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2017年2月8日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO 東原 敏昭/以下、当社)は、当社と三菱重工業株式会社(以下、MHI)の火力発電システム事業を統合した合弁会社である三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)による南アフリカ共和国のボイラー建設プロジェクト(以下、本プロジェクト)に係る譲渡価格調整の協議を、MHIとの間で継続しています。当該協議の状況について、次の通りお伝えします。
当社は、2016年3月31日に、MHIより当該譲渡価格調整金等の一部として48,200百万南アフリカランド(1ランド=7.87円換算で約3,790億円)の支払いの請求を受けましたが、当該請求は契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられない旨を同年4月6日にMHIへ回答しています。
その後、当社は、2017年1月31日に、MHIより上記譲渡価格調整金等の請求金額を89,700百万南アフリカランド(1ランド=8.51円換算で約7,634億円)に増額した請求を受けました。当社は、当該請求についても、2016年3月の請求と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられませんが、今後もMHIとの協議を継続する意向です。
なお、当社は、本プロジェクトに関するこれまでの協議状況を踏まえ、合理的に見積もった金額に基づき適正に会計処理を行っています。
以上