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Japan Diamond Softball LEAGUE:第1節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2025 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2025 第1節(東地区)
2025リーグ戦始動!開幕2連勝の好発進!!

 2025シーズンのJDリーグがいよいよ開幕し、4月12日〜4月14日にかけて愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムにて第1節が行われた。今シーズンの目標に三冠を掲げる日立サンディーバの開幕戦は、昨年と同じくチームに日立経験者が多く在籍しているNECプラットフォームズとの対戦となった。日立打線は初回から笠原、堀口の連続タイムリーなどで4点を先制すると、3回、5回と笠原に2打席連続2ランが飛び出し大量8得点。投げては、開幕投手を任されたルーキーの奥野が、ランナーは出すものの要所を締める圧巻の投球で無失点に抑え、リーグ戦初登板初勝利を完封勝利で飾った。雨天順延となった2日目のデンソー戦は、2回に笠原の2試合連続ホームランで2点を先制し、5回に女鹿田のソロ、7回には小島の2ランが飛び出し計5得点。投げては満を持して先発したエース坂本が制球に苦しみながらも5回を1失点に抑え、6回のピンチの場面でリリーフした長谷川が無失点に抑え5-1で勝利し、開幕2連勝の好発進となった。
 続く第2節は、4月19日〜20日、埼玉県さいたま市/レジデンシャルスタジアム大宮で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 NECプラットフォームズ戦(4月12日 通算成績:1勝0敗)

笠原、2本塁打含む4安打5打点の大暴れ!ルーキー奥野、初先発初完封!開幕白星スタート!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 4 0 2 0 2 0 0 8
NECプラットフォームズ 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆奥野(7回:1勝)− 女鹿田
  • 【本塁打】笠原(3回:2ラン,5回:2号2ラン)
  • 【盗塁】唐牛(1回),平田(5回)

試合レポート

2025シーズン開幕戦の対戦相手は、3年連続でNECプラットフォームズ(24シーズン:東地区6位)との対戦に。オフシーズンで鍛えたチーム力で勝利して勢いをつけたい日立の攻撃陣は、初回表に一死から唐牛がレフト前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決め一死二塁の先制のチャンスメイク。続く杉本、山内が四球を選び一死満塁とチャンスが拡がると、今シーズンから副主将に就いた笠原が強烈なライト前タイムリーを放ち、唐牛が先制のホームイン!さらに、二死満塁の場面で堀口が放ったセンター前タイムリーで杉本、山内が生還すると、相手エラーも重なり笠原もホームを陥れ一挙3点を追加し、いきなり4-0と大量リードの展開に。

日立の開幕投手を任されたのは、初登板初先発となるルーキーの奥野。初回から大量リードをもらった奥野は、初回裏に先頭打者を追い込みながらもレフト前ヒットを許すが、気迫の投球で後続をしっかりと抑え、先ず先ずの立ち上がりを魅せる。その後、3回裏までは毎回ランナーは出すものの、終始気迫の投球で要所を締め、無失点投球を続ける。

追加点を奪いルーキー奥野の好投をさらに後押ししたい日立の攻撃は、3回表に先頭の杉本が死球で出塁すると、山内の内野ゴロの間に進塁して一死二塁の場面、先制打を放っている笠原が今度はライナーで飛び込むセンターオーバーの2ランホームランで2点を追加する。更に迎えた5回表、一死から杉本が今度は四球を選び出塁すると、またしても笠原が2打席連続となる2ランホームランを右中間へ運び、試合をほぼ決定付ける。

その後も得点には結びつかないながらも、5回表には平田がセンター前ヒットと盗塁でチャンスを作り、また6回表には、日立の攻撃は先頭の女鹿田がレフト前へこの日二本目となるヒットで出塁し、7回表にも笠原がこの日4安打目となるライト前ヒットを放つなど、この試合9安打8得点と打撃好調ぶりを印象付けた。

大量リードで迎えた最終回、リーグ戦初登板初先発初勝利が見えてきた奥野は、先頭打者に内野安打を許すも、落ち着いた投球で難なく後続を打ち取りゲームセット。奥野はランナーは出すものの四死球は出さずに要所を締める見事な投球で、リーグ戦初登板初先発初勝利を完封勝利で飾り、チームは開幕戦で見事な勝利を収め2025シーズンの好スタートを切った。

[撮影]大木 浩
笠原、4打数4安打2本塁打5打点の大暴れ!

[撮影]安富 隆之
堀口、初回、タイムリーで追加点を挙げる!

