ニュースリリース

日立独自の鮮度を守る3つの技術で、チルド・野菜に加え冷凍もおいしく保存*1

大容量冷蔵庫「真空チルド」シリーズを発売

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:二宮 隆典)は、日立独自の「真空チルド」「新鮮スリープ野菜室」「デリシャス冷凍」の鮮度を守る3つの技術で、チルド・野菜に加え冷凍もおいしく保存できる大容量冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ6機種を8月25日から順次発売します。
  真空*2構造で低酸素状態により酸化を抑え、肉・魚が凍らない約−1℃*3の「真空チルド」は、能力を向上させた新プラチナ触媒*4により、食品表面の酵素の働きを抑えておいしく保存します*5。また、水分を閉じ込めて乾燥を抑える「新鮮スリープ野菜室」にも新プラチナ触媒*6を採用し、炭酸ガスの効果で野菜を眠らせるように保存*7して、みずみずしさと栄養素を長持ちさせます*8。
  さらに、冷凍室下段の広くて浅い1段目のケースに肉・魚の旨(うま)み成分や野菜の栄養素の減少を抑える*9「デリシャス冷凍」を新採用しました。食品を重ねずたくさん置ける大型アルミトレイと、新たに入れた食品の温度を検知する専用の温度センサーにより、自動ですばやく、おいしく冷凍します。
  なお、これらの鮮度を守る3つの技術に加え、食品をたくさん収納しても軽く開けられる電動引き出し(冷凍室下段・野菜室)などを引き続き採用した最上位モデル、大容量冷蔵庫「真空チルド」WXシリーズ4機種を9月下旬から順次発売します。

*1

当社調べ。運転状況や食品の種類・状態・量によって効果が異なります。

*2

「真空チルドルーム」内は約0.8気圧で大気圧よりも低いので、当社では真空と呼んでいます。

*3

約−1℃は「真空氷温」モード設定時です。この他、豆腐など水分の多い食品が凍らない約1℃のモードが選べます。

*4

当社調べ。当社従来製品R-X6700F(2015年度モデル)「真空チルドルーム」に比べ炭酸ガス生成量約1.5倍。「真空チルドルーム」に肉90g、魚600gを入れドア開閉なしで3日間保存。

*5

当社調べ。3日間保存後のK値、栄養素の残存率で見ています。冷蔵室保存との比較。詳しくはP.3の図2を参照。

*6

当社調べ。当社従来製品R-X6700F(2015年度モデル)「新鮮スリープ野菜室」に比べ炭酸ガス生成量約1.2倍。「新鮮スリープ野菜室」に上段:約1.2kg、下段:約1.9kg、たて収納:約1.3kgの野菜をラップなし、ドア開閉なしで7日間保存。

*7

炭酸ガスの効果により、野菜の呼吸を抑制して鮮度低下を遅らせることを表しています。

*8

当社調べ。7日間保存後の水分と栄養素の残存率で見ています。当社従来製品R-G6700D(2013年度モデル)「うるおい野菜室」との比較。詳しくはP.4の図6を参照。

*9

当社調べ。10日間保存後の牛肉のドリップ流出量とブロッコリーのビタミンCの減少量で見ています。通常冷凍との比較。詳しくはP.5の図9を参照。

新製品の主な特長<大容量冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ>

1. 肉・魚の鮮度と栄養素を守っておいしく保存する「真空チルド」【New】
2. 野菜のみずみずしさと栄養素が長持ちする「新鮮スリープ野菜室」【New】
3. 大型アルミトレイですばやく冷凍し、旨み成分や栄養素の減少を抑える「デリシャス冷凍」【New】

型式および発売日

需要動向と開発の背景

  2016年度の家庭用冷蔵庫の需要(フリーザーを含む)は、約410万台(前年比103%)で堅調に推移する見込みです(当社調べ)。
  新シリーズは、当社の調査で購入時の決め手として挙げられた「真空チルドルーム」「新鮮スリープ野菜室」に、炭酸ガスの生成量を増加した新プラチナ触媒を採用し、食品の鮮度を守ります。また、当社従来製品の「急冷凍」機能に関しては、「満杯でスペースがない」「使い方が分からない」などの理由で約8割の方が使用していないことが分かりました。そこで、食品を重ねずたくさん置けて、自動ですばやく冷凍して旨み成分や栄養素の減少を抑える「デリシャス冷凍」を新たに採用しました。

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