ニュースリリース

日立製作所が4年連続で「なでしこ銘柄」に選定

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO：東原 敏昭／以下、日立)は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に4年連続で選ばれました。

  経済産業省と東京証券取引所は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速していくことを狙いとして、2012年度より「なでしこ銘柄」を選定し、公表しています。選定では、東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQの上場企業約3,500社を対象に、「女性のキャリア支援」と「仕事と家庭との両立サポート」の観点からスコアリングを行い、女性人財の活躍支援を積極的に進める企業を抽出、財務面のパフォーマンス(株主資本利益率)も加味してスクリーニングを行います。「なでしこ銘柄」には業種別にスコアの高い企業が選定され、今般、電気機器の業種区分で日立が「なでしこ銘柄」に選定されました。

  日立は、ダイバーシティ・マネジメントを重要な経営戦略のひとつと位置づけ、経営幹部の強いコミットメントのもと、グループ・グローバルで人財力の強化に取り組んでいます。日本においては、2020年度までに国内の女性管理職を1,000人とする、という女性活躍に関するKPIを設定し、女性自身のキャリア伸長に加え、管理職の意識・行動改革、働き方の見直しといった職場風土の変革の取り組みを両輪で進めることにより、女性人財の活躍支援を推進しています。また、多様な人財が活躍できる環境整備の一環として、2016年度には新たに「育児・仕事両立支援金制度」を導入しています。このような取り組みが高く評価され、今回の選定となりました。

  なお、今回の「なでしこ銘柄」には、日立のグループ会社である日立化成株式会社、および株式会社日立ハイテクノロジーズも選定されています。

  日立は今後も、女性人財の活用をはじめ、グループ全体でダイバーシティ・マネジメントを加速し、多様な人財の力を生かすとともに、経営に多角的な視点を反映することで、グローバル市場での競争力を高めていきます。

ご参考

2016年度から開始した取組み

「育児・仕事両立支援金制度」を導入

子育てしながら働く従業員が、さらに能力を発揮することができる環境を実現するため、子育てしながら働くために要した費用を「育児・仕事両立支援金」として支給する制度を2016年10月より導入しました。

以上