[撮影]大木 浩
女鹿田、開幕スタメン復帰、2安打を放つ!

[撮影]大木 浩
奥野、初登板初先発初勝利を完封で飾る!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 デンソー戦(4月14日 通算成績:2勝0敗)

笠原、2試合連続第3号先制弾!女鹿田、追撃弾!小島、ダメ押し弾で5得点!坂本-長谷川リレーで開幕2連勝!!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 2 0 0 1 0 2 5
デンソー 0 0 0 0 1 0 0 1
  • 【バッテリー】☆坂本(5回:1勝),長谷川(2回)− 女鹿田,小島
  • 【本塁打】笠原(2回:3号2ラン),女鹿田(5回),小島(7回:2ラン)
  • 【二塁打】藤森(5回),北原(7回)
  • 【盗塁】平田(7回)

試合レポート

2024シーズン第1節2日目の対戦相手は、地元デンソー(2024シーズン:東地区5位)との対戦。確実に勝利し、開幕連勝でチームに勢いをつけたい日立打線だが、デンソーの新外国人投手の速球に初回表の攻撃は三者凡退に終わる。その裏、満を持してエース坂本が日立の先発として登場。その坂本はいつも通りテンポ良い投球で、危なげなく相手打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。

すると2回表、先頭の山内が四球を選んで出塁すると、続く笠原が放った左中間への大きな当たりは2試合連続となる今季第3号2ランとなり、幸先良く2点を先制する。

先発の坂本は、2回裏も三者凡退に抑えるピッチングを魅せていたが、3回裏に制球難に陥ったか2つの四球で二死一、二塁のピンチを招いてしまい、さらに打ち取った打球が不運な内野安打となり二死満塁とピンチが拡がったところで、相手3番打者にレフト前ヒットを許し1点を返される。続いて同点のランナーもホームに突っ込んだが、ここはムリポラの好返球でタッチアウトにし、何とか最少失点で切り抜ける。

続く4回裏も坂本は制球が定まらず、2者連続四球で無死一、二塁のピンチを招くが、ここは粘りの投球で後続を外野フライとサードゴロ併殺打に抑える。5回裏はきっちり三者凡退に抑え、相手に流れを渡さない展開に持ち込みたかったが、迎えた6回裏、坂本は相手2番打者に左中間へエンタイトルツーベースを許し、無死二塁のピンチを招いたところで、長谷川-小島にバッテリー交代。長谷川は、デンソーから移籍しリーグ戦初マスクとなった小島とのバッテリーで、立ち上がりこそ四死球で無死一、二塁、一死満塁のピンチを招くが、3つのアウトを全て三振で奪う豪快なピッチングで相手打線を封じ込め、このピンチを無失点で切り抜ける。

なかなか追加点を奪えない日立打線だったが、5回表に一死から女鹿田の放った大きな当たりがレフトオーバーの今季第1号となり、さらに二死から得点には結びつかずも藤森が左中間フェンス直撃のツーベースヒットを放つなど、徐々に相手投手を捉え始める。最終回には、6回から守備に入った平田がレフト前ヒットで出塁し、盗塁を成功させ一死二塁の追加点のチャンスを作ると、同じく6回から守備に入っている小島が右中間へ弾丸ライナーで飛び込むツーランホームランを放ち、ダメ押しとも言える2点を追加。更に続く北原が左中間へのツーベースで出塁し一死二塁のチャンスを作るが、走塁ミスも重なり追加点ならずも、5-1と4点差にリードを拡げる。

7回裏、長谷川は危なげない投球で相手打線を三者凡退に切って取りゲームセット。チームは連日の快勝、開幕連勝で2025シーズンも開幕スタートダッシュに成功した。開幕の緊張感の中、調子の良い選手を起用し連勝スタートが切れたことは大きいが、三冠を目標に掲げる日立サンディーバが属する東地区での戦いは昨年より厳しくなることが予想される。早速、次節は昨年上位チームとの対戦カードが控えているが、これから先も常に自分たちのプレーを磨き続け、どんな相手にもファンの声援を後押しに日立サンディーバらしく挑み、ひとつづつ勝利を積み重ねていってもらいたい。

[撮影]大木 浩
笠原、2試合連続第3号先制2ランを放つ!

[撮影]大木 浩
女鹿田、第1号追撃弾を放つ!

[撮影]大木 浩
小島、第1号ダメ押し弾を放つ!

[撮影]大木 浩
坂本、苦しみながらも今季初勝利!

[撮影]大木 浩
長谷川、2回無安打4奪三振の好リリーフ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