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2016年1月29日
株式会社日立製作所
第一環境株式会社
株式会社日立プラントサービス
上下水道事業の包括委託では関東圏初かつ国内最大規模
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)および第一環境株式会社(代表取締役社長:岡地 雄一/以下、第一環境)、日立の子会社である株式会社日立プラントサービス(取締役社長:中野 英興/以下、日立プラントサービス)から構成される共同企業体(以下、本共同企業体)は、戸田市(埼玉県)から、同市における上下水道事業の包括委託業務(以下、本事業)を受託し、1月28日に業務委託契約を締結しました。
事業期間は2016年4月1日から2021年3月31日までの5年間となります。
本事業は、戸田市が所管する上下水道窓口業務および上下水道施設運転管理業務について、民間事業者の創意工夫により効率的な手続きや維持管理を実現するとともに、上下水道事業運営の技術を築き上げ、安全で安定した上下水道事業の運営を継続的に行うことを目的に、複数年にわたり包括的に業務を委託する包括委託業務として実施されるものです。対象施設は、主に1箇所の庁舎、3箇所の浄水場、10箇所の井戸、4箇所の水質監視局、2箇所のポンプ場、11箇所の雨水排水施設です。なお、本事業の対象業務数は48業務、対象人口は約13万5千人(2016年1月現在)であり、上下水道の包括委託としては関東圏初かつ国内で最大規模の事業となります。
国内の上下水道は、老朽化施設の更新や施設管理の広域化などの環境変化に対応し、安定かつ効率的な上下水道サービスを提供するために、これまで自治体が行ってきたサービス業務の民間委託が進められており、さらに今後は、施設の維持管理だけでなく料金徴収や水道メーターの検針などのサービス業務を組み合わせた包括委託をはじめとした官民連携PPP(Public Private Partnership)が推進されていくことが見込まれます。
日立プラントサービスをはじめとした日立グループでは、これまで国内約5サイトで上下水道事業の包括委託業務およびPFIを受託しており、ITを駆使した運転管理の効率化にも取り組んでいます。また、第一環境では、全国114の事業体から水道料金など徴収業務を受託しています。2011年には、日立は、第一環境と業務提携を行うとともに、第一環境に出資することで、より緊密な連携による総合的な水道サービス事業の強化を図りました。
今回、こうした日立グループおよび第一環境の豊富な経験・ノウハウをベースとした幅広い技術力などが評価され、本事業の事業候補者の選定につながりました。特に技術面では、運転維持管理の効率化を図るため、タブレット端末を用いた保守点検などを導入する予定です。
日立グループでは、水環境ソリューション事業を「社会イノベーション事業」の注力分野と位置付けています。今後、上下水道施設の電気・機械設備の提供だけでなく、運営を含めたサービス事業も拡大し、水環境の保全・改善に貢献していきます。
事業名 | 戸田市上下水道事業包括委託 |
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発注元 | 戸田市(埼玉県) |
契約金額 | 17億円(税抜き) |
事業期間 | 2016年4月1日〜2021年3月31日(5年間) |
事業場所 | 埼玉県戸田市内 |
事業内容 | (1)上下水道窓口業務
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株式会社日立製作所 インフラシステム社 水・環境ソリューション事業部 社会システム本部
事業企画部 [担当:黒津]
〒170-8466 東京都豊島区東池袋四丁目5番2号
TEL : 03-5928-8092 (直通)
以上