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2016年3月16日
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に3年連続で選ばれました。
東京証券取引所は、「ESG(Environment/Society/Governance)」や「特許価値」など特定のテーマについて、先進的な取り組みを推進する企業(銘柄)を選定、公表しています。これまで東証一部上場企業約1,800社に限っていた選定を、2015年度から東証二部、マザーズ、JASDAQの上場企業約3,500社まで広げ、「女性のキャリア支援」と「仕事と家庭の両立支援」をテーマに、女性人財の活躍支援を積極的に進める企業を抽出、財務面のパフォーマンス(株主資本利益率/ROE)も加味して、業種別にスコアの高い企業を「なでしこ銘柄」として選定し、日立が選ばれたものです。
日立は、ダイバーシティ・マネジメントを重要な経営戦略の一つと位置づけて、経営幹部の強いコミットメントのもと、グループ・グローバルで人財力の強化に取り組んでいます。日本においては、女性のキャリア促進について、「2015年度までの女性役員登用」および「2020年度女性管理職1,000人」という2つのKPIを設定し、2013年度に社外公表しました(2015年4月に日立初の女性理事を登用)。また、管理職の意識・行動改革や、柔軟な働き方を選択できる環境の整備などを通じて、より多くの女性人財が経営や事業をマネジメントする立場で最大限に力を発揮できる環境づくりに取り組んでいます。このような取り組みが高く評価され、今回の選定となりました。
日立は今後も、女性人財の活用をはじめ、グループ全体でダイバーシティ・マネジメントを加速し、多様な人財の力を生かすとともに、経営に多角的な視点を反映することで、グローバル市場での競争力を高めていきます。
女性部下を持つ管理職を対象に、女性を含む多様な人財・チームをマネジメントするスキルの向上を目的としたセミナーを新設しました。女性部下のマネジメントに関する悩みや課題を共有するとともに、女性特有の葛藤やそれらを解決するためのマネジメントのポイントを理解し、日々の実践につなげていきます。
以上