定した人物を、リアルタイムに発見することができ、さらに、発見した画像から直近の画像を検索することも可能です。本システムを公共施設や大規模施設などでの監視業務に導入することによって、人物捜索作業を効率化し、監視の強化を支援します。
日立アジア(インドネシア) 社は、今後、インドネシア内のシステムベンダーなどを通じて本システムを導入することで、公共空間での警備、防犯などの強化を支援し、安心・安全な社会の実現に貢献していきます。
データベース上に蓄積した顔画像を瞬時に類似検索することで、同一人物の画像の迅速な抽出を支援します。監視カメラの顔画像から、あらかじめ設定した人物をリアルタイムに発見することができます。
図. 適用例
「Intelligent Video Analysis System」は、日立が2017年11月8日(水)に、Raffles Jakarta, Indonesiaで開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2017 JAKARTA」において、紹介します。
以上